「日々随想」カテゴリーアーカイブ

【教育学でポン!?】2023年5月27日

八王子市夢美術館で開催中の「アルフォンス・ミュシャ展」に行ってきました。本物ではありませんでしたがスラヴ叙事詩の展示もありました
【本日の歩数】9192歩■八王子を闊歩。

働き方改革

■山形県「新採教員に1人で担任を持たせない」体制開始、「若手の退職」に危機感 精神疾患による退職も増、相談しやすい環境へ(education×ICT)
■「ペーパーティーチャー」講習始まる 佐賀県教育委員会 14人が受講(佐賀新聞)
本質的な解決策ではありませんが、ともかく教育委員会が本気を出して、できる工夫を一つずつやっていくしかありません。

ICT

■茨城県立竜ケ崎一高 授業でチャットGPT 県立高で初 的確回答引き出す(茨城新聞クロスアイ)
民間NPOと提携した事例でした。

学校

■北海道の教育最前線 “先生がいない”小学校に義務教育学校も(テレビ北海道)
学校の形が急速に変わりつつあります。

■若狭高校が今年度導入「地域みらい留学生」4月入学の一期生が市長表敬(福井テレビ)
教育が地域産業になりつつあります。

■小中学校の給食費全額補助 子育て世帯を支援(タウンニュース)
まっとうな税金の使い方です。

教育全般(国内)

■児童手当拡充で扶養控除廃止すれば「子育て罰そのもの」日本大学末冨教授インタビュー(日テレNEWS)
ですよね。

■「異次元の少子化対策」は的外れで空振り必至…国民負担増で結婚・出産意欲ますます低下(日刊ゲンダイDIGITAL)
ですよね。

■4月施行の『こどもの権利条例』啓発に向けアクションプラン策定へ 小中学生の意見等参考に 富山県南砺市(富山テレビ)
大事な一歩です。

■子育て世代の不満噴出「子供たちが安全に遊べる場所がない!」問題の地域を歩いて取材【石川発】(石川テレビ)
地域の教育力が衰退するわけです。

【教育学でポン!?】2023年5月26日

対面授業が2つあるとけっこう疲れますが、コロナ前は3つでもけっこうやれてたような気が。
【本日の歩数】11611歩■自宅と学校を往復。

働き方改革

■教員に労働者の権利保障を 自殺者遺族らが負担軽減訴え(共同通信)
これだけで全ての問題を解決できるわけではありませんが、大きな問題があることが既に分かっている以上、まずはここから手を付けないと。

■水泳授業の「民間委託」インストラクターが指導 教員の負担軽減というメリットも(MBS NEWS)
学校の形が変わっていく、その始まりです。

■部活動の地域移行 市町村に説明会(FNNプライムオンライン)
自治体ごとに格差がありすぎるので、情報共有のシステムが重要になってきそうです。

ICT

■特別支援教育の課題解決につながるICTソリューション、EDIX東京の展示を紹介(こどもとIT)
便利なテクノロジーはどんどん活用していきましょう。

■アドビ、クリエーティブツールを教育現場に活用する「Adobe Education Leader」を発表(ZD NET)
PhotoshopとPremiereにはめちゃめちゃお世話になっております。

不登校

■教室一歩手前に居場所 不登校児童支援で「アプローチルーム」設置(毎日新聞)
全国的には少しずつ増え始めている取り組みです。効果が出ているようです。学校の形そのものを変えていくヒントになりそうです。

学校間接続

■熊本県内の進学校・済々黌の競争倍率低下 その背景に学校改革や高校無償化?広がっている受験生の選択肢(RKK熊本放送)
とはいえ、まだまだ偏差値中心の進路指導が根強いところ。

学校

■やめよう“体育座り”体に悪影響 中学校長が全生徒に「椅子」用意、痛み解放で喜び 57年前と今は違う(埼玉新聞)
まあ、さしあたって、日本でしかやっていないことは認識しておいていいのでしょう。

■今や運動会は「屋内」「夜間」開催? 専門家が指摘「5月中旬下旬は屋外行事に適さない」(RKBオンライン)
運動会そのものの必要性と本来の目的を見直すところから始めた方がいいかもしれません。

教育全般(国内)

■「学校でも社会でも、親からも褒められてこなかった子が多いです」――日本初の少年院「国際科」で学ぶ、外国ルーツの子どもたち(Yahoo!ニュース特集オリジナル)
本来は公教育の範囲で解決したい課題です。そしてこういう教育を「サービス」と捉える人が増えると、社会が滅びるでしょう。

■親の残業免除期間「小学校就学前まで」に延長 仕事と子育て両立に向け 政府(FNNプライムオンライン)
ルールを形式的に作った後、実質化できるかどうかのほうが難しそうな課題です。

■日本語学校が認定制に 教員は国家資格、新法成立(時事通信)
さすがに規制を強化しないと質が保証できないというところでした。

【教育学でポン!?】2023年5月25日

出光美術館で開催中の「茶の湯の床飾り —茶席をかざる書画」を観てきました。一級品ばかりの展示で眼福
【本日の歩数】11611歩■有楽町周辺を闊歩。

働き方改革

■“バレーだけ”で後悔しないため…進む部活改革(FNNプライムオンライン)
■休日部活動の地域移行 検討会議立ち上げ方向性探る(両丹日日新聞)
私立学校の独自も合わせると、部活動の在り方が急速に多様化しつつある印象です。

ICT

■「ChatGPTの衝撃」にどう立ち向かうか 猛反発された「大学入試改革」構想者が今思うこと(マネーポストWEB)
■学生レポートはAIに丸投げで大丈夫か? AI時代に求められる“答える力”より大切なスキル(マネーポストWEB)
改革志向のキーワードが凝縮されていて、経済産業省や文科省改革派が目指す教育の姿がよく分かる記事です。

不登校

■教室入れない中学生3%超 「授業で当てられるの嫌」札幌で調査(朝日新聞DIGITAL)
いよいよ学校教育システムそのものが時代に合わなくなってきているという印象です。

学校

■サンドが驚く、学校行事の“今と昔の違い” 運動会は順位決めない!? 学芸会は全員主役!?(ニッポン放送)
こんな学校、ありません。仮にあったとしても、ごくごく一部に過ぎません。こうやって間違った認識が広がっていくのでしょう。

教育全般(国内)

■笑い飯・哲夫「誰でも学べる場をつくりたかった」小中学生の塾を運営(CHANTO WEB)
■笑い飯・哲夫「学歴の手前にあること」格安塾で子どもに伝えたい話(CHANTO WEB)
本来なら公教育の範囲内で解決すべき問題なのですが、こういう意志と力に支えられて日本の教育が成り立っています。頭が下がります。

■異次元の少子化対策 児童手当高校生まで拡大へ政府原案 拡充に必要な財源「1.2兆円」はどこから確保するのか?【Nスタ解説】(TBSテレビ)
いったん税金を集めてからバラまくと事務費がかかって目減りするので、子どもの扶養控除を1万円増やせばいいだけじゃない、と思うのだけど。

■「うるせぇんだヨォ、ついてくんな!」3歳の子どもに回し蹴りする母親も…80年代以降、急速に進んだ「母親の劣化」(現代ビジネス)
いやいやいや、歴史認識がおかしいでしょう。客観的には、昔はそんなに良くないですよ。あまりにものの見方が主観的過ぎて、都合の良いところだけつまみ食いしていて、偏っています。しっかり『女工哀史』とか読みましょう。

■「教育と信仰」巡り最高裁初判断の民事訴訟記録も廃棄 神戸地裁「特別保存に考えが及ぼなかった」(神戸新聞NEXT)
あらまあ。

教育全般(海外)

■学校に通わず部活に参加→MLBやNFL選手に成長 学習は家庭のみ、米国で広がる教育制度の是非(THE ANSWER)
アメリカのホームスクーリングは、「信教の自由」を土台にした「教育の自由」に絡んでいる印象で、日本とは基本的な条件が異なっていますが、いろいろ参考になる記事でした。

【教育学でポン!?】2023年5月24日

どこにも行かず事務処理をしていました。
【本日の歩数】2538歩■引きこもり。

働き方改革

■「スクールソーシャルワーカー」の常勤化を訴え 教員不足・不登校児童の解決へ(FNNプライムオンライン)
世の中が複雑になり子どもや保護者のニーズも多様になったので、学校にも様々な専門家がいないと回らなくなっています。

■教員の処遇改善で特別部会 「残業代」増額を検討 中教審(時事通信)
それも結構ですが、一番本質的な解決策(教員数の増加)の検討もお願いします。

いじめ

■なぜ日本の学校から「いじめ」がなくならないのか…たった2つの「シンプルかつ納得の理由」(現代ビジネス)
一見その通りに思えますが、しかし「大人の世界(市民社会)にもいじめが蔓延している」という事実を考えると本質を外しているようにも思えてきますね。

不登校

■東京・豊島区の中学校に不登校の生徒などが通える「居場所」を開設 NPO法人のスタッフが見守り(TBSテレビ)
学校の中にいわゆる「第三の場所」を作ると効果が上がることが、全国的な試行によって知られつつあります。

■増加する『不登校』支援の選択肢。つらいときは休んでもいい(サンキュ!)
短期的にはそういう理由なのでしょうが、長期的には「学校教育そのものの賞味期限が切れた」ことを疑ってもいいのでしょう。

学校

■さいたま市のPTA協に1千万円超の使途不明金 「子どもを預けられない」と小学校のPTAが脱会決議(AERA dot.)
■PTAは「第二のサイフ」か…学校等で“ルール無視”のPTAからの寄付 1億4800万円 名古屋市教委が調査結果公表(東海テレビ)
お金でいい加減なことをしたら、だいたいバレますよね。

■学びの“新たな選択肢”に…富山県内にも『オルタナティブ(もうひとつの)スクール開校』目指す教育とは(富山テレビ)
コロナ禍を経て、急速に学校の形が変わりつつあります。

高等教育

■私大の経営破綻に備え学生の修学継続へルール作りに着手…少子化で284校が定員割れ(讀賣新聞オンライン)
あくまでも「金は出さない」ような方向で整備したい感じですかね。

教育全般(国内)

■「東大寺学園」元教諭が塾を開いて痛感したこと、衰弱する公教育と細る家庭教育(DIAMOND online)
いろいろ本質的なところで私と認識が違っていて、まず「勉強しなくていい」と思っているのは学校や先生ではなく「日本社会全体」であり、衰弱しているのは「学校と家庭」の教育力ではなく「地域」の教育力です。

教育全般(海外)

■アメリカと日本でこんなに違う子育て事情。自由だけどリスクも隣り合わせの「アメリカの小学校」で驚きの連続(日刊SPA!)
教育の違いというよりも、社会全体の違いと考えた方がいいのでしょうね。

【教育学でポン!?】2023年5月23日

午前中に実習巡回指導をして、午後に学校で授業。
【本日の歩数】13582歩■日野に実習巡回。

働き方改革

■まさかの13・4%減…埼玉県の職員採用試験志願者、2桁の減少率に危機感 県、受験内容や制度の見直しも検討(埼玉新聞)
「まさか」と言っているうちは改善に向かわなさそう。

■「人が増えないと…」教員が激白 深刻な教育現場(テレQ)
義務教育費国庫負担金が2/1から1/3に減ったことが、ボディブローのように効いています。

■部活動の「地域移行」、レベル高い指導となる好事例あるが…過疎地では指導者確保難しく(讀賣新聞オンライン)
前途は多難のようですが、それでも前に進めるしかないのでしょう。

ICT

■学校と民間教育のスタディログ連携、スタディプラスが総務省調査のレポートを発表 「スタディログの一元化は個別最適な学びを提供できるようになる」(こどもとIT)
まあ、話が教育や学習の領域に収まってくれればいいのですが、民間企業の人材採用の話に繋がってくるとカネの匂いがプンプンして酷いことになるわけで。

■教員の負担軽減に期待 岡山県立学校で「デジタル採点システム」導入 AIがテストの採点手伝う(KSB瀬戸内海放送)
ここまでするなら、どうしてCBT(Computer Based Testing)に切り替えないのかという。

ジェンダー

■最新調査で判明した「無意識の偏見」 男女平等が達成されたと考える数学教師ほど「女子生徒の数学能力」に対して偏見がある(COURRiER JAPON)
容赦のない結果が出てしまいました。

学校

■門扉付き校門ない小中学校の敷地内が「抜け道」化、市内さらに4校…市教委「生活道として定着」(讀賣新聞オンライン)
複雑な歴史的経緯からこうなっていて、抜本的な解決が不可能になっており、弥縫策で何とかするしかないのでしょうが、腑に落ちない事案です。

■日本の公教育は“謎ルール”だらけ。 「算数の筆算の線を、定規を使って まっすぐに引かないとだめって…」(CREA)
いわゆる「〇〇スタンダード」のことで、第一次安倍内閣が基点だと分かっています。

幼児教育

■“不適切保育”=大人にしないこと? 保育の現場で今必要なことは?(ABEMA TIMES)
まあ確かに問題はいろいろありますが、大半は人と金を増やせば解決します。それをしないのに全部を保育士のせいにするのはおかしいでしょう。

教育全般(国内)

■ヤングケアラーなどの課題解消へ 教育振興基本計画改定の有識者会議 山梨県(YBS山梨放送)
そろそろ教育振興基本計画という制度そのものにも反省を加えた方がいいタイミングですけどね。