「日々随想」カテゴリーアーカイブ

【教育学でポン!?】2021年6月9日

夏になりましたね。
【本日の歩数】6603歩■自宅と大学を往復。

文部科学省

■GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の円滑な利活用に関する調査協力者会議(第1回)配布資料(文部科学省)
「端末の持ち帰り」を前提として議題が組まれています。次期学習指導要領にも影響するでしょう。議論の展開に注目しましょう。

ICT

■授業で「私物スマホ」が利用できる! 課題が山積み、高校版GIGAスクール構想(NIKKEI STYLE)
足並みを揃える必要はないでしょう。

COVID-19

■対面授業なしは「義務不履行」 学生が明星大を提訴へ(朝日新聞DIGITAL)
裁判所の判断は冷淡だろうと想像しますが、司法的な判断とは別に「教育的な判断」を丁寧に考えていく必要があります。

■自主欠席の熊本市の小中学生192人 学習サポートで「出席」に(TKUテレビくまもと ※映像あり)
これでいいでしょう。

学校間接続

■「自分を認めてくれる場所を探して…」徳島の女子高生がスタンフォード大学に合格 逆境の中で感じた“地域格差”(ABEMA TIMES)
「周囲の理解のなさ」って、本当につまらないですね。

ジェンダー

■都立高の男女別定員、廃止を ネット署名、2万9000人に(共同通信)
実際のところ、存在意義が分からないルールですもんね。

学校

■中部初、不登校特高校を新設へ 西濃学園が来春開校目指す(岐阜新聞Web)
中学校は昨年話題になりましたが、今度は高校ですね。

■高校生9人「熱中症疑い」で救急搬送、一時重症の生徒も 体育の授業中(神戸新聞NEXT)
「体力測定」ということで、日程変更など融通を利かせられなかったのでしょうけれども。こういうことが重なって学校への不信感が蓄積していくという。

教育全般(国内)

■「教師の勤務時間ダントツ世界一」でも保護者は不信感…教育現場に潜む“4つの大問題”(PHPオンライン衆知)
ですね。しかしまあ、公教育を破壊して、教育をお金儲けの手段にしようとしている人たちの狙い通りです。

■負の連鎖で深刻「教員採用試験倍率低下」の抜本策 #教師のバトンで明るみ、ブラックな職場環境(education×ICT)
お金を増やせばすぐに解決しますけどね。しようとしないんですね。

■主体性や協働性を育む「子どもの権利」の伝え方 「権利条約」批准国ながら周知不十分な現状(education×ICT)
具体的な実践を伴った、良い記事でした。

教育全般(海外)

■米国の高校卒業式 先生が「靴を履いていない」理由に称賛の声(日刊ゲンダイDIGITAL)
誰のためのドレスコードなんだってことですね。

【教育学でポン!?】2021年6月8日

秋葉原駅に降りたのは久しぶりでした。(乗り換えはけっこうする)
【本日の歩数】5354歩■実習巡回指導。

文部科学省

■萩生田文部科学大臣会見(令和3年6月8日 youtube)
学校安全の話が中心だったでしょうか。

■令和3年版 科学技術・イノベーション白書(文部科学省)
まあ今後「Society5.0」について説明するときは、これを使おうと思います。

■「令和2年度人権教育及び人権啓発施策」(人権教育・啓発白書)について(文部科学省)
大切な仕事です。

■学校の3割 土砂災害リスク 文科省が調査(FNNプライムオンライン ※映像あり)
3割は、ちょっと多い印象ですね。

COVID-19

■コロナ対策重ねた2年ぶり運動会 学年ごとに保護者を入れ替え(FNNプライムオンライン ※映像あり)
■小学校で「オンライン運動会」 インターネット配信を見ながら家庭で応援も(CBC ※映像あり)
■シャワーが冷たくても声は我慢!水泳の授業もコロナ対策万全に 県内7か所で真夏日に【高知】(高知さんさんテレビ)
現場の先生方が知恵を出して工夫している様子が伺えます。

学校間接続

■実はあった「公私立の定員比率」 宮城の公立高定員削減問題(河北新報)
■宮城の公立高、人気校の定員削減「おかしい」?(河北新報)
そうなんですか。

学校

■新井中1年生 オンラインで土器について学ぶ!(上越妙高タウン情報)
釜蓋遺跡は新幹線の駅から極めて近くてアクセスがいいんですよ。

校則

■校則からアプローチ 中高生むけ「主権者教育」 意見をもち“社会を動かす”経験を(日テレNEWS24)
知識が行動に結びつくと、力になることを実感しますね。

教育全般(国内)

■「こども庁」創設へ 検討チーム立ち上げ(テレ朝news ※映像あり)
ですか。

■昆虫、歴史、鉄道…子どもの「熱中体験」、生かすも殺すも親次第(大人んサー)
ですね。

■校長6代教員一家 教師目指すも業界への危機感から起業(上)LX DESIGN 金谷智「先生になるのが当然」で学芸大に進学 海外渡航で受けた衝撃が転機に(日経woman)
■小学校の先生→起業 社会と学校をつなぐ「複業先生」(下)LX DESIGN 金谷智 「変わりたい」教育現場と「変えたい」外部人材をつなぐ、新しい教育価値(日経woman)
元気になる記事です。こういう若い人が増えてくると、日本の教育界も少しずつ変わっていくでしょう。

■半世紀近くにわたる学習塾の月謝の変遷をさぐる(2021年公開版)(不破雷蔵)
貴重なデータです。授業でも使います。ありがとうございます。

【教育学でポン!?】2021年6月7日

蚊に刺されて目が覚める。
【本日の歩数】6568歩■自宅と大学を往復。

ICT

■教育現場のデジタル化へ ICT教育推進リーダー研修会 宮崎県(宮崎ニュースUMK ※映像あり)
高校の話です。端末だけだと便利さを実感できませんが、学習支援アプリを使い出すと、ICTの便利さと使いどころがよく分かってくるだろうと推測します。

COVID-19

■小学校で新スタイルの「運動会」 コロナ禍… 学年ごと分散開催 密避け工夫 競技見直しも(NBS長野放送)
■岐阜市の小学校、2年ぶりの運動会は「分散」「リモート」(ぎふチャンDIGITAL)
■去年は中止が相次いだ「プールの授業」 今年は香川県のほとんどの小学校が“対策取りながら実施”(KSB瀬戸内海放送 ※映像あり)
■2年ぶりプール授業~佐賀県の小学校 福岡県は今年も中止目立つ(+rkb ※映像あり)
■日南市飫肥小学校で2年ぶりのプール開き 宮崎県(宮崎ニュースUMK ※映像あり)
■「運動会は中止なのに五輪はやるの?」子供の問いにどう答えればよかったのか(NEWSポストセブン)
少しずつ日常が戻ってきている感じでしょうか。

学校間接続

■共通テスト「形式優先、各科目が目指す力を問うていない」 大学教授ら批判(EduA)
言いたいことは分からなくもないですが、個人的には、高大接続に用いる指標は「大学入試試験」ではなく「高校卒業資格試験」のほうが適当だと思います。

学校

■学校で人事評価が始まり「みんな校長のごますりに」【教師座談会・前編】(DIAMOND online)
■教職員組合に諫言 「平和や憲法は大事でも、実務がこれでは…」【教師座談会・後編】(DIAMOND online)
たしかに生々しい話でしたな。

■定期試験廃止、じわり広がる 広島市立中、習慣化を重視(中國新聞デジタル)
合理的な判断だとは思います。

校則

■三つ編み・ツーブロック禁止、キーホルダー2個まで…これは“ブラック校則”? 校則変える方法は【大分発】(テレビ大分)
「憲法で保障された私権」を勝手に制限することがどうして可能なのか?という問題ですよ。

教育全般(国内)

■半世紀以上にわたる大学授業料の変遷をさぐる(2021年公開版)(不破雷蔵)
大切な基本データです。ありがとうございます。

■学業に負担も… 家族の介護・世話担う子ども“ヤングケアラー” 支援へ検討会議【新潟】(NST新潟総合テレビ ※映像あり)
まずは可視化するところからですが。本来は社会全体で負担すべきコストを、「自己責任」という言葉で家族に押しつけてきたことが根本的な原因です。

【教育学でポン!?】2021年6月5日

テレ東のバス旅は、癒し。
【本日の歩数】5775歩■自宅と大学を往復。

ICT

■「デジタル教科書」は子どもの学力を下げる? 先行する韓国では「学習効果なし」(デイリー新潮)
記事の中でさえ「学力」の定義がブレている印象ですかね。

■交流絶やさない…「こども会議」今年はオンラインで(KBC九州朝日放送 ※映像があります)
この新しい出会い。これぞオンラインの醍醐味ですね。

■「学校図書館」デジタル化阻む紙信仰と3つの壁 探究学習や多読と相性抜群のコンテンツとは(education×ICT)
なるほど、興味深い記事でした。著作権法等をはじめとする法体系も大きな壁になっている印象ではあります。

■保育園で幼児に「プログラミング教育」の深い訳 現代の基礎教養に幼少期から触れるメリット(education×ICT)
まず大人のほうが意義を理解しないと始まりませんね。

COVID-19

■オンライン授業は一部 小中、プリント主体に(琉球新報)
現場が困惑しているのは分からないでもないですが、なんのためにタブレット配ったんだって話にはなりますね。

■感染対策講じて、小中学校で運動会 品川区(日テレNEWS24 ※映像があります)
現場の先生方、ごくろうさまです。

学校

■学校は心理的安全な職場になっているか?(妹尾昌俊)
ですね。

■会津北嶺に中高一貫コース新設へ 2024年度、受験対策を強化(福島民友)
記事を見る限りでは「故郷を捨てる学力」を育成する方向に舵を切っている印象ではありますが、さて。

教育全般(国内)

■「スマホ持ち込みOK」”改革派”元中学校長の本音 現場の教員に身に付けてほしいのは「人間力」(education×ICT)
とても大切な話をしている記事です。

■「超エリート集団」が手がける塾、今なぜ人気? 東大でも学べない「答えのない問題」解く力育む(education×ICT)
理屈から演繹してくるのではなく、経験を踏まえて帰納的に話をしているので、納得感が高い記事です。

■40年ぶりの「精神疾患教育」高校からでは遅い訳 実は精神疾患の発症ピークは「10代半ば以前」(education×ICT)
まさに知識が力になる領域の話でした。

■「教師の疲弊と人材危機 早急な働き方改革を!」(NHK時論公論)
管理職の意識改革がかなりの鍵を握っているのは間違いありませんが、さて。

教育全般(国外)

■男の子は読書が苦手(OECD調査)…でも本好きに変えられる6つの方法(Newsweek)
海外の研究者は日本の少女マンガの凄さをご存知ないらしい。少女マンガを読むとリテラシーが格段に上がりますよ。

【教育学でポン!?】2021年6月4日

学生が元気に実習をやれていると、嬉しくなりますね。
【本日の歩数】9337歩■実習巡回指導。

文部科学省

■萩生田文部科学大臣会見(令和3年6月4日 youtube)
共通テストの日程が出たのと、二次試験の入試方法を変更しないよう各大学に釘を刺したところが注目でしょうか。

■中央教育審議会初等中等教育分科会(第129回)・新しい時代の初等中等教育の在り方特別部会(第19回)合同会議 議事録(文部科学省)
■中央教育審議会初等中等教育分科会(第129回)・新しい時代の初等中等教育の在り方特別部会(第19回)合同会議 会議資料(文部科学省)
次期学習指導要領改訂に向けて、議論が煮詰まってきたでしょうか。注目しましょう。

ICT

■オンライン授業は合理的配慮か 障害ある学生の修学支援 筑波大が初の全国調査(NEWSつくば)
聴覚過敏や視覚過敏だったり起立性調節障害だったりすると、オンラインのほうが圧倒的に授業に参加しやすいと思います。対面にこだわらず、臨機応変に対応すればいいのではないでしょうか。

COVID-19

■「何時に帰れるのか」急な休校の準備に疲れ切る教員 リモート授業に半数が参加できず(沖縄タイムス)
普段から余裕があれば準備もできるのでしょうけれども。

■《コロナ現場発》高校文化祭 コロナ下で工夫 動画配信、リモート交流… 非公開でも思い継ぐ(上毛新聞)
知恵を出し合って工夫して、なんとかやっていきましょう。

不登校

■SDGs ”学校ではない”学びの場~フリースクール 福岡・大野城市(+rkb ※動画があります)
本当はこういう子どもたちを制度が掬っていかなければいけないのですけれども、今は様々な人の善意に頼るしかないんですね。

学校

■統廃合に備え児童の交流会(ミヤテレ ※映像があります)
多少なりとも子どもたちの不安が減るといいですね。

教育全般(国内)

■2大学が教員養成課程を共通化へ 金沢大と富山大、来年度から(共同通信)
■富山大と金沢大 共同教育課程開設へ協議(KNB WEB ※映像があります)
制度自体は昨年度からアナウンスされていましたが、どういうふうに運用されるのか注目していきましょう。このケースでは、様々な思惑が絡まっていて、実態は複雑そうです。

■児童生徒にレジリエンス教育 2市の小中5校モデル校に 三重県教委(伊勢新聞)
新しい試みを始めること自体は構わないんですけれども、代わりに何をカリキュラムから削除したかが重要ですね。ビルド&ビルドでは現場が疲弊して、教員のレジリエンスが低下するだけです。

■NPO法人SELF「体験重視の寺子屋」広がる 実績活かし2校目、開講へ(タウンニュース)
様々な組織が教育に関わってくることは、基本的にはありがたいことです。