「教育学でポン」タグアーカイブ

【教育学でポン!?】2021年10月31日

日曜日も授業動画作成をしていましたが、天気が悪かったので悔しくない。
【本日の歩数】6658歩■自宅と学校を往復。

ICT

■超ムズ「英語で観光案内」ロボット作る授業の魅力 台東区・上野中「Sota」で学ぶプログラミング(education×ICT)
民間企業が関わって「総合的な学習の時間」を充実させた実践事例でした。

■PTA活動「オンライン」にした学校どう変わった? 効率化、スリム化され負担は軽減されたのか(education×ICT)
目的意識を明確にして活動すれば、有意義な組織のはずです。

■低年齢ほど治療困難「ネット依存」知られざる実態 主な依存対象は「対戦型オンラインゲーム」(education×ICT)
私は読書依存症ですが、誰にも怒られません。

学校

■昭和の小学校に必ずあった「OHP」「わら半紙」が知らぬ間に姿を消したワケ(ulm)
私が大学1年生の時は、まだ生協に藁半紙が売っていたなあ。

教育全般(国内)

■「教育格差」が社会を分断する…いまこそ「ごちゃまぜ」な公立校が求められるワケ 教育における公正の追求はなぜ重要か(現代ビジネス)
大切なことを指摘している記事です。

■「お金さえあれば」教育格差に苦しむ母子家庭 負の連鎖断ち切れず(京都新聞)
公教育にお金をかけないように財務省が頑張った結果が、これですよ。

■エリザベス女王学んだ「世界最強の帝王学」とは? 「学校に通わずに」身に付けたことは、なにか(education×ICT)
ちなみに「帝王学」という学問は存在しません。また学校に通わないのは女王に限った話ではなく、イギリス貴族の大半はかつて学校に行っていませんでした。金持ちは、自分の家に学習室を作って、優秀な家庭教師を住み込みで雇います。ジョン・ロックやルソーを参照するといいでしょう。

【教育学でポン!?】2021年10月29日

なんとなく池袋を極めつつある気がしたので、たまには新宿まで足を伸ばしてみる。晴れていたので、新南口から渋谷方面に開けた風景が良い感じ。
【本日の歩数】7817歩■新宿新南口周辺散歩。

ICT

■授業にタブレット端末を 教諭が活用法学ぶ(FBC ※動画あり)
まずは第一歩ですね。次は、単に教員が活用するのではなく、子どもたちが創造的・自発的に使う段階です。

■県立高校で生徒個人のスマホを使った授業実施 宮崎県(宮崎ニュースUMK ※動画あり)
スマホは端末としては貧弱ですが、高校はGIGAスクールの一人一台端末配付から漏れているので、苦肉の策というところでしょうか。

学校

■【学校が回らない】欠員状態のまま、綱渡りの学校(妹尾昌俊)
ですです。もう10年ほど前から、大学の教職センターに欠員を補充するため非常勤を捜す電話が、各地の教育委員会からかかってきています。

■義務教育「学び直し」支援 来年度、石川高と嘉手納高にコース(琉球新報)
建前の高校教育課程を守るか、現実を直視して個別のニーズに応えていくか。そろそろ腹を据えて決めないといけません。

■「埼玉150周年記念県産農産物を使用した学校給食食材」の開発!子どもたちの学校給食を彩ります!(埼玉県)
こういう魅力発信はどんどんやっていってほしいですね。

■お金とSDGsをテーマに学校教育(MRO)
三井住友信託銀行のプロジェクトのようですが、専門家としては、それは教育CSRの一環としての取り組みなのか、学校は総合的な学習の時間を活用しているのかなど、形式的なところが気になります。

教育全般(国内)

■9月から「深夜に子どもを預ける親」が増えているワケ 「24時間保育園」の園長が語る実態(AERA dot.)
深夜保育のニーズはけっこうある(保育学会で報告を聞いた)のですが、記事内で指摘されているような様々なハードルがあって、なかなか広がりません。

■「勉強するのは『産めよ増やせよ』から自由になるため」 福岡伸一×おおたとしまさ対談(AERA dot.)
■「あなたは素晴らしい『親ガチャ』を引いている」 福岡伸一×おおたとしまさ対談(AERA dot.)
前編記事内に汐見先生の名前が出て来て、らしい発言が引用されていましたが、「大家」でしたか。内容的には、定期的にこういう話に触れておく意味は大いにあると思います。

【教育学でポン!?】2021年10月28日

いい天気でしたが、作業の遅れを取り戻すためにずっと研究室内。
【本日の歩数】5810歩■自宅と学校を往復。

ICT

■専門学校でVR授業(福島)(KFB)
VRの教育利用が実用化段階に入ってます。

■「いじめ」SOS、タブレット端末で 大阪の小中学校が機能導入(朝日新聞DIGITAL)
テクノロジーはどんどん使っていきましょう。

COVID-19

■「バイト代ゼロ」で生活はギリギリ 子ども食堂に集まる大学生(朝日新聞DIGITAL)
■炊き出しに並ぶ女子大生の願い「今が大変なんだから、今助けてほしい」(AERA dot.)
若者が安心して勉強に集中できない世界に、未来はあるか。

不登校

■小中学生の不登校が過去最多に 専門家「一斉休校で昼夜逆転の子も」(朝日新聞DIGITAL)
命を削ってまで学校に行く必要はない、という認識が広く共有されてきているでしょうか。行きたいのに行けないという子に帯するケアは手厚くして、一方で積極的に行かないと決めた子には別の選択肢を与えられるようになれば。

校則

■黒染め指導、二審も「適法」 大阪高裁「指導のあり方、常に検証を」(朝日新聞DIGITAL)
■生徒側「裁量の壁」、学校側「丁寧に説明」 黒染め指導「適法」判決(朝日新聞DIGITAL)
大雑把には、裁判所が法的な判断と責任を回避する戦前の営造物理論そのままのマインドで以て「学校は教育的指導の名の下に恣意的に人権を制限できる」と認めたというところでしょうか。

教育全般(国内)

■頑張る意欲さえ奪われる…マスコミが報じない「親ガチャ」の本当の原因と解決策(PRESIDENT online)
■「世帯年収は300万円台」大借金家庭から東大に進んだ僕が、”親ガチャ”に違和感をもつ理由(PRESIDENT online)
同じ現象に対してこうも違う言説が紡ぎ出されるという、まあ、お馴染みの現象。

■家庭でも学校でもない、疲弊する子どもに必要な「第3の居場所」とは(京都新聞)
地域共同体が痩せ細った結果、子どもが家族以外の大人と関わる、いわゆるナナメの関係が希薄になっています。

■「貧困にあえぐ」大学非常勤講師 有志が与野党に賃金改善を要望(毎日新聞)
大学そのものが貧困にあえいでいる現状。

【教育学でポン!?】2021年10月27日

油断していて、授業動画作業が予定より遅れている。明日とりもどそう…
【本日の歩数】6773歩■自宅と学校を往復。

文部科学省

■文部科学大臣メッセージ「全国の子供たちへ」の発信について(文部科学省)
■保護者、学校関係者、地域の皆さまへ「児童虐待の根絶に向けて ~地域全体で子供たちを見守り育てるために~」(文部科学省)
大人が力強いメッセージを発することは、とても大事です。あとは子どもの信頼を失わないように、期待にしっかり応えていくことができるかどうか。

ICT

■AIで模擬試験結果を解析 最適なオンライン学習を推奨 地域間の“教育格差”是正へ【宮崎発】(テレビ宮崎)
ビッグデータを利用した解析はAIの得意分野ですね。使えるテクノロジーはどんどん活用しましょう。

学校

■小学校「教科担任制」モデル校語るメリットと苦労 第四葛西小、複数教員指導の効果を早くも実感(education×ICT)
教科指導だけでなく、学級経営の観点からも良い影響がありそうです。一方、小規模校でどうするかなど、今後も試行錯誤が続きます。また、教科担任制と義務教育学校の制度が噛み合ってくると、戦後633制そのものを解体する一里塚になる可能性があります。注目しましょう。

■「スクールロイヤー」学校問題解決の悩ましい実情 「教員兼弁護士」が語る配置の理想形とは?(education×ICT)
学校はこれまで「治外法権」でやってきたので、スクールロイヤーの人も馴染むのに苦労するだろうし、教員の方も受け容れるまで時間がかかるだろうと推測します。が、やはりもう21世紀なのだから、昭和の感覚で教育を続けていてはダメでしょう。

教育全般(国内)

■「”ふつうの小学校生活”は家庭環境と居住地域によって異なる」無視されてきた”教育格差”の実態 日本は”緩やかな身分社会”である(PRESIDENT online)
身も蓋もない話ではありますが、アメリカでもかつて「コールマンレポート」(1966)というものが出ていて、教育効果の限界(教育では格差を解消できない)が認識されています。だからといって単に教育に絶望するのではなく、「じゃあ何ができるか・すべきか」を考える材料にするべきところです。

■「大学に行く意義」を問う子に親は何を言うべきか 人生の武器を得るための期間なら無駄じゃない(東洋経済ONLINE)
まあ一般論としては、そうですよね。その子の心に響くかどうかは別の話ではありますが。

■現状把握にすら多大な労力… 部活動派遣の現場に見る課題とは(HUB沖縄)
■「体験の保障は子どもの権利」 部活動の派遣は課題が山積み(HUB沖縄)
東京にいてぼーっとしていると、こういう問題がまったく視野に入ってきません。できることがあるかどうかは次の課題として、まずは、頑張って取り組んでいる人がいるということを、しっかり視野に入れていきたいと思います。

【教育学でポン!?】2021年10月26日

いい天気だったのに、一日研究室に籠もって仕事。
【本日の歩数】5653歩■自宅と学校を往復。

文部科学省

■末松文科相、一時炎上「#教師のバトン」企画継続に意欲(毎日新聞)
官僚は一度始めた仕事をやめられない、いわゆる「慣性の法則」が働いていると考えていいのでしょうか。

■学校への公共施設集約を促進 改修補助2分の1に引き上げ 文科省(時事通信)
少子化に伴う統廃合で、学校そのものの機能を考え直す時期に入っています。前例に囚われずに幅広い知恵を結集したい事案です。

ICT

■東大大学院教授がデジタル教科書に警鐘 「覚えやすいのはスマホより紙」(デイリー新潮)
ですか。プラトンは、文字を使ってメモをするようになると、人間は記憶力が低下して堕落するって言ってましたが。

COVID-19

■「命を削って登校している」高2男子 授業のオンライン化求め署名活動 1万2千人超が賛同(まいどなニュース)
署名を集めたところで学校を変える制度はありませんが、気持ちは分かるし、まずはそれが大事なところかもしれません。

学校

■公立学校の教諭 残業が月45時間超(チューリップテレビ ※動画あり)
研修と部活が名指しされました。

■小学校統合、来春に新小学校 埼玉・行田、保護者ら延期求める「説明が二転三転、急いで開校しなくても」(埼玉新聞)
学校の統廃合は、丁寧に進めないとすぐ暗礁に乗り上げます。

教育全般(国内)

■これって話していいの? 「きょうだい児」のSOSに寄り添った教師の提案とは 障害のある子と生きる家族が伝えたいこと(AERA dot.)
様々な要素が絡んでいる話ではありますが、一人の子どもに対してたくさんの大人が関わることの大切さが印象に残ります。

■ダイバーシティの問題を考えられる学生は、恵まれた環境にいるから?…「自分に必要な問題の方が大事」と話す若者に届いていないテレビ報道(ABEMA TIMES)
いろんな要素が複雑に絡んでいて一つの答えで全てを説明しようとすることに無理があるわけですが、まあ教育に関わる者としては、一喜一憂せずに地道に着実に取り組んでいこうとしか言いようがないところ。

■「ヤングケアラー」に理解を 県下初の条例制定受け 学校の教職員に研修【岡山・総社市】(OHK岡山放送 ※動画あり)
学校だけでどうにかなる事案ではなさそうなので、関係組織と連携して取り組んでいきたいところです。

■秋田県の子どもの学力が「13年間連続トップクラス」なワケ(DIAMOND online)
この記事の言う「学力」が、昭和の学力とはまったく違っていることには注意したいところです。文科省が全国学力・学習調査で測っている学力は、頭にたくさん知識を詰め込んでいるかどうかではありません。

■22年春から「ゆとり教育」が再スタート 高校の指導要領に「総合的な探求の時間」が(デイリー新潮)
事の善し悪しを考える以前の問題として、事実誤認の甚だしい、勉強不足の記事でした。