「日々随想」カテゴリーアーカイブ

【教育学でポン!?】2021年4月20日

気温は上がりましたが、湿度が低かったので、気分のよい一日でした。
【本日の歩数】12264歩■サンシャイン展望台まで散歩。名探偵コナンのイベントが始まっていて、普段よりお客さんが多かったのでした。

文部科学省

■萩生田文部科学大臣会見(令和3年4月20日 youtube)
休校措置に関して、文科省は学校を閉じない姿勢を明確にしていますが、一方で尾身会長の見解や大阪府の方針との整合性が問題になってきます。困るのは現場。

ICT

■1人1台タブレット支給する「GIGAスクール構想」…子どもたちの視力への影響は(イット!)
その前に、まずは、人間が文字を使い始めたことで視力がどれだけ落ちたかを検証してほしいですね。

COVID-19

■休校やオンライン授業を想定した準備、小中学校はできているか?(妹尾昌俊)
御指摘通り、できる自治体・学校と、できない自治体・学校の格差は開く一方ですね。

■緊急事態宣言下では小中学校授業を『原則オンラインで行う』大阪市で教育現場は戸惑い(MBS ※映像があります)
■入構学生を抑制、課外活動前後の会食自粛を求める 京都府が大学向けガイドライン改定(京都新聞)
まあ、しわ寄せは現場に行くわけです。

■萩生田文科相「大学はうそつきという声が学生から寄せられた」 コロナ禍の大学どうあるべきか(ARA dot.)
ですよね。まあ、「うそつき」というよりは「定義の幅と解釈の仕方」の問題と受け取っていただければ…

学校間接続

■大学入学共通テスト 英語の民間試験導入、実現困難な情勢に(毎日新聞)
こうなりますよね。まあ、気になるのは、大学入試センターが「赤字になる」との情報をおおっぴらに出し始めていることでしょうか。民間委託へ向かうプッシュ要因ですからね。

■【パックンコラム】東大入試を変えれば日本の男女平等が近づく(Newsweek)
進化心理学の知見では、一発勝負の試験では無謀なリスクをとりがちな男性が有利になりやすく、長期的な視点を取り入れると女性の評価が上がるってくる、とは指摘されていますね。

教育全般(国内)

■進学校で部活をする意味って? 「甲子園を目指さない」を公言する監督が語ったこと(現代ビジネス)
「進学校で部活をする意味」は分かりませんでしたが、いろいろな考え方があるということは分かりました。

■2040年に“学歴社会”は終わる…子どもの未来に絶対必要なものは?(mi-mollet)
20年前にも同じような予言があったような。

【教育学でポン!?】2021年4月19日

リアルタイム双方向オンライン授業は、とても疲れます。そのうち慣れるのでしょうかね。
【本日の歩数】12735歩■大学をハシゴ。

文部科学省

■小中学生の「近視」 初の大規模実態調査 文科省(テレ朝news ※映像があります)
眼鏡をかければいいじゃない。

ICT

■緊急事態宣言時、大阪の全市立小中学校は原則オンライン授業に(讀賣新聞オンライン)
本当に間に合っているかどうか。

■一人一台タブレット配布で学びが変わる! ICT教育の先駆的小学校に聞きました。(LEE)
ICT導入が進んでいる学校からは、柔軟で自由な印象を受けますね。

学校

■ベテラン事務員が教頭に 福井市国見中学校の吉田さん 福井県内の公立校で初めて(福井新聞)
校長先生などの管理職には、教員免許がなくてもなれるんですよね。ちなみにそうなったのは、教育基本法が改正された頃のことです。
▼教頭の資格要件の緩和(文部科学省)

学校間接続

■中学受験がコロナで10年ぶりに激化!今後の受験対策は「低年齢化」加速か(DIAMOND online)
表面的には、あらゆる指標が「公教育の崩壊」を示していますね。

教育全般(国内)

■今の生活も悪くないけど、あの授業を思い出す度、教員を目指したいと思う(かがみよかがみ)
教育実習で「総合」が経験できたのは、よい経験だったのかもしれません。が、本来は実習生に任せず、学校の方が目的意識をしっかり持って年間スケジュールを考えるべきものではあります。

■おかげでつわりも乗り越えられた!教員時代、妊娠中の私に生徒たちがくれたやさしさ(TRILL)
本当は管理職が率先していたわってあげないといけないんですけどね。

■「怒りっぽい子ども」が増加している悲しい事情、「義務教育を放棄する中学生」まで現れだす(東洋経済オンライン)
内容は、「ですよね」という感じです。見出しをつけた人の頭が悪いだけでした。

■「学校に行かない」少年ユーチューバー「ゆたぼん」に夜回り先生がエール「救われる子がたくさんいる」(まいどなニュース)
ピントがずれた話でした。「学校に行かない」という選択肢については遙か以前(50年くらい前)から教育学の議論の俎上に上がっていますので、レトリックではなく本当に知らなかったとしたら、単に夜回り先生の勉強不足です。

教育全般(海外)

■え、子ども相手に「所有権」を持ち出すの!?「アメリカ式子育て」から学んだこと(現代ビジネス)
ですね。

【教育学でポン!?】2021年4月17日

キャンパス内で移動すると歩数がけっこう伸びる。
【本日の歩数】6370歩■自宅と大学を往復。

ICT

■社説:オンライン授業 学びと交流深める工夫を<明日を考える>(京都新聞)
マスコミの方に言われるまでもなく、通常時の3倍以上の時間を費やして一生懸命やっております。お金と時間がぜんぜん足りませんので、学費を下げろとか意味の分からないことを言わずに、応援よろしくお願いします。

COVID-19

■依然相次ぐ自主休校 子供たちの深刻な「学力格差」にどう向き合うべきか(NEWSポストセブン)
ネットだと私語がなくなってですね、まじめに勉強したい子にとってはとてもありがたかったりするし、先生が注意する時間も減ってもりもり勉強が進むんですよ、まじめな子だけ。

■オンライン授業に逆戻り「大学生活どうなっていくの?」学生ら不安の声(京都新聞)
ですよね。

教育全般(国内)

■「こども庁」議論、おとなだけで決めていない?専門家が懸念すること 「子どもの権利の視点に立った議論を」と求める声が相次いでいます(withnews)
教育にお金をかけようとしない政治家たちに主導権を握らせると、政治家だけが得をするように利権を集中させた組織になるだけでしょうね。

■「院だけ東大」で陰口も…“学歴ロンダリング”と揶揄される人たちの憂鬱(マネーポストWEB)
バカバカしさに顎が外れますなあ。何を学んだかをまったく評価しない人たちがいるわけですね。

■いじめのピークは「小2」低年齢化の衝撃の実態 10年前は中1だったのがなぜ変化したのか(東洋経済ONLINE)
定義の変更によって表に出てくる数字が変わっただけで、慌てる時間帯ではありません。地に足をつけて、本質を見極めていきましょう。

■議論百出の「ゆたぼん」中学問題、「不登校新聞」の編集長はどうみているのか(デイリー新潮)
まあこの御時世、逆張り人生もありなのかもしれません。そして逆張りで勝てるのはたいていはトップに立った一人だけで、他の人が真似をすると大火傷するものなのです。

【教育学でポン!?】2021年4月16日

学内での移動のおかげで歩数がけっこう伸びていたが分かりました。けっこう広いキャンパスだからなあ。
【本日の歩数】4560歩■自宅と大学を往復。

文部科学省

■萩生田文部科学大臣会見(令和3年4月16日 youtube)
文科省として休校措置は考えていないという強めの意思表示でした。

ICT

■タブレットなど1人1台 都城市で小中学校校長の研修会 宮崎県(UMK)
この研修会そのものをオンラインでやろうよ?

■関西大学「授業は全てオンラインで実施」8割対面授業から…臨時休校で大学前“閑散”(MBS)
こうなりますよね。

■GIGAスクールPCは“シェア奪回”よりも“内容充実”。日本マイクロソフト説明(こどもとIT)
民間企業が目の色を変えて市場を開拓しています。

学校間接続

■「中学受験で学校を長期欠席」タブーに触れた文科相に親たち困惑 「望ましくない」と言われても…(弁護士ドットコムニュース)
ちょっと何を言っているか分からない。義務教育が受験産業に忖度しなければいけない理由はまったく見つかりません。

■「なぜ受験勉強をしなければいけないか」橋下徹が出した納得の理由 ネットを調べればわかることだが…(PRESIDENT Online)
主張は自由にすればいいんですけれど、この飛躍している論理に納得する人ってそんなに多いの? 見出しの付け方が変ですよ。

教育全般(国内)

■子どもには「ゲーム」よりも「マンガ」を読ませてほしい――学習院大学教授に聞きました(STORY)
ちょっと何を言っているか分からない。まあマンガのチョイスは悪くありません。

■「性犯罪者になるかもしれない」それでも私が男性保育士を積極的に雇うワケ 男女どちらもいたほうが絶対にいい(PRESIDENT Online)
ごくごく僅かな性犯罪者のせいで男性保育士全体が悪く思われるのは悲しいことですね。

【教育学でポン!?】2021年4月15日

卒論指導もオンラインで始まりました。
【本日の歩数】5428歩■自宅と大学を往復。

ICT

■全国ICT教育首長協議会が文部科学大臣に政策提言(教育とICT Online)
内容はともかくとして、首長が教育に対して口を出す場面が明らかに増えてきました。

■政府、規制改革で「教育現場におけるオンライン教育の活用」を推進(教育とICT Online)
ICT関連のみの規制撤廃に留まらず、学習指導要領の法的拘束力を撤廃すれば一気に変わると思いますよ?

COVID-19

■大学で「対面授業再開」が進む一方で学生・教員たちが直面する「新たな混乱」(マネーポストWEB)
そうなんです。個人的には、ハイブリッドは推奨しません。

学校

■小学校「教科担任制」4つの目的と気になる効果 先行する自治体で好評も人材確保、育成がカギ(education×ICT)
これ、ゆくゆくは633制の解体に繋がるんですけどね。

学校間接続

■広島県立高校入試「机上にコンパス」で受験無効に…注意をしなかった試験監督側に問題はないのか(まいどなニュース)
仮に一般論としてはそうだとしても、個別事例については事実を細部まで確認してから発言するのがよいように思います。少なくとも、特定の教員を懲戒免職にせよなどと、人の一生を左右するようなことを軽々しく主張するべきではありません。

教育全般(国内)

■大学への「飛び入学」普及めざし文科省新制度制定へ(TBS NEWS)
記事を読む限りでは、ソレジャナイ感が半端ない。

■大学「9月入学」など時期多様化で一致 政府の教育再生実行会議(毎日新聞)
単位の実質化が伴ってくれば可能な気もしますが、さてどうなるでしょうか。

■「無自覚の恐怖」しつけと体罰の境界とは? 法改正から1年「体罰は本当に無くなったか」(eduction×ICT)
境界線の見極め方は原理的にはそんなに難しくなくて、「大人の方の都合や感情」でやっているのが「体罰」です。たいていの「自称しつけ」は、子どもの成長のためではなく大人の感情の捌け口になっているだけで、実質的には体罰であることが大半でしょう。

■「不登校児に居場所を」22年間貫き通した信念 絶対的な味方になることで子どもの心は開く(education×ICT)
とても大事な仕事をしていると思いました。まあ、根本的な問題は、教育にお金を出そうとしない政治家と財務省にあるんですけどね。

■サンデル教授が語る「大卒による無意識の差別」 努力すれば成功できる」という発想の問題点(東洋経済ONLINE)
とても大事な話をしているわけですが、一方で、ブルデューあたりが50年前に通り過ぎた地点だとも思うのでもあります。