「日々随想」カテゴリーアーカイブ

【教育学でポン!?】2021年5月11日

動画制作に根を詰めすぎて、自宅と大学を往復する間にNHKラジオのアプリで英語の勉強をするのが息抜きになっている毎日。こんなにレベルの高い番組を安定して配信してくれるのがありがたすぎてNHKには率先してお金を払いのであった。
【本日の歩数】6191歩■自宅と大学を往復。

文部科学省

■萩生田文部科学大臣会見(令和3年5月11日 youtube)
個人的には、公園の閉鎖に関する公式見解に注目でした。都立公園の年間パスを持っていますが、ずっと閉じていて、完全に無駄になっております故。

ICT

■インターネット依存を「予防」するために、いま学校現場で予防教育を実践すべき理由とは(森山沙耶)
予防のための活動は大切でしょうが、学校がするべき仕事だと決めつけずに検討したほうがいいですね。それから、どうして「勉強依存症」を作れないか、真剣に考えてもいいでしょうね。

■先生は自宅で生徒が教室 逆オンラインの新たな取り組み 福井(毎日新聞)
どんどんやればいいんじゃないでしょうか。

COVID-19

■【独自】「感染不安」153人が学校を自主欠席、大阪府教委「フォローできる態勢とる」(讀賣新聞オンライン)
心配で学校に行きたくない気持ちは良く分かります。

■国立文化施設も休業継続 都の要請で方針一転、文科相は不快感(毎日新聞)
いやはや、鳥獣戯画展を閉めて、オリンピックは閉めないのですかね。仮にオリンピックができるというのなら、美術展は遙かに安全だと思います。日曜美術館を観て渡辺省亭にも大きな興味を持ちましたが、残念です。

不登校

■「学校へ行けない理由が自分でもわからない」と苦しむ中2女子に鴻上尚史が説いた“学校へ行くこと”と“勉強すること”の違い(AERA dot.)
素敵な回答です。鴻上尚史は素敵な大人だなあ。

校則

■校則を見直し生き抜く力を育てる カタリバが20年間実践してきたこと(Forbes JAPAN)
とても貴重な実践だと思います。一方的に押しつけるのではなく、単に反対するのではなく、「対話」を続ける姿勢が大切です。

学校間接続

■変わる大学入試「高大接続改革」とは? 高校生の学力格差は縮まるのか(LIMO)
大学入試については、入試だけ見ていても理解できなくて、教育全体の動向に広く目を配る必要があります。この記事からは、ある程度そういう基本的なところが分かります。

教育全般(国内)

■大学研究の学際・文理融合、人文系が難しい理由(ニュースイッチ)
ざっくりしすぎていて、理由はちゃんと説明されていませんでした。まあ実際、難しいんですけどね。

【教育学でポン!?】2021年5月10日

リアルタイムオンライン授業に、ちょっとずつ慣れていく。
【本日の歩数】6541歩■自宅と大学を往復。

文部科学省

■文部科学大臣メッセージ「不安や悩みを抱える全国の児童生徒や学生等のみなさんへ」の発表について(文部科学省)
窓口は多いほどいいですね。

COVID-19

■速報 高校の授業は「原則オンライン」へ 広島市の感染確認発表121人 過去最多(FCC広島放送 ※映像があります)
現場の方の準備は整っているでしょうか。

教育全般(国内)

■子ども分野新資格 厚労省が議論をスタート(福祉新聞WEB)
児童相談所の虐待対応人材の話ですかね。いろいろ問題が山積している領域ですが、新しい資格の創設によって状況が改善されるかどうか。法的にどういう権限が与えられるかにかかってくるように思います。

■水辺の安全教育がコロナ禍で遅れぎみ。水難事故から身を守る方法を学校や家で。離岸流を見分けられますか?(あんどうりす)
ちょっとの知識のおかげで命が助かることがありますよね。

■「なぜ悪いのか分からない」中2男子「ピアス登校」で学校紛糾(幻冬舎GOLD ONLINE)
まあ「悪い」んじゃなくて「受け容れられない」だけの話ですからね。受け容れない方の心が狭いのか、自分の主張を貫く方が頑固なのか、まあ間違いなく窮屈な話ではあります。ゆたぽんだけが得をする話でしょう。

■PTA入会「意思確認は?」 あいまいな線引き 加入率低下に懸念も(熊本日日新聞)
この御時世、これまで続いてきたからというだけの理由で惰性的に続けていくことは難しいでしょうね。目的と存在意義を明確にして、擬似ゲマインシャフトではなく意図的なゲゼルシャフトとしてやっていくしかないのではないでしょうか。

■宗教から科学掘り下げ 聖光学院が問う「正しさ」の先(出世ナビ)
予想外といっては失礼ですが、本質的なところを突いてくるおもしろい記事でした。

【教育学でポン!?】2021年5月9日

GWの間に授業動画の貯金を作るはずが、いつも通り自転車操業なのはなぜだ?
【本日の歩数】5408歩■自宅と大学を往復。

ICT

■オンライン講義をデータベース化し、社会全体の財産としての活用をーー国立情報学研究所 所長 喜連川 優氏(教育とICT Online)
すると、人気のある先生とそうでない先生が可視化されるんですよね。私は臨むところですけどね?

■「デジタル庁」準備室担当が語る「1人1台」の盲点 元文科省課長の髙谷氏「学習者IDの準備を」(education×ICT)
まあさんざん指摘されていることですが、この学習者IDというものを子ども個人の個性的な学びに活用するよりも、単純に受験の判断材料に貶めてしまう未来が見えるわけです。制度の問題が複雑に絡み合ってきて、一面的な判断が難しい領域です。

■iPadで学びを⾃⾛する、Appleの認定校で学ぶ⽣徒たちの多様な姿――東京成徳⼤学中学・⾼等学校の取り組み①(こどもとIT)
プレゼン課題をPDFファイルで提出するというのは、よいやり方だと思います。だから私もやっています。記事でも指摘しているとおり、個性が伸びていきますよね。ちなみに東京成徳大学は、東京家政大学から埼京線の線路を挟んで徒歩5分くらいなんですよね。

■Google for Education の教育者コミュニティ「GEG」とは? 青森県弘前市から発信するICT活用(EdTechZine)
ICT活用の利点は、こういうふうにコミュニティが形成しやすいところですよね。そして技術のコピーが容易なところ。

■今こそ、教育が進化するチャンス――ハイフレックス型授業の定着には何が必要か? 実践してわかった! オンライン授業のポイント【九州大学ビジネス・スクールでの事例】第7回(EdTechZine)
個人的にはもともとハイフレックスに懐疑的だったけれども、自分で経験してみて、けっこういける気もしてきてます。

■愛知県、すべての県立高校と特別支援学校で「ロイロノート・スクール」の無償利用を開始(EdTechZine)
端末の次は、授業支援ツールの整備ですよね。これが機能すれば、これまでICTに懐疑的だった教員も、便利さを実感するだろうと思います。逆に支援ツールを入れないと、利便性はまったく実感できないでしょう。

学校間接続

■高校生「日本を捨てて海外大学」が激増の理由 「超進学校」で、海外進学者が増加の背景とは?(education×ICT)
激増の理由や背景は書いてありませんでしたが、時代の変化を感じる記事ではあります。流れは止まらないでしょう。

【教育学でポン!?】2021年5月8日

データビジュアライゼーションを実戦投入するぞ。
【本日の歩数】6531歩■自宅と大学を往復。

文部科学省

■#教師のバトン で明らかになった教員の労働実態、法的にはどうなのよ?(嶋崎量)
この記事では、具体的に無能な体育会系管理職が槍玉に挙がっております。現実はそうなんでしょう。しかし有能な人が管理職になりたがらないのは、不可視の構造的な問題になります。

不登校

■「大人が不甲斐なくてごめん」「もう闘わなくてもいいよ」不登校の子どもへ、直木賞作家が伝えたいと願うこと 「学校へ行かないというのはとても勇気のいることです」(BuzzFeed)
興味を持ちました。

教育全般(国内)

■「主権者教育」という言葉にひそむ多様性の否定~日本の政治教育の課題~(神内聡)
まあ「主権」という言葉の概念自体が極めて大きな問題を含んでいますからね。
▼今後の主権者教育の推進に向けて(最終報告)

■学校現場に脳科学を 「三日坊主」責めるのは間違い(横浜創英・工藤勇一校長)(U22)
そうなんですが、脳科学が登場する前から多くの人が気がついていることではありますね。

■学校が生徒に無断で「卒アル」髪色を修正…若新雄純「学校教育は“同じ”から“違う”に変わるべき」(Tokyofm+)
まじすか。

■【特集】昔はHB いまの主流は2B! 4Bや6Bも… 子どもの鉛筆事情 太く濃く… 筆圧や学習、生活が影響?(NBS長野放送)
けっこう前から指摘されていましたが、大人のほうは気がつかないものですよね。

■「旧帝大卒なのにパート 『学歴なりの仕事』がしたい!」高学歴自慢主婦の投稿が大炎上! 専門家に聞いた(JCAST会社ウォッチ)
「学歴」と「仕事」がイコールで結びつくには、社会の方にそれなりの条件が必要です。日本社会にはその条件が欠けているって疑っても損はしないと思いますよ?

【教育学でポン!?】2021年5月7日

15分の動画を作るのに6時間かかったのだった。動画作成の技術は上がっているのだけれど、クオリティを上げる方にリソースを割いてしまうので、結果的に作業時間が延びるという。
【本日の歩数】5478歩■自宅と大学を往復。

ICT

■内田樹「文科省は大学の手を縛ってはならない」 オンライン・対面授業どうあるべきか(AERA dot.)
痒いところに手が届いたような、実はこれまで指摘されてこなかったことをしっかり可視化した、良い塩梅の記事でした。

COVID-19

■宣言延長へ 都立学校ではオンライン授業や分散登校継続へ(TBS NEWS ※映像があります)
朝の電車の混雑が多少なりとも緩和されるかな、というところでしょうかね。

■「維新は学校を『やってる感』の犠牲にするな」 元文科事務次官、前川喜平氏に聞く(幸田泉)
多岐にわたるテーマに触れつつ、いつもの前川節ではありますが、さしあたって個人的には「小中一貫制度が結果的に市町村によって学校統廃合の口実に使われている」という言質を取れたのがありがたい。

教育全般(国内)

■いじめ問題に教育委員会は機能不全?学校側に求められる責任と負担(#アベプラ ※動画があります)
■施行から8年が経過も現場に浸透しない「いじめ防止対策推進法」…立憲・小西洋之議員「現場が法律を読まない」(ABEMA TIMES)
いじめ防止対策推進法の問題ではなく、NPMの副作用です。学校や教員を「評価」をちらつかせて押さえつけようという人がいると、隠そうとする現場も出てくるでしょう。

■教員免許「うっかり失効離職」 5人に救済試験 神戸市教委(神戸新聞NEXT)
まあ、教員免許更新制度を廃止すれば簡単に解決する問題ですね。

■「社会全体で子どもを育てる世の中に」さまざまな背景を持つ子どもたちの“親代わり”廣瀬タカ子氏に迫る<情熱大陸>(WEBザテレビジョン)
頭が下がります。とても大切な存在です。

■学校プール老朽化 民間施設利用して水泳授業(福島県)(テレビュー福島 ※映像があります)
今後も全国的にこういう形での民間活用が進むだろうと思います。だとしたら、部活動に関しても、いろいろなアイデアがあっていいところでしょう。

■うつで教師を辞めたusaoさんの漫画で、つらい心がじんわり温まる(女子SPA!)
おつかれさまでした。