「日々随想」カテゴリーアーカイブ

【教育学でポン!?】2021年8月28日

夏休みを満喫している。
【本日の歩数】1646歩■引きこもり。

ICT

■石川県の津幡町の中学校 独自のネット利用ルール懇話会 生徒らが安全に・賢く利用する方法で意見を出し合う(テレビ金沢 ※動画あり)
会議に生徒自身が参加しているのが心強いですね。

COVID-19

■がまん強いられた夏休み 子供たちの思い出に宮城県東松島市の小学校で「肝だめし」(仙台放送 ※動画あり)
ただでさえ夜の学校は怖いのにね。音楽室のベートーベンの目が光る。

不登校

■「学校行きたくない」…夏休み明け「自殺」からわが子を「守れる言葉」「ダメな言葉」(現代ビジネス)
先行研究では、若い人の自殺はサインが出てから実行までの期間が短いことが分かっています。すぐに対応することが大切です。

■リツイートが悩んでいる人を追い込むことも SNSで避けるべき発信と命を守る投稿は #今つらいあなたへ(高橋暁子)
これまではマスコミが気をつけるべきガイドラインがありましたが、これからはSNSでも気をつけないといけません。

学校

■登校をしぶっていた児童が“鬼怒川小のヒーロー”になった日「ガンプラ工作で生まれた“教え合い”と“助け合い”」(東京ウォーカー)
ガンプラ、楽しそう。

■「教えない」ことで子ども達を育てる山のガッコウ オンラインで新たな出会いも 三重県桑名市(メーテレ ※動画あり)
秘密基地、楽しそう。

教育全般(国内)

■「定期試験のために勉強して…」17歳の少年が持った“疑問” 中高一貫校を辞めて選んだ道(ABEMA TIMES)
■武田双雲、“積極的不登校”の16歳長男がアメリカで学生生活をスタート 息子の笑顔に「かなり溶け込んどる」(ねとらぼ)
最近の若者は頼もしいなあ。

■子どもの感染拡大で苦慮続く『こども食堂』 中止も検討 収入減、遊び場も限られ…「切実な声に応えたい」(長野放送)
集まっての食事なので、三密を避けるのが本当に大変です。

■ホテルで勉強全集中 夏休み最後の週末 子どもら宿題励む(愛媛新聞)
お、道後プリンスホテル。7年くらい前にお世話になりました。

■大人の都合で氾濫する「夢の洪水」に溺れかけている若者たちの苦悩(NEWSポストセブン)
家業を継ぐしか選択肢がなかったころには、自由が辛いなんてことは想像がつかなかったでしょうね。

【教育学でポン!?】2021年8月27日

大学の学食がやってなくて、焦った。
【本日の歩数】5927歩■自宅と大学を往復。

ICT

■「Google Workspace」は小学校でどう使われている? 3人の先生が解説(ITmedia PC USER_)
単に自動ドリル出題マシンとして使うのではく、一歩先の、本質的な使い方の紹介になっています。

COVID-19

■部活や修学旅行「安易に中止せず可能性模索を」 文科相(朝日新聞DIGITAL)
記事に問題があります。部活動は「課外活動」ですが、修学旅行と体育祭は「課外活動」ではありません。学校行事として教育課程に位置付いています。大学の教職課程では、修学旅行と体育祭は扱いますが、部活動は扱いません。

■「何もしない休校と夏休みの延長が最悪のシナリオ」 自治体間でオンライン格差、問われるこの1年の“積み重ね”(ABEMA TIMES)
ですね。

学校

■福岡市「夜間中学」来年4月に設置へ 公立では九州初(+rkb ※動画あり)
■九州初の公立夜間中学設置へ 福岡市9月議会で審議(九州朝日放送 ※動画あり)
■「学びたい」願い叶える希望の光 公立夜間中学校が照らすもの(STV ※動画あり)
全国で続々と始まりつつあります。たくさんの人に学びを提供できるといいですね。

■市教委方針決定 青葉小が25年度閉校へ 少子化に伴う学校再編で〈相模原市中央区〉(タウンニュース)
各地で、小中一貫に移行する流れの中で、学校の統廃合も進んでいます。

教育全般(国内)

■教室に通わせても逆効果? 親が勘違いしているプログラミング教育(Forbes JAPAN)
ごくごく初歩的な内容ですが、定期的に人の目に触れることに意味があるというところです。

■モンテッソーリ教育とは?子どもはどう育つ?特徴やメリットを解説し、疑問を解消(みらのび)
初歩的な内容ですが、こういう窓口はいろんな場所にたくさんあるのがいいですね。

■「クラス全員、給食は残さず食べきりましょう」がプレッシャーに 小学生を追い詰めた「食品ロス削減」の掛け声(まいどなニュース)
大変ですよね。教職課程でもっと給食に関する指導を厚くしたいところではありますが、他にもやることが山盛りという。「特別活動」の授業をどう構想するかが大きな課題だなあ。

■知能格差、遺伝ガチャからの自己責任論――無理ゲー社会は変えられるのか?(BOOKウォッチ)
まあ、無理ゲー。それがメリトクラシー。

【教育学でポン!?】2021年8月26日

副反応が収まったからかどうなのか、ちょっとやる気出た。
【本日の歩数】5781歩■自宅と大学を往復。

文部科学省

■特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議としてのアンケートの実施について(文部科学省)
特異な才能がある「本人」も回答できるようですので、「わたしギフテッド」と自認している方はぜひどうぞ。
▼特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議 アンケート

ICT

■保健室のタブレットで心の不調をキャッチ 11の質問から命を守る取り組み(Yahoo!ニュースオリジナル特集)
これは、正しい技術の使い方ですね。

■【2021年版】保護者500人が選ぶ教育系YouTuber人気ランキング!1位は小島よしお、2位は中田敦彦(テラコヤプラスby AMEBA)
選択肢が増えること自体は悪いことではありませんね。あとは質保障のありかたでしょうか。単に自由競争を促すだけで質は保たれるのかどうかの実験となっております。

■ICT活用した教育 研究推進へ(ABS秋田放送 ※動画あり)
総合教育会議の記事でした。ICTに関しては膨大なお金が必要になるので、確かに首長の理解が必要になってくる分野ではあります。迅速に対応が進むかどうか、自治体間格差はこの会議の活用如何で決まるでしょう。

体罰

■勝利のために親も黙認 高校スポーツの体罰、根絶されぬ理由 厳しい指導なければ「やる気ない先生」のレッテル(南日本新聞)
まあ確かに、単純に学校や教師だけの問題ではないんですよね。最終的には国民全体の意識が反映される領域なわけで。いじめも、また同じく。とはいえ、最前線に立つ教師の役割と責任が極めて大きいのも、また確かなのです。

学校

■「浪岡高校の存続を求める会」が要望書と署名を提出(ABA青森朝日放送)
存続を求める人たちの気持ちは分かるのですが、要望書と署名を出してどうにかなる問題かどうかというところ。

教育全般(国内)

■「ようやく廃止になったが…」教員免許更新制にも疑問をもたない文科省は酷すぎる これでは教育現場は悪くなるばかり(PRESIDENT Online)
先生たちがゆっくり本を読める時間を確保するんでいいんじゃないですかね。

■社説[教員免許更新制廃止]現場軽視の政治に責任(沖縄タイムス)
まあ「政治主導」そのものが良いか悪いかはともかく、もう現実的に「教育には馴染まない」ということは明白になったように思います。

■子どもが夏休み中にゲーム依存に? 厳しいルールはNG、日常に戻すコツ(森山沙耶)
私も夏休み明けにちゃんと仕事ができるように、ちょっとずつ日常に戻していこう。

■中学英語の難しさがアップ!? 学力格差はどこから生まれるか(LIMO)
先生の力量もアップしないといけないんですよね。

教育全般(海外)

■中国で「塾禁止令」、親や教育界に激震 背景にある大きな社会課題とは?(大人んサー)
日本が1960年代に犯した間違いを、着実に中国も踏襲します。高度経済成長のプロセスはどこでも似たようなものになるのかどうか。

【教育学でポン!?】2021年8月25日

読書が進む、穏やかな日。
【本日の歩数】1575歩■引きこもり。

ICT

■デジタル教科書、全ての小中で 文科省、普及促進事業を拡大(共同通信)
なるほど。徐々に外堀を埋めつつあるようです。

不登校

■夏休み終わりに「学校行きたくない」…保護者はどう対応? 福井県内の専門家に聞く(福井新聞ONLINE)
夏休み明けの9月1日は一番気をつけなければいけない日だと、統計的に明らかになっています。

■東北初 富谷中学校が「不登校特例校」に 少人数指導や個別学習が可能〈宮城〉(仙台放送 ※動画あり)
まだまだ数は少ないのですが、徐々に制度が浸透しつつある感じでしょうか。

学校

■「教科書通り」からの脱却 風越学園が「読書家の時間」「作家の時間」を実践する理由(EduA)
ちょっ。「教科書で授業をしなきゃいけないなんて、実は学習指導要領のどこにも書いてない」とありますが、学校教育法第34条に「小学校においては、文部科学大臣の検定を経た教科用図書又は文部科学省が著作の名義を有する教科用図書を使用しなければならない。」と明記されてます。確かに学習指導要領には書いてありませんが、法律で決められていますよ!
記事で紹介されている取り組みは、とてもおもしろいです。

■来春開校の小中一貫校「根尾学園」個性伸ばす新教科導入 保護者の意見も反映(岐阜新聞Web)
地域に根付いた学校として発展していってほしいですね。

教育全般(国内)

■教員免許更新制の「廃止」は「発展的解消」でしかない。「発展的」には辛い未来しかないかもしれない(前屋毅)
まあ御指摘通りではありますが、実のところすでにPDCAサイクルの「C」を強調するNPMの形で管理を進めておりますね。

■「学校の平均点教育」が発達障害の子どもたちの個性をつぶす(幻冬舎GOLD ONLINE)
総論賛成の人は多いのでしょうが、各論に落とし込む段になると大変な議論が待っているんですよね。

■数学の問題にイライラ…中1息子からの鋭いツッコミに共感の声 投稿主「歴史は繰り返すんだな」(ABEMA TIMES)
たまには問題を作る側の立場を想像してみても損はないかな、と思います。

【教育学でポン!?】2021年8月24日

溜まっていた書類仕事を片付ける。
【本日の歩数】7617歩■自宅と学校を往復。

ICT

■子どもが学び方を選ぶ時代。学習者用デジタル教科書で変わる、授業の姿と教師の役割――東京学芸大学附属小金井小学校、実践発表レポート(前編)(こどもとIT)
ICT活用の最先端の様子が分かる記事です。小金井小学校には長い蓄積があるので、他の学校がすぐに真似るのは大変ですが、モデルケースとして参照することはできます。

■全生徒にタブレット端末整備へ 栃木県教委、県立高と特別支援学校に2万台(下野新聞SOON)
遅れている自治体も、焦り始めるでしょうか。

COVID-19

■パラ観戦めぐり揺れる学校 「実施」の自治体、一転中止に(FNNプライムオンライン ※動画あり)
少なくとも、家庭の判断で休んでも不利益がないような措置はとりましょう。

いじめ

■【#しんどい君へ】キンタロー。さん 八方ふさがり「あきらめないで」(讀賣新聞オンライン)
こういう記事を読むと、学校という空間そのものが人を不幸にする、と直感的に思うのです。

■「ネットいじめ」対策のカギは保護者の知識アップ、マイクロソフトが調査結果を発表(INTERNET Watch)
ネットいじめは、従来であれば「強者」である立場でも被害者になるところが特徴かもしれません。

校則・不登校

■校則を疑い続けた演出家・鴻上尚史が出会った「言葉の通じる先生」工藤勇一校長との対談で見えたもの(現代ビジネス)
■工藤勇一×鴻上尚史 学校が嫌になった子にかけるべき三つのセリフ 不登校は親の育て方の問題ではない(現代ビジネス)
さすがの鴻上尚史。ちゃんと本を買って読もうと思いました。

学校

■日本初! 公立小中高一貫校の小学校長に聞く「12年間を通じて目指すもの」
小学校低学年用の英語教科書を「都教委」が作るというところが少々気になった記事です。教育課程についてはともかく、エリート校するのかどうか形式的なところにも注目していきましょう。

■香川初「夜間中学」来年開校 高瀬中学校を利用し最長9年在籍可能 10月~募集予定【香川・三豊市】(OHK ※動画あり)
公立夜間中学が、各地で続々と始まります。

■葛川中学2年生「廃校危機を救いたい」 山間地域の魅力を伝えるガチャガチャ作り(びわ湖大津経済新聞)
プロジェクトがうまくいくといいですね。

教育全般(国内)

■「すべての親は真似するべき」ヒカキンの親が絶対にやらなかった”あること”(PRESIDENT Online)
持ち味を武器にしようというのは、間違いなくその通りです。ただ忘れてはならないことは、一握りの成功者の後ろに、同じような持ち味を持っているにも関わらず、うまくいかずに鬱屈を抱えている人が死屍累々と横たわっていることです。そういう人たちに対するセーフティ・ネットが整備されていないとき、実は危険な考え方でもあります。

■「先生次第で吃音の子は明るくなれる」 先生の卵に当事者が体験談(毎日新聞)
吃音矯正への取り組みは、教育史的には伊澤修二の楽石社が有名ですね。こちらの記事は矯正というより、環境整備に焦点を当てています。

■「なぜ勉強しなきゃいけないの?」元灘校教師、完璧な回答(幻冬舎GOLD ONLINE)
まあ、この問いに対しては、「何を言ったか」ではなくて「誰が言ったか」が重要ではあります。この記事も、大括りではそういう趣旨です。

■“習い事”異変…小学生してみたい1位「動画制作」(テレ朝news ※動画あり)
こういうのは、子どもがやりたいことをやらせるのが一番でしょう。

■先生 広き門? 教職員採用試験 止まらない受験者減 倍率 過去10年で最低3.2倍 鹿児島県(南日本新聞)
抜本的な対策ができないので、当然の結果ではあります。政治家と財務省の目論み通り、このまま公教育は滅びるのかもしれません。

教育全般(海外)

■本当に21世紀?…「女子生徒は白の下着だけ」という校則がなくなる=韓国(WOW!Korea)
ブラック校則は、日本特有のナショナリティの問題というより、東アジアに固有な儒教的メンタリティの問題ということでしょうかね。

■教師に「ボディカメラの装着」を求める米国の保守派層、その“あり得ない提案”が現実味を帯びてきた(WIRED)
海の向こうの話だと笑ってられない案件ではあります。