「日々随想」カテゴリーアーカイブ

【教育学でポン!?】2021年8月18日

袋詰め作業をしました。30年前は、しょっちゅうやってた。
【本日の歩数】9011歩■袋詰め作業。

ICT

■「Cygames presents Tech Kids “ONLINE” CAMP in MATSUDO」レポート~ウィズコロナ時代に最適なプログラミング教育スタイルの模索(EducationTommorow)
■プログラミング学び課題解決へ(テレビ高知 ※動画あり)
技術的な部分に関しては、付け焼き刃で身につけた教員よりも、こういう民間のプロの方が圧倒的に上ではあります。じゃあ教員の役割って何だ?学校ですべきことは何だ?ということは真剣に考えたほうがいいでしょう。

COVID-19

■コロナ差別を未然防止 高校生が道徳教材を制作(テレビ宮崎 ※動画あり)
年寄りが作るよりも、ずっといいものができるんじゃないですか?

■10代以下の感染が17%超 そんな中「修学旅行だけは何としても」 全員PCR検査を受け 大阪市立中学(カンテレ ※動画あり)
大人たちで知恵を出し合うのも尊いのですが、当事者である子どもたちを交えて話をするのも良いと思います。

学校

■元気に2学期スタート! 小学校で始業式 長野(SBC信越放送 ※動画あり)
■「夏休みどうだった?」 札幌市内の小学校で始業式(朝日新聞DIGITAL)
宿題終わった?

■県内の公立学校 本島中南部を中心に「夏休みの延長」検討(琉球朝日放送 ※動画あり)
教育委員会や先生にとっては頭が痛いですが、宿題が終わっていない子には朗報でしょうか。

■山都町に通信制の新しい高校が誕生へ(テレビ熊本 ※動画あり)
町おこしとも絡んでいるのでしょうか。記事からは全体像が分かりませんが。

教育全般(国内)

■日本は学校中退者の7割以上が「希望」を持てない社会(Newsweek)
ですか。数字で出てくると、説得力を感じちゃいますね。

■子ども基本法を考える特別対談前編-子どもの権利侵害を防ぐため、基本法の制定と子どもコミッショナーの設置が急務(政治山)
大切なことを言っている記事です。知っている人にとっては当然のことですが、こういう基本的な知識を伝える記事は定期的に人目に付くのが望ましいです。

■自己決定を繰り返すことで人は自律していく。横浜創英中学・高等学校長 工藤勇一氏が実践する、自律型人材を育てる「三つの言葉」とは(日本の人事部)
従来の主張から新しいことはまったくありませんが、いろいろな媒体に露出して多方向にメッセージを発することは大事です。

■「公立小のテストは簡単」はウソ? 低学年でも100点連発が難しい理由(LIMO)
教育学の立場から言わせてもらうと、「指導と評価の一体化」とか「形成的評価」という現代のトレンドを押さえて記事を書いてもらいたいところ。

教育全般(海外)

■11歳で大学を卒業した天才・物理少年、夢は「不老不死を実現すること」
いろんな人間がいるなあ。

■「塾」が相次ぎ閉鎖に…政府の方針が影響か 中国(テレ朝news)
さっそく歪みが目に見え始めました。格差がさらに広がります。

■小学生に英語教育は不要か? 中国では子供の宿題・塾通い負担減の流れ(マネーポストWEB)
論点がとっちらかっておりますが。

【教育学でポン!?】2021年8月16日

雨だったので一日引きこもって読書が進む。晴歩雨読ということで。
【本日の歩数】1955歩■引きこもり。

学校

■SDGs学ぶビーガン給食 環境意識、多様な価値観も(共同通信)
どういう経緯で実現したのか気になりました。栄養教諭の先生など学校側が頑張ったのか、地域が主導権を握っていたのか。

教育全般(国内)

■「この才能“も”大事にして」担任がイタズラ描きに返した“一文字”で少年の才能が開花 学級日誌のやりとりに反響「普通なら怒られてもおかしくない」(ABEMA TIMES)
ガート・ビースタの言う、いわゆる「中断の教育学」の実践例の一つかなと。子どもたちの人格的成長は、教師が用意した筋書きから外れたところから始まります。教師の方にできることは、その瞬間をつぶさないことだけです。

■これからの地域産業を担う人材育成をマイスターハイスクール【熊本】(テレビ熊本 ※映像あり)
ドイツを参考にした制度でしょうか。単に教育を変えるだけでなく、マイスターの給料と地位が高い社会であれば、大きな意味があるでしょう。逆にマイスターの給料と社会的地位が低い場合は、どれだけ教育をいじってもあまり意味がありません。

■中高生の約半数が「日本の将来に不安」 夢は「好きなことを仕事にする」(OVO)
いやはや、大人のほうが生き生きと楽しそうにしていないとね。

■先生「それはたいへんだーーー!」 大学の授業で繰り返される「茶番」の指示書に称賛「いい工夫」「天才では?」(Jタウンネット)
楽しそう。マネをしてみようかな。

教育全般(海外)

■4歳児も自分で性を選べるスコットランドの最新ジェンダー教育(Newsweek)
社会のほうを変えずに教育だけ変えても、あまり意味がないものではあります。社会の変化が伴っていたかどうか、結果が分かるのは20年後です。

【教育学でポン!?】2021年8月15日

お盆で、雨でしたが、久しぶりに学校に行きました。学校のパソコンじゃないと仕事ができなかったのでありました。
【本日の歩数】4911歩■自宅と学校を往復。

夏休みの自由研究

■「自由研究決まったよ」図書館で宿題支援(タウンニュース)
そろそろ手を着けないと締切りに間に合いませんね。しかしこういう取り組みに参加するための情報と意欲を持っているのは保護者が教育に関心を持っている層だけで、取り残されている領域があるだろうことは常に視野に入れておきたいところではあります。

ICT

■授業中に飛び交う「マジでww」「88888」。敬語不要ルールで「神授業」が話題に!(BuzzFeed)
楽しそうですね。

いじめ

■【#しんどい君へ】美輪明宏さん 原爆、路上生活、LGBT偏見…波乱の人生 苦境こそ「ルンルン」(讀賣新聞オンライン)
この人に言われると、ものすごい説得力を感じます。

校則

■ルールはアップデート必要 「ブラック校則」見直しを ダイバーシティ進化論(NIKKEI WOMAN START)
ですね。

教育全般(国内)

■学校再開後は「授業3倍速」を要請、結果出なければ責任取る覚悟だった…陰山英男さん(讀賣新聞オンライン)
カリキュラム・マネジメントとしてPDCAを回すには分かりやすいメソッドではあります。ただ、単なるメソッドに過ぎず、重要なのが理念やビジョンだということは忘れてはなりません。

■幼児教育で注目されている「非認知能力」…数値化できない「生きる力」を伸ばすために、ママができること(まいどなニュース)
初心者向けの記事です。こういう間口を広げる浅い記事は、定期的に人目に触れることが大事です。

■「検索するだけで考えない大学生」を作り上げる日本の“時代遅れ教育”(マネーポストWEB)
どちらかというと、こういう学生が「増えている」と、なんの根拠も示さずに言い切っているこの記事が思考停止しているんじゃないでしょうか。こういう学生は昔からたくさんいて、最近になって「増えている」という証拠は見たことありませんね。

教育全般(海外)

■学校閉鎖のインド、学生らが屋外授業で再開訴え(AFP BB News)
一般的に言えば、学生の気持ちも分からないではないけれど、いやしかし、先生たちもさすがに命の方が大事だろうという。インド固有の事情もあったりするのかどうか、記事からは読み取れません。

【教育学でポン!?】2021年8月13日

明日は会議があって学校にでかける予定だったけれども、やっぱりうちでオンラインにしよう。雨だし。
【本日の歩数】3717歩■池袋散歩。

文部科学省

■政府を挙げてのデジタル化、教育データの利活用も歩調を合わせて進めていく――萩生田 光一 文部科学大臣(教育とICT Online)
特に目新しい話題はなく、従来の見解を繰り返しているだけではありますが、初見の方に文科省の考え方が手っ取り早く分かる記事になっています。

ICT

■Zoom、オンライン授業により集中できる「Focus Mode」。生徒同士の映像を非表示化(PC Watch)
多くの教員が欲しかった機能ではないでしょうか。

■東大生や京大生名乗るWebテスト代行、大学が注意喚起…SNSで横行か(弁護士ドットコムニュース)
宿題やレポートの代行で小銭を稼いでいる人たちはそうとう昔からいましたよね、Webテスト以前から。むしろ今のほうが悪事が発覚しやすくなっています。

不登校

■「このままではガンプラがかわいそう」…中3男子が9か月間の不登校を乗り越えられたわけ(yomiDr.)
そうか、ガンプラですか!

体罰

■法律で禁止された「体罰」こんな行為も含まれる 子どもを「怒鳴る・けなす」も言葉の暴力になる(東洋経済ONLINE)
体罰は、子どものためを思って起こるのではなく、大人の側の都合で発生するものです。

学校間接続

■公立中高一貫を目指すなら!時間のある夏休みに家庭で対策を始めよう(Grapps)
というか、「家庭の文化資本」の差によって学校教育では埋めがたい教育格差が生じることを是認し、各家庭の不安を煽って、乗り遅れるなとばかりにチキンレースを推奨する記事に、結果的になっております。良いか悪いかは別として。

■共通テスト科目変更、宮教大方針変えず 戸惑う保護者、高等学校長協会は「経緯検証を」(河北新報)
ただのうっかりミスだけど引くに引けなくなったのか、確固たる理念があって決断したことなのか、たしかに経緯は気になるところです。明らかになるかどうかはともかく。

学校

■初のオンライン授業 明治期の学問学ぶ(愛媛新聞ONLINE)
西予市の開明学校は日本一長い木造廊下の雑巾がけで有名で、何度もテレビで取り上げられていますね。でもまだ行ったことがありません。

■“学校の下駄箱の前に置いてあるすのこ”、あなたの出身地ではどう呼んでいた?【マジで方言じゃないと思ってた言葉】(ねとらぼ)
不勉強ながら、特別な名詞がつけられていることを今知りました。学校にはこういう名前が定かではない「それ、何て呼ぶの?」という謎のアイテムがたくさんありますね。

教育全般(国内)

■「学校は午前中だけで十分だ」教育の専門家がそう力説する納得の理由 1日中先生の話を聞く授業は不要(東洋経済ONLINE)
汐見先生の記事でした。とても美しい未来の教育の姿を描いています。現実的には、資本の論理で食い潰されている領域をこの理念で掬いだせるかどうかが大きな問題になります。

■障害の有無に関わらない、インクルーシブな遊び場の普及目指す市民グループ(ほ、とせなNEWS)
ユニバーサルデザインは、障害者にとって嬉しいだけでなく、全ての人にとってインスピレーションの源泉になるんですよね。その意味が具体的に分かる記事でした。

■教師の長時間労働の陰にはメディアの利権も――『学校弁護士』著者、神内聡さんインタビュー【後編】(BookBang)
細かいことを言うと、1989年に学習指導要領が改定されるまで、高校にも「クラブ活動」というものがあって、部活動とは別に必修でした(ちなみに1989年当時高校生だった私は部活動とは別に将棋クラブに入っていた)。それに類するものを復活させようという趣旨と理解してよいか。

【教育学でポン!?】2021年8月12日

実習巡回指導で県境を越える予定だったけれども、ご遠慮しましょうということになって、電話で学生とお話。元気そうで何よりでした。
【本日の歩数】6120歩■池袋散歩。

夏休みの自由研究

■子供が夢中になる「おうちSTEAM」。夏休みの自由研究にもおすすめ!(まめねこ)
一般家庭にある材料等でできるのがうれしいですね。

いじめ

■避けられ暗く厳しかった中学時代、ナダルさん「やまない雨はない」…STOP自殺 #しんどい君へ(讀賣新聞オンライン)
これは、いじめているほうが「いじめ」と思っておらず、むしろ「被害者だと思っている」という典型的な例ですね。たいへんでした。

学校

■横須賀市、久里浜公園内に認定こども園 2保育園を統合、26年4月に新設(カナロコ)
公設民営と関係するのかどうかは記事からでは分かりませんでした。

■怖がってよ… 高校生が旧校舎でお化け屋敷 子どもたちの夏の思い出に(丹波新聞)
校舎いっぱいを使えるのは楽しそうです。

教育全般(国内)

■戦後76年 作文を指導をしていた教師が突然、教室から消えた…戦後も沈黙を続けた教師(HBC)
いわゆる「北方性教育」の流れでしょうか。記事内では戦時体制と資本主義に対する批判性について言及されていますが、さらに深く掘り下げると「北海道という地政学的特性」が絡んでいるだろうことが見えてくるのではないかと思います。日本国内の矛盾を鋭く浮き彫りにする焦点であって、体制にとっては見過ごすことができなかったのだろうと思います。

■「説明や情報開示がなされなければ民主主義は機能しない」たかまつなな&橋下氏が日本学術会議の会員任命拒否問題を再論(ABEMA TIMES)
このままウヤムヤになるのかな。

■出生率トップクラスも抱える療育の課題、元教員らがサポート 岡山・奈義町(ほとせなNEWS)
教育長も務めた退職校長先生が音頭を取って運営しているんですね。人脈が豊富そうです。教育経験者が「第三の場所」を増やしていくのは、子どもたちの社会関係資本を増やすという観点からもありがたいことです。

■子どもと夫がやけに長風呂だと思ったら「遊びながら物理学を教えてる」!?「お父さん最高すぎ」と話題(まいどなニュース)
お風呂に限らず、身近なところにこそ「自然」のおもしろさがありますよね。洗濯とか掃除とか食事とか、自然科学の塊ですよ。

■アンゴラ村長に聞く、“芸人会社員”としての生き方「教育に笑いを活かしたい」(bizSPA!フレッシュ)
「教育に笑い」が具体的にどういうことになるのか、楽しみです。

■おいでやすこが・こがけん、国語の授業は「笑いを取り入れて」(日テレNEWS24 ※映像あり)
海外で日本語を教える「日本語パートナーズ」に関する記事でしたが、それに関する話題はまったくありませんでした。

教育全般(海外)

■中国教育業界に「脱資本化」の流れ 政府が学習塾を全面規制(CNS)
問題の根本的なところに手を付けずに、表面的に分かりやすいところを叩いて、将来的にもっと酷いことになる典型例のように見えます。