【教育学でポン!?】2021年8月24日

溜まっていた書類仕事を片付ける。
【本日の歩数】7617歩■自宅と学校を往復。

ICT

■子どもが学び方を選ぶ時代。学習者用デジタル教科書で変わる、授業の姿と教師の役割――東京学芸大学附属小金井小学校、実践発表レポート(前編)(こどもとIT)
ICT活用の最先端の様子が分かる記事です。小金井小学校には長い蓄積があるので、他の学校がすぐに真似るのは大変ですが、モデルケースとして参照することはできます。

■全生徒にタブレット端末整備へ 栃木県教委、県立高と特別支援学校に2万台(下野新聞SOON)
遅れている自治体も、焦り始めるでしょうか。

COVID-19

■パラ観戦めぐり揺れる学校 「実施」の自治体、一転中止に(FNNプライムオンライン ※動画あり)
少なくとも、家庭の判断で休んでも不利益がないような措置はとりましょう。

いじめ

■【#しんどい君へ】キンタロー。さん 八方ふさがり「あきらめないで」(讀賣新聞オンライン)
こういう記事を読むと、学校という空間そのものが人を不幸にする、と直感的に思うのです。

■「ネットいじめ」対策のカギは保護者の知識アップ、マイクロソフトが調査結果を発表(INTERNET Watch)
ネットいじめは、従来であれば「強者」である立場でも被害者になるところが特徴かもしれません。

校則・不登校

■校則を疑い続けた演出家・鴻上尚史が出会った「言葉の通じる先生」工藤勇一校長との対談で見えたもの(現代ビジネス)
■工藤勇一×鴻上尚史 学校が嫌になった子にかけるべき三つのセリフ 不登校は親の育て方の問題ではない(現代ビジネス)
さすがの鴻上尚史。ちゃんと本を買って読もうと思いました。

学校

■日本初! 公立小中高一貫校の小学校長に聞く「12年間を通じて目指すもの」
小学校低学年用の英語教科書を「都教委」が作るというところが少々気になった記事です。教育課程についてはともかく、エリート校するのかどうか形式的なところにも注目していきましょう。

■香川初「夜間中学」来年開校 高瀬中学校を利用し最長9年在籍可能 10月~募集予定【香川・三豊市】(OHK ※動画あり)
公立夜間中学が、各地で続々と始まります。

■葛川中学2年生「廃校危機を救いたい」 山間地域の魅力を伝えるガチャガチャ作り(びわ湖大津経済新聞)
プロジェクトがうまくいくといいですね。

教育全般(国内)

■「すべての親は真似するべき」ヒカキンの親が絶対にやらなかった”あること”(PRESIDENT Online)
持ち味を武器にしようというのは、間違いなくその通りです。ただ忘れてはならないことは、一握りの成功者の後ろに、同じような持ち味を持っているにも関わらず、うまくいかずに鬱屈を抱えている人が死屍累々と横たわっていることです。そういう人たちに対するセーフティ・ネットが整備されていないとき、実は危険な考え方でもあります。

■「先生次第で吃音の子は明るくなれる」 先生の卵に当事者が体験談(毎日新聞)
吃音矯正への取り組みは、教育史的には伊澤修二の楽石社が有名ですね。こちらの記事は矯正というより、環境整備に焦点を当てています。

■「なぜ勉強しなきゃいけないの?」元灘校教師、完璧な回答(幻冬舎GOLD ONLINE)
まあ、この問いに対しては、「何を言ったか」ではなくて「誰が言ったか」が重要ではあります。この記事も、大括りではそういう趣旨です。

■“習い事”異変…小学生してみたい1位「動画制作」(テレ朝news ※動画あり)
こういうのは、子どもがやりたいことをやらせるのが一番でしょう。

■先生 広き門? 教職員採用試験 止まらない受験者減 倍率 過去10年で最低3.2倍 鹿児島県(南日本新聞)
抜本的な対策ができないので、当然の結果ではあります。政治家と財務省の目論み通り、このまま公教育は滅びるのかもしれません。

教育全般(海外)

■本当に21世紀?…「女子生徒は白の下着だけ」という校則がなくなる=韓国(WOW!Korea)
ブラック校則は、日本特有のナショナリティの問題というより、東アジアに固有な儒教的メンタリティの問題ということでしょうかね。

■教師に「ボディカメラの装着」を求める米国の保守派層、その“あり得ない提案”が現実味を帯びてきた(WIRED)
海の向こうの話だと笑ってられない案件ではあります。