鵜殿篤 のすべての投稿

【教育学でポン!?】2022年1月14日

大学入学共通テストの準備のため、大学の食堂が閉まっていました。誤算。
【本日の歩数】6165歩■自宅と大学を往復。

ICT

■対面授業再開も教室に来ない大学生たち 「ポストコロナ」を示唆か(EduA)
女子は化粧をしなくてよいのが大きい様子です。

学校間接続

■コロナ感染「自己申告」で共通テスト免除の可能性 不正対策は?大学への要請、文科省に詳細を聞く(JCASTニュース)
まあ個人的な意見では、不正をして大学に入ったとしても、それから苦労するだけです。それは別として、文科省の対応が不信感を招くのも事実です。

■大学受験に英検・TOEICなど「英語民間試験」の活用拡大で広がる“教育格差”(週刊女性PRIME)
論点がとっちらかっている記事でしたが、まあ、世の中が変わりつつあることだけは分かります。

教育全般(国内)

■教員免許更新制、7月に廃止へ 政府が法改正方針(朝日新聞DIGITAL)
廃止は大歓迎として、ただし、どうしてこういう誰の目にもすぐ愚策と分かる愚策が通ってしまったのか、しっかり検証をしてもらいたいものです。まあ、おそらく、知らんぷりでしょうけれども。

■「価値観の押し付けになる」岡山県家庭教育応援の条例案に賛否の声(RSK山陽放送 ※動画あり)
家庭教育に関しては、カルト的な集団の価値観を無批判に取り入れてしまうようなケースもありますから、気をつけたいものです。

■ドロドロPTAの改革法 「活動免除で診断書出せ」母子家庭への横暴…(AERA dot.)
まあ「公共性」の基盤が掘り崩されて教育も消費的個人主義で押しつぶされている現状では、PTAの理念が機能しないのも無理はないというところです。もう理念がどうこうではなく、現実に合わせていくしかないのでしょう。

■オンラインによる教員のための「ベースボール型」授業研究会の参加者募集(NPBニュース)
ルールが複雑ですからね。

【教育学でポン!?】2022年1月13日

動画を2つ作る予定が、完成したのは1つだけ。明日がんばろう。
【本日の歩数】6689歩■自宅と大学を往復。

ICT

■オンライン受験システム「Excert」、本人確認やリモートでの監督を実現(ZDNet Japan)
具体的にはよく分からない記事ですが、今後必要になる技術であることは分かります。

学校

■年齢の違う児童、同じ学級で混じって授業(讀賣新聞オンライン)
現在の学級制度は、教育の本質から要請されているのではなく、単に「効率」からそうなっているに過ぎないものなので、いろいろな選択肢があっていいところです。

学校間接続

■今週末に大学入学共通テスト、濃厚接触者の電話相談窓口…オンラインで問題と正解速報(讀賣新聞オンライン)
■共通テストなしの合否判定、公平性めぐり文科省が見解公表(朝日新聞DIGITAL)
■受験生「本当に公平性保てるのか」 大学共通テストの〝救済〟波紋(西日本新聞)
もういっそ全部廃止でも問題ないのかもしれませんし、それが時代の流れでもあります。代わりにアメリカやイギリスのように高校卒業資格認定を厳密化した上で100%AO入試にでもすればよいでしょう。ともかく、いずれにせよ、振り回される受験生たちが一番の被害者なのは間違いありません。

教育全般(国内)

■教職員の悩み、相談して 教員OBの団体がNPO認証 奈良(毎日新聞)
需要は間違いなくあるように思うのですが、閾値を超えるためには様々な阻害要因がありそうです。

■「先生と呼ばないで」 識字教室を開いた女性が貫いた学び合い(毎日新聞)
とても大切な仕事をしていただきました。その精神を引き継いでいきたいものです。

■給与の心配は不要…世間一般と大違い「教師」の特殊すぎる実態(幻冬舎GOLD ONLINE)
「教師論」の知見を踏まえていない記事でした。医者や裁判官など「資格」を要する職業と較べてみても損はしませんよ。

【教育学でポン!?】2022年1月12日

今年度のゼミが終了。あとは卒論指導。
【本日の歩数】6472歩■自宅と大学を往復。

ICT

■アフターGIGA、端末活用で「学び方」を学べの真意 紙と鉛筆で学んだ世代の再生産はできない(education×ICT)
ICT環境の整備に伴って教育制度の規制緩和が進み、ビッグデータを活用した「個別最適な学び」が可能になる。こう、果たして理念通り進むかどうか。

■高校の新しい情報科、一斉授業だけではNGな理由 元文科省・鹿野利春「”やめる勇気”も大切」(education×ICT)
個人的には、ICTって美術や音楽と結びついていくと威力倍増だと思うんですよね。初音ミクとか使いまくればいいじゃない。

COVID-19

■【その視点はなかった】入学時からオンライン授業ばかりだった大学2年生が、人間関係を更新できず“高校5年生”になっている(ねとらぼ)
サークル活動など、壊滅的な状況が続いています。

学校

■制服や体操服、リコーダー…書道用と書初め用も別?義務教育=無償のはずなのに多額の負担 『隠れ教育費』の著者「児童手当の活用を」(ABEMA TIMES)
いったい「教育費」はどこまで含むのか、という問題です。かつては教科書費も自腹で、それは憲法的によいのかどうかと裁判になっています。それにつけても、高等教育ならまだしも、義務教育に「受益者負担論」を持ち込むのは実に愚かです。

■中学校での生徒同士の殺人事件受け…愛知県がスクールカウンセラー増員へ 子供が相談しやすい環境を整備(東海テレビ)
スクールカウンセラー増員も悪くないのですが、まずは正規教員を増員してほしいところではあります。

教育全般(国内)

■学校で生きるということ――玉城ティナが『教育』(遠野遥)を読んで考えた(BookBang)
本の内容はさっぱり分からなかったけれども、まあ読んでみようかなと思いました。

【教育学でポン!?】2022年1月11日

2週間ぶりくらいに授業動画作成のお仕事。
【本日の歩数】6196歩■自宅と大学を往復。

COVID-19

■文科相、一斉休校要請せず 遠隔授業で学習機会保障(共同通信)
まあ、そのための一人一台端末配付ではありました。

体罰

■「即座に体罰にならないが…」 生徒指導の先生が「竹刀」を奪われた理由、文科省に聞く(弁護士ドットコムニュース)
竹刀教師はもうギャグマンガにしか出てこない絶滅危惧種とはいえ、体育会系教師のメンタリティそのものはあまり変わっていないかも。

■退学生徒が学校側と和解、広島 「反省」で丸刈り、体罰(共同通信)
■丸刈り強要や体罰で退学 高校側が改善を約束し和解 広島(RCC)
喫煙に対する指導は必要ですが、昭和なやり方はもう通用しないので。

教育全般(国内)

■子どもの「興味開発」が幸せな人生の土台となる訳 価値観も変動する人生100年時代を生きるすべ(education×ICT)
そうですね。ちなみに200年前にはヘルバルトが「多方の興味」を主張していました。

■正解より「問いを立てる」人を育てるべき理由 ジーンクエスト・高橋祥子、今必要な教育とは(education×ICT)
生物学的な視点からの教育論でした。ポルトマンの所論を思い出します。

■東大合格に「文化資本」はいらないのか。貧困の現場で考えた、目に見えない格差とは(BUSINESS INSIDER)
そうなんです。そして教育学は、経済資本や文化資本の壁を埋めるものとして「社会関係資本」を見いだし、重視しています。

【教育学でポン!?】2022年1月10日

茨城県笠間市の笠間日動美術館と茨城県陶芸美術館を見学してきましたが、その途中で笠間城(続百名城)にアタック。関東の城としては破格の規模の石垣が素晴らしかったのです。そして笠間は、入る喫茶店の器のレベルがことごとく高い、芸術の町でした。
【本日の歩数】18083歩■笠間城にアタック。

働き方改革

■顧問強制しない米国に学ぶ「部活動改革」のヒント 対価や専門管理職で公平さや負担軽減を図る(education×ICT)
アメリカの教員の労務実態にもいろいろと問題はありますが、様々な選択肢を視野に入れることは大切です。

COVID-19

■意外と好評なリモート授業。大学サークル文化は存亡の危機? 大学生が今本当に望んでいることは?(中央公論)
そうなんです。ただ、学生にもいろいろなタイプがいますので、完全にリモート授業で良いと即断するのも難しいところ。

教育全般(国内)

■開成・元校長の柳沢幸雄「優秀な子」に共通する、ある能力とは? 「勉強しなさい」の声がけ、代わりにしたいこと(education×ICT)
んー、アメリカと日本の中等教育の最大の違いは、アメリカには高校受験がないところだと思いますが。

■大学進学は「ぜいたく」ですか?国に制度改正迫る虐待経験者たち(毎日新聞)
受益者負担主義の弊害がダイレクトに生じている事例です。欠陥があると分かったなら、早く是正してほしいものです。

■<成人式>成人年齢18歳へ 埼玉県内の新成人、どう思う「大人の意識を早くに」「責任の問題難しい」(埼玉新聞)
■昔は「身長」で決められていた? 元服から成人式まで、日本人における「成人」の歴史(現代ビジネス)
大人と子どもの境界線は、時代と地域によって変わります。

■令和の教育に役立つ「教員お薦めコンテンツ」3選 映画や漫画にも学びが深まる隠れた名作が!(education×ICT)
おもしろそう。

教育全般(海外)

■マイケル・サンデルの指摘 「能力主義社会の“勝者”たちが手際よく成果を残したとは言えない」(COURRiER JAPON)
「メリトクラシー」を「能力主義」と翻訳することで招く誤解について指摘した本を読んだばかりなので、この記事が日本人に大きな誤解をもたらすだろうことが分かる。「能力主義」と訳さずに「メリトクラシー」のままのほうが、文意がすっきり通ります。