【教育学でポン!?】2023年4月26日

がっつり雨なのは久しぶりな気が。
【本日の歩数】6355歩■自宅と学校を往復。

ICT

■教育でのチャットGPT「有用だが正しい活用を」 人工知能学会(毎日新聞)
■チャットGPT、振り回される教育現場 使いこなせるか?「子どもの表現力が…」「学校の学びが…」(神戸新聞NEXT)
文字が発明された時「人間の記憶力が減退する」として反対した人がいたという神話を思い出しても、損はしないでしょう。

■学校と保護者間の連絡手段、デジタル化は進んだか? アドビ、「子どもが受け取るプリント類のデジタル化に関する実態調査」の結果を発表(こどもとIT)
まだまだ遅れていることが分かりました。

■国研が公教育データ・プラットフォームのテスト運用を開始(教育とICT Online)
ダッシュボードでデータ同士のかけあわせのカスタマイズが自由にできると非常に便利なのですが。

不登校

■フリースクールで出席扱い?主体的教育→欠席、通所報告だけ→出席 不登校、割れる学校判断(岐阜新聞Web)
単なる「記録」なら欠席扱いでも問題ないのでしょうが、「評価」に関わるから問題になります。だから教育学的には「評価」の意義を本質的に明らかにすることで解決する問題です。逆に、そこを曖昧にしたままでは、どれだけ基準を明確にしようと問題は解決しないでしょう。

学校

■調布市立小中学校でコミュニティー・スクール始動 「地域と共にある学校」へ(調布経済新聞)
様子見をしていた自治体も、雪崩を打ってコミュニティ・スクールの設定をはじめました。が、もちろん問題は実態です。

■教員免許ない23歳、区立小の担任として勤務…「書類まだ手元にない」と採用される(讀賣新聞オンライン)
全国で教員免許なしでの採用が始まっていて、「後で取得すればいい」と言っていますが、同じ問題が必ず起こりますね。

高等教育

■改正私学法が成立 理事長への権限集中を防ぐ 相次いだ不祥事受け(朝日新聞DIGITAL)
教授会を弱くしたからこうなっているわけですが、大学というものの本質を見失って突き進んでいるので、おそらく今後も屋に屋を架すような弥縫策が続くことになるでしょう。

■これから始まる短大の「大閉校」時代(Newsweek)
どうでしょう、短大の閉校はとっくに始まっていて、現在はすでに最終局面のような印象です。

■「月額700円の寄宿料」はどこが問題なのか…国立大学で相次ぐ「歴史ある学生寮の廃止」という深刻な問題 このままでは経済的に困窮した学生は大学に残れなくなる(PRESIDENT Online)
20年前に東大駒場寮で起こったことが繰り返されています。