【教育学でポン!?】2022年4月9日

新入生歓迎のフレッシュマンセミナーでした。晴れて良かったです。
【本日の歩数】9894歩■新入生をキャンパス案内。

ICT

■「保育士が叱らなくなった保育園」の画期的仕掛け 連絡帳もスマホOK、保育士も保護者も大助かり(東洋経済ONLINE)
ICTの「ドキュメンテーション」への活用にも触れられていました。ICTを直接的に保育に活用できる場面は多くありませんが、保育士の余裕を増やすことで保育の質の向上に直結します。

■京都府立高校でiPad自費購入「頭痛い」 公費負担の府県もあるのになぜ(京都新聞)
iPADに限らず、一般的に高校は小中学校や大学と比較して国の支援が後回しになりやすい領域になっています。よって、自治体間の格差が拡大しやすい領域でもあるということです。

いじめ

■教育長「いじめを許さない心を持って」 不適切対応で臨時校長会 浜松市(テレしず)
報道側の切り取りの問題かもしれませんが、動画で見られるように「心」を前面に出すような精神論では問題が解決する見通しは立ちません。本当に解決しようとするなら、学校側がいじめを認知した際に、教育委員会として「ペナルティが一切ないどころか、認知したことを功績にする」ことを制度的に徹底するのがよいでしょう。いじめが起こった時に学校にペナルティが科されるから、隠蔽に走ります。

校則

■校則改正の「公約」実現 生徒会主体、声集め学校と協議 「ジェンダー」の観点取り入れる(丹波新聞)
コスパが悪いと言う人もいそうではありますが、生徒主体で成果を挙げているところが立派だと思います。

学校

■「養護学校」改め「特別支援学校」に 鹿児島県教委、12校の名称を来年4月から変更(南日本新聞社)
法律改正から15年、「特別支援」という言葉が根付いてきたということでしょうか。

■新入生の制服、レンタル導入…購入より2割程度安く1000円追加でサイズ変更も(讀賣新聞オンライン)
背が伸びることを見越してブカブカの制服を着ている一年生を見ると、こういう制度は圧倒的に頭がよく見えますね。

■懐かしの給食「揚げパン」、今はカラフルに!?パン給食に起こった変化とは【#給食今昔物語】(cookpad news)
給食は奥が深いです。監修の「学校給食歴史館」は、食品サンプルを使用した給食ビジュアルが豊富で見応えがありますよ。

教育全般(国内)

■なぜ子どもの自殺が「過去最悪」となっているのか…「遊びの喪失」がもたらす深刻な影響 人生をシミュレートする活動「遊び」が失われている(PRESIDENT Online)
汐見先生の記事で、さすがに読み応えがある内容でした。

■東大教授「入試以外の方法でも学生を集めるべき」 オンライン授業がもたらす「大学激変」の可能性(東洋経済ONLINE)
人類の長い歴史を振り返ってみれば、大学新卒一括採用というリクルート形態は極めて異常で、時代の変化に合わせた新しいリクルート形態が模索されるのは必然の流れです。そうなると既存の大学に期待される役割も必然的に変わるしかありません。

■「ボランティアで大学の単位認定」国に要望へ 神戸と東北の有志が立ち上げ、支援機構が設立会見(神戸新聞NEXT)
何の見返りもなく自発的に参加するから「ボランティア」なのであって、仮に大学が単位を認定するとしたら「ボランティア」ではない別の名前を付けるのが良いように思いましたが、学生たち(そして教員)が参加しやすい環境や制度を整えるのはとても大切なことです。

■「モンスター学生」はますます増長 学生を過剰に“お客様扱い”する大学の窮地(マネーポストWEB)
新自由主義の人たちが率先して教育を商品化した結果がこれです。