【教育学でポン!?】2024年3月31日

今日も街に出ました。
【本日の歩数】11924歩■渋谷の南のほうを闊歩。

学校間接続

■横浜の高校を「留年→退学」で島根に転校したら、東大に現役合格…「地方留学」で切り開く大学進学の新ルート いつの間にか「自分の言葉」をもつ高校生になっていた(PRWSIDENT Online)
とても刺激的でおもしろい記事でした。未来の日本(あるいは世界)を支えるのはこういう若者でしょう。

■「中学受験はコスパが悪い」納得の理由。“高偏差値の私立中学”を目指すのは有益な投資ではない(日刊SPA!)
コスパが悪いのはご指摘の通りで、それに加えて人間的な幸福という観点からも悪いことしかないでしょう。

学校

■雇用契約は3年、年収は大幅減…元ソニー社員が隠岐諸島で始めた「高校生の地域留学」が全国に広がった理由 生活費を含めて月数万円で「地方の公立高校」に入れる(PRESIDENT Online)
形式的には「学校選択制」が極まったものではありつつも、むしろ高校三原則本来の狙いを実現するような仕組みであるところが、いやいや、本当におもしろいです。時代の流れを考えると、今後ますますおもしろい展開になるだろうと推測します。成果に注目しましょう。

■奈良教育大付属小の問題で集会 「独自の創造的な教育を守ろう」(共同通信)
いやほんと、報道だけでは背景が見えないので、何らかの手段を発動して深堀りしたい事案です。

■「偏差値45の地方の高校」から東大生が生まれた…留学生も地元生も成績が伸びる「地域みらい留学」の可能性(PRESIDENT Online)
重要なキーワードが高密度で充満している、非常に興味深い記事でした。中等教育や高大接続の在り方を考えるうえで必須の情報があったように思います。

■51年間「生徒会長」がいなかった高校で起きた「生徒会改革」 疑問を持って動き出した生徒たち【DIG School】(tbc東北放送)
とても面白く読みました。当事者意識が芽生えるとすごい力を発揮するという、とても良い実例です。

■在校生4人…山間の小さな小学校が閉校 地域の人たちも出席して最後の卒業式 静岡市(静岡朝日テレビ)
■「3日前」に廃校決定、市対応を問題視する声 11km先の小学校へ(毎日新聞)
様々な事情で廃校がやむなしとしても、手続きは丁寧に行いたいものです。

高等教育

■大学の教養教育を「資本の論理」からどう守るか 加速する資本主義社会における「知識人の使命」(東洋経済ONLINE)
言いたいことはよく分かるし、基本的な方向性については共有していると思う一方、古代雄弁術の展開を踏まえると「本当にそうかな」という疑いを完全に拭うことはできないかな。

■”定員割れ”で看護専門学校「閉校」相次ぐ 約5人に1人が「75歳以上」超高齢化社会「2025年問題」…医療ニーズに応えきれなくなる懸念(BSS山陰放送)
教育の問題というより、お給料の問題だと思っちゃいますが。

幼児教育

■「先生がやめて教育は崩壊」「息子が不安定に」松戸・不適切保育問題で保護者ら、すすり泣きも(弁護士ドットコムニュース)
もちろん現場の問題ではありませんが、しかしある特定の人物のパーソナリティの問題に限定することなく、「構造的な問題」だと理解しないといけませんよ。