【教育学でポン!?】2022年12月10日

出光美術館で開催中の特別展「惹かれあう美と創造―陶磁の東西交流」を観てきました。日比谷公園に寄ったら、12月も半ばというのにまだ紅葉が盛りでした。
【本日の歩数】11918歩■日比谷をフラフラ。

働き方改革

■部活動地域移行 運営団体立上げ、指導者派遣 不登校児童生徒過去最多、コロナ影響(奄美新聞)
部活動の地域移行を着々と進めている様子です。できる自治体とできない自治体と、二極化が進行している印象です。

■「学生置いて教室を出たが心苦しい思い」非常勤講師ら“授業を中断”し異例のストライキ 無期雇用転換求める=東海大静岡キャンパス(SBS)
制度設計に問題があることは当初からみんな気がついているわけですが、実際にこういう形で弱いところにしわ寄せが集中しています。

不登校

■メタバースで不登校支援 岐阜市教委、子どもたちと学校の交流の場に(毎日新聞)
もはや普通の技術になった感があります。

校則

■「体操服の下に肌着ダメ」「シャーペン禁止」…ブラック校則、ネット公開で点検(讀賣新聞オンライン)
大阪市の話でした。まあ、ブラック校則を学校だけの問題にしている限り、本質的には何も解決しないでしょう。

学校間接続

■首都圏の中学受験、9年連続で増加…難関校は横ばい・新たな教育掲げる学校が人気(讀賣新聞オンライン)
お互いに個性を伸ばすような切磋琢磨となればよいのですが、単に一つの物差し(たとえば偏差値)で序列化するとおかしなことになります。

学校

■埼玉初!中学校区で小中一貫教育 統廃合なし、各校区でカリキュラム作成 2025年度から志木市(埼玉新聞)
教育委員会や校長先生の腕の見せ所です。

■穴水の小学校統合、議会が「待った」 「白紙化」請願、逆転採択に 町長、撤回は「やぶさかでない」(北國新聞DIGITAL)
紛糾していますが、このままではどっちみちジリ貧です。良いアイデアが出るといいのですが。

高等教育

■「理系か文系か」ではない 変わる大学、学問を超えた連携(日経ビジネス)
教育史的に言うと、もともとヨーロッパ中世の「大学」は神学を頂点に哲学や医学や法学のギルドが形成されていただけで、理系(特に工学系)なんて影も形もありませんでした。後発国の日本が殖産興業のために「工部大学校」などを作った時も、ヨーロッパの方には工学部なんてありませんでした。

教育全般(国内)

■日本の高1が妙に解けない「科学の問題」に見る盲点 日本の教科書には載っていない大切なこと(東洋経済ONLINE)
活用力の欠如は、理科だけに限った問題ではありません。