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【教育学でポン!?】2021年2月17日

晴れていたけど、ずっと屋内で仕事でした。

オンライン授業・ICT

■効率化は教育ICTの目的ではない。手探りのSTEAM教育と失敗経験から気づいた大事なこと(こどもとIT)
かなり興味深く、ナルホドと思いながら読みました。切実に実践を重ねている人だからこそ言えるだろう内容で、かなり参考になります。

教育全般(国内)

■「消しゴムを忘れた」児童を3時間半立たせ、教員処分…指導と体罰の境界線は? 弁護士に聞く(弁護士ドットコムニュース)
まずは文科相の公式見解「学校教育法第11条に規定する児童生徒の懲戒・体罰等に関する参考事例」を見るべきですかね。
学校教育法第11条に規定する児童生徒の懲戒・体罰等に関する参考事例

■堀越高校「男女交際は禁止」の校則めぐり裁判 「芸能人が通う」は判断にどう影響?(弁護士ドットコムニュース)
まあ一般論としての「校則の是非」とは別に、個別事例としてしっかり検討しなければいけないですからね。

■一クラス35人学級を中3まで拡大 公立小中の全学年で実現 県教委(琉球新報)
自治体の判断によって教育に格差が生じてきます。しかし現実的には臨時採用の教員でニーズをまかなうことになるだろうとは思うので、単に少人数学級だから良いということではなく、教員の待遇等も含めて現実の動きに注目していきましょう。

■南風原町の中学校で制服選択制を導入へ 4月から自治体では県内初(琉球新報)
議論を経て、しっかり準備して決まったようですね。

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【教育学でポン!?】2021年2月16日

いつの間にか河津桜が満開に。

文部科学省

■萩生田光一文部科学大臣記者会見録(令和3年2月16日 youtube)
中学校での少人数学級に関する首相発言に触れていました。言質を取ったので、ぜひ予算の裏付けを取り付けるよう頑張って欲しいですね。

オンライン授業・ICT

■1人1台の端末でプログラミング授業 東根市(YTS NEWS ※映像があります)
各地から導入報告が入ってきます。今後の動向を注目しましょう。

■学生のうつ症状を85%の精度で検出 スマホと活動量計でAI監視 カーネギーメロン大学など開発(ITmediaNEWS)
学生個々の環境やQOLが良くなるように利用されればいいのですが、容易に別の用途を思いついてしまうという。

COVID19

■コロナ中退1367人に 大学生ら、昨年4~12月(共同通信)
前年よりも少ないようです。中身についてしっかり精査していただいて、必要な対策を採っていただければと思います。

教育全般(国内)

■35人でも「密」になる教室の現実を菅首相も自分自身の目で見てみてはいかがだろうか(前屋毅)
ですよね。

■“黒染め強要”訴訟「学校指導に合理性」(読売テレビニュース ※映像があります)
■高校が女子高生の髪の毛を「黒染め」指導 裁判所は元生徒の訴えの大部分を退け府立高校の指導に「一定の合理性」(ABCニュース ※映像があります)
■中学生の私へ。「黒髪」「ストレート」ではない自分の髪を嫌いにならないで(HUFFPOST)
高校自体の在り方は校長先生が代わって大きく変化していると聞いています。個別的な事例については事実をしっかり調べてからじゃないと何とも言えないところですが、一つの事例として記憶しておきましょう。

■「無意味な校則をなくしたいのに…」闘う38歳女性教師に鴻上尚史が示した日本教育の「思考するなという訓練」(AERA dot.)
いつもながら、勇気が出る回答だなあ。教育学的に言うと、教師たちそのものが無意味なルールに縛られている、というのが考えるべき大きなポイントです。

■小中高生の自殺、過去最多 コロナで大幅増、女子高生突出 文科省(時事通信)
関係者一同、現実を直視して、できることをやっていきましょう。

■デジタル時代にも漢字の手書きは大事 言語能力発達に影響も(Science Portal)
ハテナが多い記事でした。素直に読めば「漢字の手書きは大事」という結論には至りません。飛躍しすぎだと思います。たとえば同じような論理の飛躍を用いれば「デジタル時代にも狩猟は大事」という結論を出すこともできるでしょう。狩猟の技術も様々な能力の発達に及ぶと思いますよ?

■鳥取市の中学校 建設中新校舎に思い出刻む(日本海テレビ)
粋な計らいですね。

■統合校で創造力などを伸ばす教育を(岩手朝日テレビ)
各地で学校の再編成が進んでいます。従来の発想のまま進めると、おそらく詰みます。

■特別支援学級の廃止凍結を検討 京教大「保護者らと方向性考えたい」(京都新聞)
お金の問題が絡んでくると、世知辛い話になりやすいですね。

■大学の「単位」とは何か 1単位の決め方、学士=卒業に必要な努力量は?(大人んサー)
現在の学生にはよく知られている話ですが、保護者世代はけっこう知らないでしょうね。

■3/1の卒業式待たず…藤井聡太二冠が高校に退学届提出「タイトル獲得で将棋に専念したい気持ち強く」(東海テレビ)
■藤井二冠が高校自主退学 「タイトル獲得で将棋に専念」(時事通信)
3年間、高校生活を満喫できたでしょうか。高校卒業資格そのものは人生に必要ないかもしれませんが、かけがえのない時間の方はどこかで力になるだろうと思います。

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【教育学でポン!?】2021年2月15日

久しぶりの雨でしょうか。快晴だと出歩きたくなるので、雨の日は仕事がはかどるはずだったのでした。

オンライン授業・ICT

■子どもたちにエール 宗像市でプロブラミング体験教室(KBC九州朝日放送 ※映像があります)
なるほど、教育委員会直営のサポート教室なんですね。「無料」のうえに、「指導要録に出席扱いとして記録」というところも注目です。
▼教育サポート室エール

■小学校教員と保護者が業務効率化アプリを自力で開発 仕事の困り事は自分で解決(ITmedia NEWS)
すごいんですけれど、凄すぎて参考になりにくい感じはしますね。

■児童1人に1台のタブレット端末 令和の”学習スタイル”に教育現場は…(広島ニュースTSS ※映像があります)
外から見る感じでは、教師が真面目すぎる印象です。教師が覚えるまでもなく、子どもに触らせていれば勝手にやれるようになりますよ? 最悪なのは、教師ができないからといって子どもの活動を制限することです。

■「今から受けませんか?」大学のオンライン試験で起きた悲劇! 先生の提案を断った理由(ABEMA TIMES)
申し訳ありませんが、教員側は何ひとつ感情を動かされることなく機械的に不可をつけます。

COVID19

■大学でできた友達の数は… 月2千円のサークル会費を惜しむ学生も 沖縄でコロナ初確認から1年
ですよね。

教育全般(国内)

■公立中も1クラス35人以下検討 首相表明(日テレNEWS24 ※映像があります)
言質いただきました。どうぞよろしくお願いします。

■【教員採用の倍率を上げるには?(1)】 広報の充実では効果は疑問(妹尾昌俊)
教員の魅力を向上させる方策として、教員免許更新制度と教職コアカリキュラムの廃止を提案してみます。現場が疲弊するだけで、教員の魅力向上にまったく役に立っていないと思いますよ。

■教職員の残業時間上限規則を承認(mrt宮崎放送 ※映像があります)
決めたからには、それを実現するための具体的配慮もするんですよね? 具体的には教育予算を増やして、現場に人を増やすとか。仕事が減らないのに残業時間上限を決めても意味ありませんよ?

■学ぶ機会、平等に 鹿児島市の無料学習塾開設2年 ボランティアが指導(南日本新聞)
こういう人たちの熱意のおかげで、公教育の底が割れずに済んでいます。しかし本来は公教育の範囲内でやるべきことです。政治家や財務省はこういう人たちの好意に甘えてはいけません。

■”背骨を折る”など…生徒に体罰を加えた元教師に「有罪判決」神戸地裁「行為になんら教育的効果はない」(カンテレ ※映像があります)
判決は当然として、気になるのは「教育的効果」があれば体罰が許容されるような読み方ができてまう文になっていることです。仮に「教育的効果」があったとしても、体罰は法律違反です。

■広島大の講義室に命名権契約 工学部と理学部 企業2社と(毎日新聞)
なるほど、いろんな仕掛けができるもんですね。
▼ネーミングライツ事業(広島大学)

ブロトピ:今日の学問・教育情報

【教育学でポン!?】2021年2月14日

チョコレートを食べる。

オンライン授業・ICT

■神戸医療福祉大、入学試験にオンライン導入 コロナ禍、受験生の不安解消へ(神戸新聞NEXT)
特に遠方の受験生はありがたいかもしれませんね。ただ教育学的には、せっかくオンラインで試験を実施するのに、従来のペーパーテストそのままの内容というのは勿体ない気がします。これからオンライン試験だからこその問題ができてくるのでしょうかね。

COVID19

■コロナ禍で変貌する就職活動 オンライン面接で「学歴重視」は加速するのか?(ulm)
■安定した通信環境でオンライン面接、学内に就活用ブース(讀賣新聞オンライン)
これも遠方の学生の負担が減るのはありがたいかもしれませんね。が、記事でも指摘されているとおり副作用はたくさんありそうです。注目していきましょう。

教育全般(国内)

■「化粧! 今すぐ落としてこい!」 男性教師に怒鳴られる生徒をかばう女性教師を描いた漫画に納得と感謝の声 女性と、学業と、化粧と、社会。(ねとらぼ)
まあ、化粧を落としたところで、学業には集中しないよね。

■教師と子どもの間のルールとは~「制服・私服」選択制導入の署名活動で感じたこと~(神内聡)
よく「学生らしい服装」と言うけれど、先生のほうは「先生らしい服装」をしてないこと、けっこうありますよね。それでいいと思うんですけどね。

■この先生の言葉はほんとにすごい…!「学生結婚」して卵を育てた実話に感動が止まらない 最後の結末を聞いた瞬間、「せ、先生….!?」ってなりました(BuzzFeed)
家庭科の授業は、おもしろい試みがたくさんできるんです。

■【過去最低の採用倍率】なぜ「教員になりたい」人が減少しているのか(BEST T!MES)
もはや政治家や財務省や経産省は公教育(税金を教育に投入すること)を滅亡させることを念頭に置いているのでしょう。「塾」などの民間企業に任せてしまえば教育産業も儲かるし一石二鳥、くらいにしか考えていないのではないのでしょうか。文科省がどれくらい「抵抗勢力」になれるかどうかという話になっているんじゃないかと思います。

■148年の歴史に幕 小学校で閉校記念の感謝イベント 卒業生の藤森慎吾さんからメッセージ(NBS長野放送 ※映像があります)
学制発布の翌年にできた小学校なんですね。歴史屋としては、史料の保存状態がどうなるか気になります。

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【教育学でポン!?】2021年2月13日

来年度の授業の準備に取りかかり中。

文部科学省

■萩生田文部科学大臣会見(令和3年2月12日 youtube)
オリンピックの話題が多い印象でした。

オンライン授業・ICT

■「ICTを活用した教育」を考える 高松市でフォーラム 平井卓也デジタル改革担当大臣が特別講演(KSB瀬戸内海放送)
各地でGIGANTICスクール構想実現に向けての準備が揃いつつあるようです。

COVID19

■コロナの影響で様々な学校行事が中止に…小学校生活最後の思い出に『デザイン書道』6年生が卒業記念で制作(富山テレビ ※映像があります)
子どもたちのために、みんなで知恵を出し合って、できることをやっていきましょう。

■コロナ禍で宿題する難さを表現!小1の男子が島根県の「ことのは大賞」受賞(島根県・松江 TSKさんいん中央テレビ ※映像があります)
ですよね。

教育全般(国内)

■宝石大好き女子高生の漫画『瑠璃の宝石』 作者はかつて理科の先生だった!(anan NEWS)
教師として活躍してから別の道で個性を発揮するというのも、有力なキャリアパスになってほしいですね。

■公立小全学年で35人学級へ(福岡NEWS WEB)
■佐賀県、小3で35人以下学級へ 国に先駆け環境整備(佐賀新聞LiVE)
少人数学級そのものの是非は別として、自治体ごとに教育格差が生じつつあるようです。

■教員多忙化の要因・部活動地域委託に意欲 落合教育長 2021年度佐賀県一般会計当初予算案(佐賀新聞LiVE)
2015年の教育委員会改革以降、教育長のリーダーシップが発揮できるような体制になってきているということか、注目していきましょう。

■静岡県内の優れた教育研究を支援「はごろも教育研究奨励賞」(SBS ※動画があります)
とても立派なお金の使い方ではないでしょうか。よーし、缶詰買っちゃうぞ。
▼はごろも教育研究奨励会

■給食費返還で支援 新型コロナで所得減の世帯に 静岡・藤枝市(テレしず)
本来は給食費無償でいきたいところですが、まずは一歩ずつですね。

■「校舎貸してくれて、ありがとう!」 台風で被災の小学校 近隣の学校に“感謝”のリンゴジュース贈る(NBS長野放送)
たいへんな状況の中、みんなで助け合いながらがんばりましたね。

■T―BOLANの森友さんが校歌 「ワクワクする心で」(朝日新聞DIGITAL)
義務教育学校の新設ラッシュに伴って、各地で個性的な校歌ができつつあるようですね。

ブロトピ:今日の学問・教育情報