「教育学でポン」タグアーカイブ

【教育学でポン!?】2021年7月31日

コンピュータ周りの環境を整備して、気分が少し変わりました。
【本日の歩数】7087歩■池袋散歩。

文部科学省

■生徒指導提要の改訂に関する協力者会議(第2回)配付資料(文部科学省)
「人格とは何か?」と大きく関わってくる具体的政策なので、個人的には大注目なのです。現行『生徒指導提要』では、「人格」という概念を、心理学的ではなく、カント的に理解しているように思います。改訂でどうなるか。

■義務教育9年間を見通した教科担任制の在り方について(報告)(文部科学省)
さて、方向性が固まりました。続いて、我々教員養成関係者に大激震が走ります。どうしよう…???

■萩生田文部科学大臣会見(令和3年7月30日 ※youtube)
ポイントは、大学入学共通テストの諸々が決着したことに関連する話題でしょうか。

ICT

■離島・対馬に流れ着いたICT化の波 子どもたちに起きた変化とは? タブレットを「文房具」のように使う驚き(withnews)
複式学級での活用は、ナルホドです。いわゆる「個別最適な学び」の最先端事例かもしれません。おもしろい記事でした。

学校間接続

■「中学受験は当たり前」の東京出身ママ友に、地方出身ママが感じる“格差と嫉妬”(週刊女性PRIME)
教育学的に言わせてもらえれば、東京のほうが異常。

校則

■<こちさが>「前髪は眉上」細かすぎる? 校則どう思いますか(佐賀新聞LiVE)
■<こちさが>校則の現場、当事者のホンネ 生徒の声・教師の声・記者の目(佐賀新聞LiVE)
校則は、教師ですら説明不可能な意味のないルールに強制的に従わせる理不尽で子どもたちを従順な社会の歯車に叩きつぶすという大事な役割があります。やめてしまえばいいのに。

学校

■県立高校再編案 住民懇談会で浪岡高校の存続求める意見相次ぐ(ABA青森朝日放送)
気持ちは分からないでもないですが、仮にいま存続したところで、このままではゆるやかに滅亡していく将来が見えるのですが、具体的にどうしたいんでしょうか?

■[高知・香美市]市立小学校が国際バカロレア校に認定(政治山)
公立小学校での認定は、張り切りましたね。これからの取り組みに注目しましょう。

教育全般(国内)

■こども庁、「独立した新組織が望ましい」45%(政治山)
まあ、数字はほとんど判断材料になりませんね。どうしてそう考えたか、「理由」が重要なところですが、この記事からはわかりません。

【教育学でポン!?】2021年7月30日

変な天気の一日でしたが、うまく雨を避けて移動。
【本日の歩数】6994歩■池袋散歩。

ICT

■タブレット型端末で勉強以外に何してる? 小中高校生の26.1%が「動画視聴」(不破雷蔵)
思ったより少ないような。

COVID-19

■川崎市教委、緊急事態宣言で修学旅行を中止・延期に(カナロコ)
■緊急事態でも修学旅行実施 大阪市長「五輪やっている」(朝日新聞DIGITAL)
自治体によって方針が異なりますが、それ自体は健全なことです。問題は現実に即して判断しているか、というところ。

学校間接続

■共通テスト「情報」正式決定 25年から7教科21科目 文科省(時事通信)
■英語民間、共通テスト断念表明 記述式も「実施方針は廃止」 萩生田文科相(時事通信)
■英語民間試験と記述式導入 文科省が正式断念 共通テスト改革(毎日新聞)
一件落着でしょうか。

ジェンダー

■「驚愕の事実」すべての先進国で男子よりも女子の成績が高い科学的理由 「堅実性パーソナリティ」の性差か(PRESIDENT Online)
仮説ですが、そんな気もします。

教育全般(国内)

■「子供をもつほど家計が苦しくなる」菅政権はいつまで”子育て罰”を続けるのか 働くカップルの勤労意欲をそぐ政策(PRESIDENT Online)
■「子育ては富裕層のぜいたくに」日本の”少子化対策”は超少子化を加速させている 稼ぐほど支援から切り捨てられる(PRESIDENT Online)
ですよね。

■山梨県の小学教員倍率「最低」1.86倍 教師の質低下に懸念(毎日新聞)
増える要素がありませんからね。

■ハマ弁「給食化」に6割反対 アンケに「おかず冷たい」とも(カナロコ)
今年改革が行なわれたばかりでしたが。

教育全般(海外)

■中国、義務教育期間の宿題等に“新規制” 若新雄純氏「宿題の効果や塾の“不安商売”を見直すべきでは」(ABEMA TIMES)
中国の政策は、破綻するでしょう。競争を煽る根っこがなくならないところで、出てくる葉っぱをいくら摘み取っても、競争そのものがなくなるわけがありません。

【教育学でポン!?】2021年7月29日

宇都宮の施設に実習巡回指導に行きました。学生が活き活きと実習をしていて、良かったなあとしみじみ思いました。施設の裏に県立博物館があったので寄ってみたら、狩野派の充実した展示があったり、栃木と家康の関係にスポットライトを当てる特集が開催されていたりして、思いがけず楽しく観覧しました。
【本日の歩数】10341歩■宇都宮に実習巡回指導。

ICT

■小・中学生、2割がトラブル経験 学校配布のデジタル端末(共同通信)
2割ですんでいると見るべきか。

COVID-19

■コロナ休校で広がる教育格差 0点取っても「塾に行かせる余裕ない」 とり残される低所得家庭の子ども(AERA dot.)
本当は公立学校が頑張らないといけないところです。先生が頑張るという意味ではなく、国が金を出すという意味で。

教育全般(国内)

■小学5・6年生で体育も教科担任導入へ(TBS NEWS)
学校教育法633制が崩れるアリバイづくりになるか、注目しましょう。

■「公認日本語教師」資格の有効期間設けず 学歴も不問 文化庁(毎日新聞)
ゆるゆるです。良いか悪いかは別として。おそらく本音では、教員資格もこういう方向に引っぱりたいのでしょう。

■「スポーツしかできないバカ」発言に見る大学教授の思い上がり 他者の「自由」を守る態度の重要性(古市憲寿)(デイリー新潮)
内容はともかく、冒頭のマンガが秀逸。樽のディオゲネスね。

■「関西の私大」が学生増で存在感を増している事情 背景には大学の「危機感の高まり」があった(東洋経済ONLINE)
そういうことでしょうね。

■大学生に人気の「お人形授業」 あらたなつながり生み出す(毎日新聞)
人形、奥が深そうです。

教育全般(海外)

■中国、公立学校教師による家庭教師の副業禁止(REUTERS)
巧妙な抜け道が開発されて、狙いどおりの効果が挙がらないどころか、深刻な副作用が発生すると、予測します。なぜなら、「人々のニーズ」をまったく無視した政策だからです。

【教育学でポン!?】2021年7月27日

所属学科の大きなイベントが無事にひとつ終わりましたが、私はほとんどなにもしていなかったという。おつかれさまでした。
【本日の歩数】6350歩■池袋散歩。

文部科学省

■コミュニティ・スクールの在り方等に関する検討会議(第4回)配布資料(文部科学省)
妹尾昌俊氏のスライドが、とても分かりやすいです。授業でも使っていきたい。

ICT

■全国学力調査のパソコン回答、25年度にも実施 文科省(朝日新聞DIGITAL)
問題を複数作るくらいなら、これを機に抽出方式に変えればよいと思います。

■【求められるリアル】義務教育で行われているプログラミング教育の現状とは?ドローンやロボットを使った「生きた教材」の重要性(特選街web)
ですよね。

■ICT授業、活用法共有 教員向けに新サイト 茨城県教委(茨城新聞クロスアイ)
盛り上がるといいですね。

ジェンダー

■「成績順にすると女子が圧倒的に多くなってしまう」共学の私立中学受験、女子が不利になるのはなぜ?(BuzzFeed)
圧倒的に女子が多くて、いいじゃない。こういう不自然な操作をしているから、日本全体がダメになっているかもしれません。

教育全般(国内)

■「教科担任制」本格導入へ、学校の機運高まらず 早めの対応カギ、時間割作成に3カ月の学校も(education×ICT)
理念的な話が先行していた領域ですが、現場の具体的な実践も分かる興味深い記事になっています。

■コロナ禍が子どもの教育格差と非認知能力にもたらす影響を調査 世帯年収等による教育格差の拡大、小学生の非認知能力に対する影響を懸念(日本財団)
貴重な数字です。

■小学校高学年を対象に“西武流”指導!「ライフスキルセミナー」で生きる力を育む(BASEBALLKING)
楽しそうです。

■「なんで勉強しなくちゃいけないの?」に、間違い回答続出!【教育のプロが警鐘】(幻冬舎GOLD ONLINE)
親のほうが日頃から楽しそうに勉強をしていればいいんです。親が勉強していないときに、子どもがするわけありません。

■暗記数学の実力「解法パターンの暗記で、数学の成績は上がる」(幻冬舎GOLD ONLINE)
まあ仮に成績が上がるとして、教育学的には「だから?」という話になります。

【教育学でポン!?】2021年7月26日

Googleドキュメントの音声認識が、なかなかすごい。
【本日の歩数】6908歩■池袋散歩。

文部科学省

■特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議(第1回)配付資料(文部科学省)
いわゆる「個別最適な学び」が狙う方向性の一つが露骨に顕れている施策です。良いか悪いかは別として。今後の展開に注目しましょう。

ICT

■デジタル・シティズンシップ教育広がる納得理由 「情報モラル教育」でGIGA端末活用は進まない(education×ICT)
ただでさえシティズンシップ教育が遅れていますが、さらに変化する時代に教育が追いついていきません。

■DNPが東京の公立小中学校のデジタル活用を支援する取り組みに参画、都教委などと協定(impress)
CSRの一環として、民間企業がどんどん教育現場に入ってきます。良いことか悪いことかは別として、公教育の形が大きく変わります。

■ドローンを活用する「プログラミング教育」(WEDGE)
私もプログラミング教育のためにドローンを一台手に入れて動かしてみましたが、なかなか楽しいです。

教育全般(国内)

■「全米最優秀女子高生」母語る、子どもの伸ばし方 注目の「非認知能力」を育む具体的な方法とは?(education×ICT)
プロジェクトベース学習の有効性は、個人的にも実感しています。まあ100年前にキルパトリックが言っていることですが。

■教員免許更新制度廃止で考える「医師や弁護士に免許更新がない」理由 変化についていけない人はいないの? 池上さんに聞いてみた。(文春オンライン)
まだ廃止は正式決定ではありませんけどね。そして回答は、身も蓋もないという。その通りなんですが。

■「ごめんね、いいよ」のやりとりは解決にならない。小学校教師が指摘する“叱る”マネジメントの誤り(新R25)
子どものためになっているのか、それとも単に大人の側が感情の捌け口にしているだけなのか、その違いが大きいです。