「教育学でポン」タグアーカイブ

【教育学でポン!?】2021年8月27日

大学の学食がやってなくて、焦った。
【本日の歩数】5927歩■自宅と大学を往復。

ICT

■「Google Workspace」は小学校でどう使われている? 3人の先生が解説(ITmedia PC USER_)
単に自動ドリル出題マシンとして使うのではく、一歩先の、本質的な使い方の紹介になっています。

COVID-19

■部活や修学旅行「安易に中止せず可能性模索を」 文科相(朝日新聞DIGITAL)
記事に問題があります。部活動は「課外活動」ですが、修学旅行と体育祭は「課外活動」ではありません。学校行事として教育課程に位置付いています。大学の教職課程では、修学旅行と体育祭は扱いますが、部活動は扱いません。

■「何もしない休校と夏休みの延長が最悪のシナリオ」 自治体間でオンライン格差、問われるこの1年の“積み重ね”(ABEMA TIMES)
ですね。

学校

■福岡市「夜間中学」来年4月に設置へ 公立では九州初(+rkb ※動画あり)
■九州初の公立夜間中学設置へ 福岡市9月議会で審議(九州朝日放送 ※動画あり)
■「学びたい」願い叶える希望の光 公立夜間中学校が照らすもの(STV ※動画あり)
全国で続々と始まりつつあります。たくさんの人に学びを提供できるといいですね。

■市教委方針決定 青葉小が25年度閉校へ 少子化に伴う学校再編で〈相模原市中央区〉(タウンニュース)
各地で、小中一貫に移行する流れの中で、学校の統廃合も進んでいます。

教育全般(国内)

■教室に通わせても逆効果? 親が勘違いしているプログラミング教育(Forbes JAPAN)
ごくごく初歩的な内容ですが、定期的に人の目に触れることに意味があるというところです。

■モンテッソーリ教育とは?子どもはどう育つ?特徴やメリットを解説し、疑問を解消(みらのび)
初歩的な内容ですが、こういう窓口はいろんな場所にたくさんあるのがいいですね。

■「クラス全員、給食は残さず食べきりましょう」がプレッシャーに 小学生を追い詰めた「食品ロス削減」の掛け声(まいどなニュース)
大変ですよね。教職課程でもっと給食に関する指導を厚くしたいところではありますが、他にもやることが山盛りという。「特別活動」の授業をどう構想するかが大きな課題だなあ。

■知能格差、遺伝ガチャからの自己責任論――無理ゲー社会は変えられるのか?(BOOKウォッチ)
まあ、無理ゲー。それがメリトクラシー。

【教育学でポン!?】2021年8月26日

副反応が収まったからかどうなのか、ちょっとやる気出た。
【本日の歩数】5781歩■自宅と大学を往復。

文部科学省

■特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議としてのアンケートの実施について(文部科学省)
特異な才能がある「本人」も回答できるようですので、「わたしギフテッド」と自認している方はぜひどうぞ。
▼特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議 アンケート

ICT

■保健室のタブレットで心の不調をキャッチ 11の質問から命を守る取り組み(Yahoo!ニュースオリジナル特集)
これは、正しい技術の使い方ですね。

■【2021年版】保護者500人が選ぶ教育系YouTuber人気ランキング!1位は小島よしお、2位は中田敦彦(テラコヤプラスby AMEBA)
選択肢が増えること自体は悪いことではありませんね。あとは質保障のありかたでしょうか。単に自由競争を促すだけで質は保たれるのかどうかの実験となっております。

■ICT活用した教育 研究推進へ(ABS秋田放送 ※動画あり)
総合教育会議の記事でした。ICTに関しては膨大なお金が必要になるので、確かに首長の理解が必要になってくる分野ではあります。迅速に対応が進むかどうか、自治体間格差はこの会議の活用如何で決まるでしょう。

体罰

■勝利のために親も黙認 高校スポーツの体罰、根絶されぬ理由 厳しい指導なければ「やる気ない先生」のレッテル(南日本新聞)
まあ確かに、単純に学校や教師だけの問題ではないんですよね。最終的には国民全体の意識が反映される領域なわけで。いじめも、また同じく。とはいえ、最前線に立つ教師の役割と責任が極めて大きいのも、また確かなのです。

学校

■「浪岡高校の存続を求める会」が要望書と署名を提出(ABA青森朝日放送)
存続を求める人たちの気持ちは分かるのですが、要望書と署名を出してどうにかなる問題かどうかというところ。

教育全般(国内)

■「ようやく廃止になったが…」教員免許更新制にも疑問をもたない文科省は酷すぎる これでは教育現場は悪くなるばかり(PRESIDENT Online)
先生たちがゆっくり本を読める時間を確保するんでいいんじゃないですかね。

■社説[教員免許更新制廃止]現場軽視の政治に責任(沖縄タイムス)
まあ「政治主導」そのものが良いか悪いかはともかく、もう現実的に「教育には馴染まない」ということは明白になったように思います。

■子どもが夏休み中にゲーム依存に? 厳しいルールはNG、日常に戻すコツ(森山沙耶)
私も夏休み明けにちゃんと仕事ができるように、ちょっとずつ日常に戻していこう。

■中学英語の難しさがアップ!? 学力格差はどこから生まれるか(LIMO)
先生の力量もアップしないといけないんですよね。

教育全般(海外)

■中国で「塾禁止令」、親や教育界に激震 背景にある大きな社会課題とは?(大人んサー)
日本が1960年代に犯した間違いを、着実に中国も踏襲します。高度経済成長のプロセスはどこでも似たようなものになるのかどうか。

【教育学でポン!?】2021年8月25日

読書が進む、穏やかな日。
【本日の歩数】1575歩■引きこもり。

ICT

■デジタル教科書、全ての小中で 文科省、普及促進事業を拡大(共同通信)
なるほど。徐々に外堀を埋めつつあるようです。

不登校

■夏休み終わりに「学校行きたくない」…保護者はどう対応? 福井県内の専門家に聞く(福井新聞ONLINE)
夏休み明けの9月1日は一番気をつけなければいけない日だと、統計的に明らかになっています。

■東北初 富谷中学校が「不登校特例校」に 少人数指導や個別学習が可能〈宮城〉(仙台放送 ※動画あり)
まだまだ数は少ないのですが、徐々に制度が浸透しつつある感じでしょうか。

学校

■「教科書通り」からの脱却 風越学園が「読書家の時間」「作家の時間」を実践する理由(EduA)
ちょっ。「教科書で授業をしなきゃいけないなんて、実は学習指導要領のどこにも書いてない」とありますが、学校教育法第34条に「小学校においては、文部科学大臣の検定を経た教科用図書又は文部科学省が著作の名義を有する教科用図書を使用しなければならない。」と明記されてます。確かに学習指導要領には書いてありませんが、法律で決められていますよ!
記事で紹介されている取り組みは、とてもおもしろいです。

■来春開校の小中一貫校「根尾学園」個性伸ばす新教科導入 保護者の意見も反映(岐阜新聞Web)
地域に根付いた学校として発展していってほしいですね。

教育全般(国内)

■教員免許更新制の「廃止」は「発展的解消」でしかない。「発展的」には辛い未来しかないかもしれない(前屋毅)
まあ御指摘通りではありますが、実のところすでにPDCAサイクルの「C」を強調するNPMの形で管理を進めておりますね。

■「学校の平均点教育」が発達障害の子どもたちの個性をつぶす(幻冬舎GOLD ONLINE)
総論賛成の人は多いのでしょうが、各論に落とし込む段になると大変な議論が待っているんですよね。

■数学の問題にイライラ…中1息子からの鋭いツッコミに共感の声 投稿主「歴史は繰り返すんだな」(ABEMA TIMES)
たまには問題を作る側の立場を想像してみても損はないかな、と思います。

【教育学でポン!?】2021年8月24日

溜まっていた書類仕事を片付ける。
【本日の歩数】7617歩■自宅と学校を往復。

ICT

■子どもが学び方を選ぶ時代。学習者用デジタル教科書で変わる、授業の姿と教師の役割――東京学芸大学附属小金井小学校、実践発表レポート(前編)(こどもとIT)
ICT活用の最先端の様子が分かる記事です。小金井小学校には長い蓄積があるので、他の学校がすぐに真似るのは大変ですが、モデルケースとして参照することはできます。

■全生徒にタブレット端末整備へ 栃木県教委、県立高と特別支援学校に2万台(下野新聞SOON)
遅れている自治体も、焦り始めるでしょうか。

COVID-19

■パラ観戦めぐり揺れる学校 「実施」の自治体、一転中止に(FNNプライムオンライン ※動画あり)
少なくとも、家庭の判断で休んでも不利益がないような措置はとりましょう。

いじめ

■【#しんどい君へ】キンタロー。さん 八方ふさがり「あきらめないで」(讀賣新聞オンライン)
こういう記事を読むと、学校という空間そのものが人を不幸にする、と直感的に思うのです。

■「ネットいじめ」対策のカギは保護者の知識アップ、マイクロソフトが調査結果を発表(INTERNET Watch)
ネットいじめは、従来であれば「強者」である立場でも被害者になるところが特徴かもしれません。

校則・不登校

■校則を疑い続けた演出家・鴻上尚史が出会った「言葉の通じる先生」工藤勇一校長との対談で見えたもの(現代ビジネス)
■工藤勇一×鴻上尚史 学校が嫌になった子にかけるべき三つのセリフ 不登校は親の育て方の問題ではない(現代ビジネス)
さすがの鴻上尚史。ちゃんと本を買って読もうと思いました。

学校

■日本初! 公立小中高一貫校の小学校長に聞く「12年間を通じて目指すもの」
小学校低学年用の英語教科書を「都教委」が作るというところが少々気になった記事です。教育課程についてはともかく、エリート校するのかどうか形式的なところにも注目していきましょう。

■香川初「夜間中学」来年開校 高瀬中学校を利用し最長9年在籍可能 10月~募集予定【香川・三豊市】(OHK ※動画あり)
公立夜間中学が、各地で続々と始まります。

■葛川中学2年生「廃校危機を救いたい」 山間地域の魅力を伝えるガチャガチャ作り(びわ湖大津経済新聞)
プロジェクトがうまくいくといいですね。

教育全般(国内)

■「すべての親は真似するべき」ヒカキンの親が絶対にやらなかった”あること”(PRESIDENT Online)
持ち味を武器にしようというのは、間違いなくその通りです。ただ忘れてはならないことは、一握りの成功者の後ろに、同じような持ち味を持っているにも関わらず、うまくいかずに鬱屈を抱えている人が死屍累々と横たわっていることです。そういう人たちに対するセーフティ・ネットが整備されていないとき、実は危険な考え方でもあります。

■「先生次第で吃音の子は明るくなれる」 先生の卵に当事者が体験談(毎日新聞)
吃音矯正への取り組みは、教育史的には伊澤修二の楽石社が有名ですね。こちらの記事は矯正というより、環境整備に焦点を当てています。

■「なぜ勉強しなきゃいけないの?」元灘校教師、完璧な回答(幻冬舎GOLD ONLINE)
まあ、この問いに対しては、「何を言ったか」ではなくて「誰が言ったか」が重要ではあります。この記事も、大括りではそういう趣旨です。

■“習い事”異変…小学生してみたい1位「動画制作」(テレ朝news ※動画あり)
こういうのは、子どもがやりたいことをやらせるのが一番でしょう。

■先生 広き門? 教職員採用試験 止まらない受験者減 倍率 過去10年で最低3.2倍 鹿児島県(南日本新聞)
抜本的な対策ができないので、当然の結果ではあります。政治家と財務省の目論み通り、このまま公教育は滅びるのかもしれません。

教育全般(海外)

■本当に21世紀?…「女子生徒は白の下着だけ」という校則がなくなる=韓国(WOW!Korea)
ブラック校則は、日本特有のナショナリティの問題というより、東アジアに固有な儒教的メンタリティの問題ということでしょうかね。

■教師に「ボディカメラの装着」を求める米国の保守派層、その“あり得ない提案”が現実味を帯びてきた(WIRED)
海の向こうの話だと笑ってられない案件ではあります。

【教育学でポン!?】2021年8月23日

一日やる気が出なかったのは、副反応のせい。にしておこう。
【本日の歩数】2360歩■副反応を見込んで引きこもり。

文部科学省

■「教員免許更新制」現在の制度廃止のまとめ案示す 中教審(NHK NEWS WEB)
■教員免許更新制、廃止案を中教審に提示…負担重く効果にも疑問(讀賣新聞オンライン)
■教員免許更新制、23年度にも廃止 指導力の向上なお課題(日本経済新聞)
まずは朗報ではあります。萩生田大臣在任中の仕事として、35人学級の導入に続いて、教員免許更新制の廃止を実現したことは、個人的には非常に好感を持ちます。ただし、どうしてこんな「シロウトがただの思いつきで実行したろくでもない政策」が実現してしまったかという検証と反省(主にいわゆる政治主導のデメリット)、そして今後の教員の研修の在り方についての抜本的な見直しは、大きな宿題として残されております。

COVID-19

■10代以下は1カ月で6倍以上に…急増する“子どもの感染” 新学期開始に夏休み延長、対策はどうすべき?(イット!)
■札幌市立96の中学校、23日から2学期スタート(HBC北海道放送 ※動画あり)
■札幌の中学校 コロナ禍で2学期始業(STV 動画あり)
■夏休みだったの増えている”子どもの感染” デルタ株は「子どもから子どもへの感染」も増加(北海道ニュースUHB)
■一部の小中学校は夏休み明け授業再開(ABS秋田放送 ※動画あり)
■福島市の公立小学校で2学期がスタート 教育現場では一段ギアをあげて感染対策<福島県>(FTV ※動画あり)
■群馬・草津町などで始業式 コロナ禍での2学期はじまる 時差登校で密避ける取り組みも(群馬テレビ ※動画あり)
■調布市の小中学校 夏休み10日間延長 コロナ急拡大で(朝日新聞DIGITAL)
■横浜市立学校 8月いっぱい休校を正式決定(tvk ※動画あり)
■厚木の市立小中学校、8月中は午前中授業 夏休み延長はせず(カナロコ)
■感染拡大の中での学校再開どう考える?(BSN新潟放送 ※動画あり)
■新型コロナ対策で県立学校始業日見直しや時差・分散登校検討(KNB)
■県立学校で「始業開始の延期」を検討…ワクチン集団接種の夜間実施も 富山県知事が自民党県議らに考え示す(富山テレビ ※動画あり)
■教育現場が夏休み明けの対応に苦慮…国の通達で「席の間隔は2m」やってみると教室に机入りきらず(石川テレビ)
■夏休み終わり…学校や職場での感染拡大懸念 新型コロナ「療養者1000人超」 長野県の新規感染77人(NBS長野放送)
■子どもたちの新型コロナ感染急増で夏休みを延長する動きも出る中で 愛知県は「時差・分散登校」呼びかけへ(CBCテレビ ※動画あり)
■きょうから授業再開予定が夏休みを1週間延長 感染急拡大で岐阜県羽島市の小中学校 部活も制限(メーテレ ※動画あり)
■小中学校のコロナ対応 2学期1週目の給食中止 伊賀市教委(伊賀タウン情報ユー)
■夏休み明けは『対面?オンライン?』大阪府内で判断分かれ…寝屋川市がオンライン実施(MBS NEWS ※動画あり)
■県立学校の一斉休校行わない考え 新学期を前に斎藤知事(サンテレビNEWS ※動画あり)
■一斉休校や分散登校は実施せず 兵庫県立校の新型コロナ対策方針(神戸新聞NEXT)
■新型コロナ 若い世代で急増 学校再開に「不安」広島(広島ホームテレビ ※動画あり)
■10代の感染拡大で 県立学校の「夏休み延長」含めた対応検討へ【香川】(RSK山陽放送)
■2学期のコロナ対策 専門家は「開始を遅らせる場合、大人も休まなければ効果は見込めない」【長崎県】(テレビ長崎 ※動画あり)
■感染急拡大 広がる教育現場への影響 岩田学園は“オンライン授業”で 大分・大分市(テレビ大分)
■新型コロナ 感染急拡大で教育現場にも影響広がる 大分市など3市 2学期初日から臨時休校に 大分(テレビ大分)
■熊本市 2学期から分散登校、オンライン授業に(KAB ※動画あり)
■臨時休校に備えて…夏休み短縮で早くも2学期スタート【熊本】(くまもと県民テレビ ※動画あり)
■若年層に感染拡大傾向 新学期を前に 宮崎県教育委員会が児童・生徒に注意喚起(宮崎ニュースUMK ※動画あり)
■沖縄の小中高校、夏休みはいつまで?【随時更新 23日午後5時】(沖縄タイムス)
週明けになって、ばたばたと各自治体が方針を示してきました。ぎりぎりまで様子を見ていたところが多かったのでしょうが、さすがにもうアウトという判断を下したところが多い印象です。一方で、対面授業をがんばると結論を出したところもあります。自治体ごとの事情がありますので、しっかり情報収集をして、地域の意向を踏まえて、専門家としての結論を出していっていただきたいと思います。

不登校

■新学期の「登校しぶり」 ヘルプサイン出しづらい子への向き合い方(毎日新聞)
大人のほうに余裕が欲しいですね。