【教育学でポン!?】2022年11月8日

日比谷図書文化館で開催されている特別展「学年誌100年と玉井力三―描かれた昭和の子ども―」を観てきました。小さな展示でしたが、すごい迫力でした。写真は、気持ち色づき始めた日比谷公園。見頃は10日後くらいかな。
【本日の歩数】12529歩■日比谷公園を散策。

働き方改革

■「休日の部活動は行わない。休みましょう」中学校の部活動 山形県が来年度から休日は段階的に行わない方針示す 関係者からは懸念も(TUY)
■中学校の休日の部活動の「地域移行」を協議 1都9県の教育長がリモート会議(UバクUTY)
■大阪府立高の部活、土日は複数校で合同練習 来年度から教委が検討(朝日新聞DIGITAL)
各自治体で急速に具体化が始まっています。

ICT

■教育版マイクラ体験会運用のノウハウ公開! アカウント発行からワールドの設定まで(こどもとIT)
私も来年から担当する「教育とICT」の授業で試してみたいところ。

不登校

■前川喜平×おおたとしまさ 不登校の選択肢“ホームスクーリング”を阻む「学校信仰」(FRaUedu)
「教育機会確保法」の画期性が分かる記事でしたが、前史も文科省内の出来事も簡潔に分かって参考になります。来年の授業から話のネタにしよう。

学校

■公立高校の「情報」教員、17%が教科の免許なしで指導…前回調査から437人減(讀賣新聞オンライン)
教員採用数が多くないので教員養成課程でも少々扱いに困るところがあったりなかったり。

■「私立の闇」という「告発」(Yahoo!JAPANニュース)
実は公立の方が「風通しが良い」だけであって、一部私立の隠蔽体質は目に余ったりします。

■小学生の疑問「視聴覚室ってなに」にびっくり 様変わりする教育現場(おたくま経済新聞)
■あなたはいくつ知ってましたか?昭和平成にあって令和の今、学校から消えたもの。(CREATORS)
一番消えてほしいものはいじめですが、実際には家庭訪問や授業参観や部活動やPTAが消えるでしょうか。上履きやランドセルや制服や通知表や期末テストや高校受験や昇降口も消えていいかもしれません。

教育全般(国内)

■学力トップ層向け「はばたき塾」が話題の足立区、ほかの教育施策もすごかった 科学的根拠に基づく学習支援、外部資源も活用(education×ICT)
■足立区が始めた無料塾が話題「家庭の事情で学びをあきらめる」を変える!(CHANTO WEB)
本来なら公立中学校に通っているだけで希望の高校に行けないと「公教育」の制度としては明らかに間違っているのですが、歪んだ現実世界に対応するためには次善の策として進めていくしかないのでしょう。まずは、かつての新自由主義的な学校間競争(テスト不正問題を誘発したあれ)ではなく、しんどい子どもに寄り添うような方向に向かっているのはとてもよい傾向だと思います。

教育全般(海外)

■【11月は子どもの権利月間】子どもの権利を普及する啓発キャンペーン〜こどもがこどもでいられる社会を(NEW’S VISION)
来年4月にいよいよ日本にも「子ども基本法」ができますが、その精神を実体化するためには一人一人の力が必要です。

■日本が手放した「教養」教育 旧制台北高校百周年で再認識する教養の価値(Yahoo!JAPANニュース)
日本教育史プロパーとしても、とても興味深い記事でした。記事内で紹介された歴史マンガはぜひ読みたいですが、amazonでは買えなさそう。