【教育学でポン!?】2022年6月21日

「天保水滸伝」の舞台である千葉県笹川に行ってきました。写真は、いわゆるヤクザの親分・笹川繁蔵の記念勝負石です。幕末に下総・上野・甲斐等で侠客たち(国定忠治、大前田英五郎、笹岡繁蔵、黒駒勝蔵、清水次郎長など)の活動が目立ちますが、その理由を個人的には、江戸中期以降に絹・醤油・藍・煙草などの換金作物生産と流通が発達したものの、幕藩体制による農本的封建社会システムのせいで資本主義的生産様式が健全に展開せず、金と人とモノを高速で回転させる侠客の需要が生じたため、と考えています。
【本日の歩数】9408歩■実習巡回指導の帰りに笹川を闊歩。

働き方改革

■教員の働き方改革に関する各党公約は?給特法の抜本見直しは伝家の宝刀?【参院選2022】(室橋祐貴)
教師聖職者論に執着して労働環境を悪化させた人たちをしっかり糾弾して反省していただきたい。

■過去最低の今年度と同水準…来春の公立学校教員採用試験の倍率2.3倍 県教委「働き方厳しいイメージが」(富山テレビ)
対策が「県内外の大学でのPRなどに力を入れていく」って、コレジャナイ感がすごい。

■中学校の部活を専門の指導者に 大分県の試み 「教師の負担軽減」と「高い専門性」(テレビ大分)
地域間で格差が拡大しつつある印象です。

学校

■小学校の授業で“足が速くなる魔法のダンス”…子供の体力低下を懸念した大学教授が考案「室内でも教室でも」(東海テレビ)
■足が速くなる“ダンス” 小学校でレッスン 「遅刻しそうな時に」 浜松市(テレしず)
体育の授業で、足が速くなる方法を学んだ記憶がありません。

■農業高販売 一転容認 生徒、教諭ら安堵 茨城県教委迷走、高まる不信感(茨城新聞クロスアイ)
間違っていたと気づいたら改めればいいだけのこと。あとは原因究明。

■小学校が“集学校”に?生まれ変わる廃校…PCの無料相談や子どもが遊べる屋内施設も【鳥取発】(TSKさんいん中央テレビ)
廃校になる前から学校を使ってこういう活動をしてもいいでしょう。学校のイメージ自体を根底から変えていかないと、じり貧です。

教育全般(国内)

■発達障害が増えたのは「知名度が上がったから」だけではない…心理学者がたどり着いた”社会のある変化” 「こころの問題」には時代ごとの流行がある(PRESIDENT Online)
何のエビデンスもない話ではありますが、私も似たようなことを考えていたりします。自由の罠。

■「勉強だけ出来ても役に立たない」は負け惜しみではなかった──非認知能力の重要性(上)(WEBアステイオン)
■「協調性」は日本人男性のみに通用するという研究結果──非認知能力の重要性(中)(WEBアステイオン)
■最高峰の学術誌で発表された「やり抜く力 GRIT」の育て方──非認知能力の重要性(下)(WEBアステイオン)
仮に非認知能力が重要なのだとして、次の問題は、それが学校で育つのか、あるいは学校で育てるべきなのかという話に。たとえば、学校以外で自由に活動する時間を増やすだけでいいのでは。