【教育学でポン!?】2020年4月22日

「真綿で首を絞められる」という日本語をしみじみと理解できるチャンスと捉えてみる。

コロナウイルス

学校に「あれやれ、これやれ」と細かく注文を付ける文科省の矛盾【前半】(妹尾昌俊)
学校に「あれやれ、これやれ」と細かく注文を付ける文科省の矛盾【後半】(妹尾昌俊)

御指摘の通りでしょうね。文科省が現場に対して細かい指示を出して、忠実にやらせるだけなら、べつに教員免許なんて必要ありません。アルバイトにやらせればいいだけです。
文科省は、文科省にしか任せられない重要な仕事をしっかりやっていただきたいところです。たとえば教員免許更新制の廃止とか。

コロナ休校で高校生がつぶやいた『9月新学期論』、実現するとどうなる?(週刊女性PRIME)

たとえば文科省にしかできない仕事とは、こういうことです。

吉村大阪府知事が小中高校夏休み短縮の意向。「夏休みや土日を使って、学力の取り戻しをしたい」(スポーツ報知)
小中学校の夏休みゼロ、市長「早い時期の宣言で保護者らに覚悟を」…兵庫・小野(讀賣新聞オンライン)
〈新型コロナ〉香川県教委「夏休みなどに授業を行う可能性」示唆 ハード面の整備などが不十分 オンライン授業実施は考えず(KSB瀬戸内海放送 ※映像と音声が流れます)

文科省が決断できないとなると、各自治体は既存の枠組みの中で仕事をせざるを得ないので、こうするしかありません。

オンライン授業

明治学院大、学生全員5万円支給 遠隔授業のPC、通信環境整備に(共同通信)

惚れてまうやろ。

学校の授業動画向け自動編集アプリ 教員の動きに追従、ファイルサイズ削減も(ITmedia NEWS)

授業支援ソフトがこれからどんどん出てくるのでしょう。ありがたいことです。

教育全般

いじめや不登校の元凶:同質性を求める学校システムを問い直す(nippon.com)

御指摘、ごもっともです。ただし、私が改めて指摘するまでもないことではありますが、教育だけを変えようと思ってもうまくいかないことは、過去の経験から明らかです。日本社会が多様性を許容できない限り、教育だけが独立して多様性を打ち出すことはそうとう困難です。少しずつ地道に、しかし着実に良くしていきましょう。

ブロトピ:今日の学問・教育情報