【教育学でポン!?】2020年4月15日

日本の神様で、由緒が分かっていないものはたくさんあるのですが、その最たるものは宇佐神宮の「八幡神」だろうと思います。古事記や日本書紀などには登場しないのに、大仏建立や道鏡事件に関わるうちに、いつの間にか武家の間で熱烈な信仰を獲得し、全国各地に八幡神社が広がることになりました。応神天皇だと説明されることもありますが、後のこじつけであって、元々どうだったかは分かっていません。そもそも「八幡大菩薩」が大変な言葉だということが、どれくらい理解されているでしょうか。

コロナウイルス

大阪の中学校が「家庭の教師のトライ」と連携 休校続く中、新たな取り組み(カンテレ)

民間活用というものですね。お金の流れや入札の透明性確保が担保できればいいのですが。

小学生向けに「3つの密」わかりやすく… 都教委の企画番組スタート(JCASTニュース)

こういう御時世ですから、教育委員会単位で動画を作成し、各学校の先生の負担を減らすのは、一つの知恵です。

修学旅行の延期相次ぐ、秋以降に 日程調整、宿泊先確保に困難も(共同通信)

現実的に考えれば、今年度の実施は極めて厳しいのですが。近くの城跡にいくのでは……ダメですかね。

オンライン授業

ICUが全授業オンライン化にいち早く踏み切った舞台裏 新学長が明かす(EduA)

リベラルアーツの伝統が功を奏しているように思いました。

教育全般

日本の教師の仕事への「自信」が特異的に低い理由(Newsweek)

記事内の分析では、専門性が発揮できず、評価されないから、という結論になっています。それもそうかもしれませんが、一方で、歴代政権が教員を労働者として認めてこなかったことも大きな要素だと思います。

減る部活、今後どうする? 学校「超過勤務」「適正数に」 保護者「子どもの夢」 悩む人口減の地方/兵庫・丹波篠山市(丹波新聞)

いずれにせよ、昭和のやり方ではもう続きません。学校内で問題を解決することを前提にするのではなく、地域全体の問題として考えるべきです。

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