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【教育学でポン!?】2024年4月22日

渋谷にラジオ体操に行こうと計画していたところ、雨だったので取りやめ。
【本日の歩数】7794歩■新座まで非常勤講師。

働き方改革

■50年ぶり「給特法」にメス 教員の労働環境の改善なるか 現職教員や高教組は疑問も(福井テレビ)
コレジャナイ感がどんどん強まっております。

■部活地域移行、中学生ら陸上教室で練習 京都・綾部、市陸協の指導者から学ぶ(京都新聞)
生徒・地域・教員の三方ヨシが理想的です。

インクルーシブ教育

■本音は特別支援学校をやめていきたい 神奈川県 黒岩知事が「ごちゃまぜを当たり前に」したい理由(Forbes JAPAN)
最終的には本の宣伝ではありますが、有言実行の行政責任者として語る言葉にはなかなか感じ入るものがあります。

不登校

■不登校の中学生 教育支援と居場所づくりを…岡山県が岡山御津高校内に支援センター開設【岡山】(OHK岡山放送)
各地で多様な支援の場が用意されつつありますが、まだまだ全国的には行き渡っていません。

学校間接続

■多様化する中学受験…実施校が爆増した「新タイプ入試」「英語入試」に受かるのはどんな子か(All About)
中学入試については、知れば知るほど「教育学的には異常としか言いようがない」という感想が増すばかり。

学校

■奈良教育大学附属小の創造的な授業実践が「不適切」とされたのに、文科省の圧力はなかったのか?(Yahoo!JAPANニュース)
いまいち背景が不明だった事案でしたが、だんだん状況が見えてきた印象です。

■学校存続へ…保護者が魅力発信 長崎・五島の奥浦小 見学会など企画、小規模校の良さ伝える(長崎新聞)
学校選択制の一種ではありますが、こういう趣旨なら教育的意義も生じます。

■高い期待度「英語」重点の新小学校 算数、理科も英語を使って「イマージョン教育」 6年間で4000時間 狙いは国際舞台で活躍できる人材育成(長野放送)
イマージョン教育については、20年前からぐんま国際アカデミーの取り組みが知られていますが、近年ちょっとずつ増えつつある印象です。

■“卒業証書の筒”PTAが負担の学校も…多くのルール違反判明した「PTAからの寄付」名古屋市教委が新指針公表(東海テレビ)
前例がないと公費の予算として許可されなかったってことじゃないの?

高等教育

■「学費を払える方に負担をお願いする」国立大の学費を“年間100万円値上げ”と提言 慶応大学・伊藤公平塾長発言に波紋(イット!)
奨学金の充実とセットなんて言っていますが、そうなったためしはないのです。

■「世界を巡回し先進的教育」米ミネルバ大、東京を新たな滞在都市に…入試合格率3%未満(讀賣新聞オンライン)
学びの選択肢が増えていくのは歓迎です。

教育全般(国内)

■教育や保育の現場がたいへんなことに(Yahoo!JAPANニュース)
懸念についても分かりますが、しかし大人の事情よりも「子どもの権利」の優先順位を上げて考えればいいでファイナルアンサーです。

【教育学でポン!?】2024年4月21日

河鍋暁斎記念美術館を見学してきました。天気が良かったのでお庭でコーヒーをいただきました
【本日の歩数】12007歩■蕨を闊歩。

働き方改革

■公立教員から労基法を奪う給特法の廃止を!(Yahoo!JAPANニュース)
ですね。コレジャナイ感が半端ない。

ICT

■N/S高、2023年度大学入試合格実績を公開(こどもとIT)
■N/S高、ChatGPT-4を利用した生徒専用AIチャットシステムを導入(こどもとIT)
海外の大学への進学率が急速に高まっているところに注目しましょう。この傾向が続くようなら、高校の在り方どころか大学の在り方にも大きなインパクトを与えます。

■高校生のネット利用が6時間超「依存リスク高まっている」と専門家 常時接続できる環境に潜む危うさ(J-CASTニュース)
ネットそのものの問題というより、他の問題がそういう形式で表現されていると理解する方がいいように思いました。

学校

■全国に誇れる夜間中学に…埼玉初の公立夜間中学校、待望の新校舎が完成 10~60代の49人、夢実現へ学ぶ日々(埼玉新聞)
■佐賀県初の県立夜間中学校開校、新入生は10~70歳代の15人…「一から学び直したい」(讀賣新聞オンライン)
■県立の夜間中学校「彩志学舎中学校」開校式・入学式 十分な教育受けられなかった人などを対象【佐賀県】(SAGA TV)
環境は様々ですが、学びへの思いはひとつ。

■ラーケーション導入9割 年度内 茨城県内39市町村に(茨城新聞クロスアイ)
全国的に導入が進みつつある印象です。

■大谷選手も書いた「目標設定シート」で夢実現へ… 花巻東高校「目的教育」の効力(テレ朝news)
自律のための工夫ですね。

■小学校PTAで600万円の使途不明金、会計担当の行動に疑義…東京・大田区(讀賣新聞オンライン)
悪いことをしたら必ずバレます。

教育全般(国内)

■「大学進学することが本当に申し訳なくて……」10代が苦しむ教育格差の現状(FRaU)
こういう切実な声を押しつぶして「自己責任」を叫ぶ新自由主義者の醜さ。

■福島県、「子どもの居場所」昨年から45カ所増 町村部の担い手不足が課題(福島民友新聞)
福祉のハブとして役割が拡張しつつある印象です。

【教育学でポン!?】2024年4月20日

練馬区立美術館で「生誕150年 池上秀畝―高精細画人」展を見てきました。
【本日の歩数】8546歩■練馬を闊歩。

地震

■支援員が足りない 能登の「放課後子ども教室」 避難所から通う人も(朝日新聞DIGITAL)
もちろん被災された方みんなが苦労されているところですが、最後のしわ寄せは子どもにいってしまいます。

働き方改革

■“ペーパーティーチャー”を講師に…教壇に立っていない教員免許保有者向けの説明会 非常勤講師の実例等紹介(東海テレビ)
本質的な解決ではありませんが、しかし現実的には現状これがいちばん有効な手段なのでしょう。

■中学校部活動 開成・大井で「移行」始まる 足柄上エリアの状況調査(タウンニュース)
リソースが足りないのはどこも同じで、持続可能な体制に持っていくためにどうするか、知恵を出していかなければいけません。

学校

■横浜創英「働き方・学び方」改革の行方、新校長「18歳頂点」学力からの脱却に本気 工藤勇一校長退任も、学校の方向性は変わらず(education×ICT)
有言実行で改革が進んだ様子です。校長交代後の成果も期待しましょう。

■なくならない給食での死亡事故、苦悩の学校…ウズラ卵「代替」見つからず・指導は現場任せ(讀賣新聞オンライン)
正解はないという論調もあるようですが、でも最優先事項は「命」で間違いないと思いますよ。

■新1年生の親を待ち受ける「小1の壁」ってどんな壁…?行政は「壁」解消へ児童館の受け入れ時間延長の取り組み…働きながらより子育てしやすい社会へ…企業も週休3日制の導入などで働き方の選択肢提供(SBC信越放送)
かつては友達の家で遊ぶとか、日が暮れるまで公園にいるとか、子どもが勝手に過ごしていましたが、今は何をやるにも金がかかるようになっています。あらゆるものをサービス化する資本主義に地域が覆い尽くされているのが、保育や教育以前の問題です。

高等教育

■入学式取材で見えた「東大新入生」のリアルな変化 「将来の道」「政治への関心」新入生の本音は?(東洋経済ONLINE)
OB含め人脈の分厚さも魅力でしょうかね。

教育全般(国内)

■「無料塾」の先駆け「八王子つばめ塾」創設者が語る、教育格差解消に必要なこと 食料支援と奨学金も実施「教福中道」こだわる訳(education×ICT)
記事内でも切実に示されている通り、本来は公教育の範囲内で実現すべきことです。しかし行政がだらしないので、民間の好意で下支えされています。

■「あしなが学生募金」奨学金申請が過去最多 神戸で募金活動(NHK NEWS WEB)
■「誰かの希望になれるよう発信していきたい」親を亡くした子どもたちの進学に“あしなが学生募金”呼びかけ 仙台(tbc東北放送)
■親を失った遺児の教育支援へ大分市中心部であしなが学生募金の街頭活動(OBS大分放送)
厳しい状況になりつつあることを理解しました。なんとか応援したいねえ・・・

【教育学でポン!?】2024年4月19日

高校時代の友人と旧交を温めました。みんなプロフェッショナルになっていて話がおもしろい。
【本日の歩数】11014歩■渋谷をうろうろ。

働き方改革

■半世紀ぶりの教員給与増額案 月給4%の調整額を10%以上に 残業代なしは維持(テレ朝news)
■「残業削減につながらず」 教員有志、中教審案を批判(共同通信)
事前に予測されていたことですが、本質的な問題解決に目をつぶりました。表面的な弥縫策で終わりそうです。

校則

■「下着の色」まで……恐怖のブラック校則 「女子は必ず前髪を」「ハート禁止」も 専門家「モラハラです」【#みんなのギモン】(日テレNEWS)
現在は見直しがトレンドになっていますが、一時的な有効に終わらせずに文化として根付かせることが大事です。

学校

■歴史教科書2点を追加合格 文科省、来春中学で使用(共同通信)
■情報漏洩で合否見送りの申請教科書2点を合格に 申請後に情報漏洩なしと判断 文科省(テレ朝news)
軽率ではありました。

■「陰でバカにされる」テスト成績共有され苦痛…元生徒県提訴へ(讀賣新聞オンライン)
配慮と想像力を欠いた行為でした。

■問われる「P連」の存在意義。今、“退会”が加速している理由とは?PTAを束ねる連合会に疑問の声(All About)
かつては機能していた制度が、現実の変化によって賞味期限を迎えている例です。歴史を振り返って予測すると、次の新しい制度の形が見えるのはかなりの痛みを伴った後でしょう。

■「安心して登校できました」登下校時の見守り続けるガソリンスタンドスタッフに感謝の手紙(RBC)
地域の理解と応援があって、子育てや教育が成り立っています。

高等教育

■「佐賀学」履修で教養身につける科目編成…佐賀県「県立大構想」教育方針たたき台(讀賣新聞オンライン)
地域全体の理解と支援があれば、十分魅力的なカリキュラムになると思います。

幼児教育

■「自分の時間はもちろんない」「1、2時間預けられたらいいな」親が働いていなくても子どもを預けられる『こども誰でも通園制度』保育士不足の懸念も【ともにはぐくむ】(3)(@S)
お母さんの負担軽減になるだけでなく、プロの目が入ることによるメリットは大いにあるだろうと思います。だからこそ持続可能な制度となるよう、園に丸投げするのではなく、社会全体で支援体制を整えていく必要があります。

教育全般(国内)

■「日本人の識字率は極めて高かった」という「神話」はなぜ生まれたのか…1948年、GHQが命じた「大規模調査」の結果を再検証(現代ビジネス)
■多くの日本人は「確率」という概念を正しく理解できない…日本社会にひそむ「教育水準の格差」の現実(現代ビジネス)
ですよ。

【教育学でポン!?】2024年4月18日

役職がついたため、新しい会議に出るようになりました。
【本日の歩数】11135歩■自宅と学校を往復。

働き方改革

■新シリーズ「こどものミカタ」保育士不足、進む働き方改革も…保育現場の“リアル”(kyt鹿児島読売テレビ)
現状の課題を多面的に分かりやすく可視化した記事でした。

ジェンダー

■12の県立高校が「男女別学」埼玉県で“共学化”の流れ「早期に実現されるべき」 卒業生からは反対の声も(TBSテレビ)
卒業生が反対するのは単なるノスタルジーに過ぎないことが大半で、理由も教育学的には取るに足りない印象です。

■愛知・一宮市、全ての小中学校で男女混合名簿 遅れたけど今年度から(朝日新聞DIGITAL)
日本人は「みんなもうやってますよ」と聞いてやっと腰を上げたりしますね。

学校

■小6と中3の全国学力調査、200万人参加 地震の影響で後日実施も(朝日新聞DIGITAL)
■小6と中3が対象…『全国学力テスト』東海3県の学校でも行われる 結果は7月末に都道府県や政令市単位で公表(東海テレビ)
■公立小中学校240校参加 小6と中3対象の全国学力調査実施 山梨(UTY)
■結果を分析して授業を改善 小学6年生と中学3年生が臨む 全国学力テストが公立小中学校で一斉に=静岡(@S静岡新聞)
■全国学力・学習状況調査 岡山・香川でも実施 小学6年生と中学3年生が対象(KSB瀬戸内海放送)
■「仕組みを作っている文部科学省の責任だ」島根・丸山知事が正答率を問題視した全国学力調査 今年はどんな問題?(BSS山陰放送)
記事を見ていると、教育的な本質には関心を持たず、ただ単に点数を「全国平均」と比べている教育委員会があるようですが、教育学的には無能としか言いようがありません。

■学校で習うスピード速くない?「中学英語」を苦手教科とする子供が増加…その原因と克服法は【岡山】(岡山放送)
格差が広がっているとすれば、現場の方法の問題ではなく、教育課程レベルの問題でしょう。

■PTA非加入の生徒に不利益通達「通学班に入れません」 学校側は謝罪も「差別的」と炎上(ENCOUNT)
会長が感情的に脊髄反射しちゃいましたかね。問題は構造的に根深いので、現場レベルに責任を押し付けるのは多少かわいそうではありますが。

■万博への『遠足』 交通手段・パビリオン入場予約など「計画があまりにも雑」と学校現場から不安の声(関西テレビ)
偉い人の思いつきレベルで話を進められると(教員免許更新制のように)ただただ現場が困るんだけに終わるんですよね。おそらく教育委員会も板挟み状態でしょうが。

■えっ、学校健診って今も上半身裸なの!? 熊本市教委は今年から「原則、着衣で」 プライバシー配慮… 医師には戸惑いも(熊本日日新聞)
制度と実態の乖離がそうとう深刻になっていることはハッキリしているので、あとは制度が歩み寄れるかどうかだけ。

■ハズキルーペ会長が新理事長「武蔵野東学園」 知的障害者向けグループホーム事業“廃止強行”を東京都福祉局に止められていた!(文春オンライン)
むちゃくちゃですなあ・・

教育全般(国内)

■町田市  「子どもの権利」明確に 条例 5月5日施行〈町田市〉(タウンニュース)
形だけ整えるのではなく、ぜひ実質化するように、引き続きよろしくお願いします。

■「部活も合宿や遠征は行けず…」習い事は“贅沢”なのか? 貧困家庭の子どもが語る「体験格差」のリアル(CREA)
■サッカーがしたくてもできない…習い事や部活にも生じる「格差」研究でわかった、子どもへの影響とは(CREA)
「文化資本」を乗り越える「社会関係資本」という概念にも触れている記事でした。