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教育概論Ⅰ(栄養)-3

短大栄養科 5/1

前回のおさらい

・大人と子どもの境界線は、今と昔ではかなり異なっていました。
・生理的早産:人間の赤ちゃんは「能なし」で生まれてきますが、だからこそ人間は他の動物と違って様々な可能性に満ちています。
・子育ての仕方は、今と昔で家族の形が違っているため、かなり異なっていました。

「形成」と「教育」の違い

・要するに、私たちが現在当たり前だと思っている「教育」は、昔は行われていませんでした。
・「学校」がなかったころも人々は人間形成を行っていました。「教育」と異なる形の人間形成のことを専門用語で「形成」と呼びます。

形成と教育の違い
カテゴリー形成(前近代)教育(近代)
【何を習得するか】カンとコツ知識と教養
【どこに修めるか】身体
【どうやって伝えるか】行動文字
【規範意識】恥じ・しつけ公共性・道徳
【根拠】経験と仕来り科学と合理性
【指導する人】村落共同体資格を持った教師
【見える光景】背中
【労働との関係】労働と一体労働と分離
【祭祀との関係】祭祀と連続祭祀と分離
【遊びとの関係】遊びと連続遊びを排除
【カリキュラム】実践的・偶然的意図的・計画的
【行政】自治中央集権
【大人の条件】一人前人格の完成
【人間像】身分・地域の特殊性普遍的人間

・「親方-弟子」の疑似親子関係:徒弟制、丁稚奉公、ギルド等。
*昔の子どもは活き活きしていた? →子どもが変わったわけではなく、子どもを取り巻く環境のほうが変化したと考えれば、理解できそうです。
*昔のお父さんは尊敬されていた? →お父さんが変わったわけでも、子どもが変わったわけでもなく、労働と教育のあり方が変わったことを考慮すれば、理解できそうです。
*どうして「形成」ではなく「教育」が必要となったのか? →親と一緒の仕事をするなら「形成」で問題なさそうですが、別の職業に就く場合には「形成」はむしろ意味がなくなりそうです。

イニシエーション

・イニシエーションとは:日本語では「成人式」や「通過儀礼」とも呼ばれています。一人前の共同体(ムラ)のメンバーになるために、全ての若者が突破しなければならない試練のことです。日本だけではなく、世界全体に共通して見られます。
・イニシエーションの必要性:肉体的に一人前の条件を揃えつつあるとき、精神的にも一人前になる必要があります。
・イニシエーションの内容:「死」と「再生」を象徴するものと言えます。一人前の共同体(ムラ)メンバーになるために、家族と分離(親離れ、子離れ)し、ムラ全体の子供として再び生まれなおす必要があるということです。

若者組……学校がない世界での人間形成

・一人前になるために、年齢別集団へ加入して、様々な知識や技術を身につけます。(女性の場合は「娘宿」など)
・「家族」でも「学校」ではない場所で、親や先生ではない人から、知識が伝達されます。
・若者組の役割:集団労働力の提供、祭礼や村芝居の執行、消防・警察、性や結婚の管理など。
・近代の学校と決定的に異なるのは、「死」と「生=性」の重要性かもしれません。

復習

・「形成」という概念について、現在の教育の在り方と比較しながら理解しておこう。
・「イニシエーション」の理念と実際の在り方について、現在の教育の在り方と比較しながら理解しておこう。

予習

・江戸時代の日本の教育について調べておこう。
・ヨーロッパ近代の歴史をおさらいしておこう。

参考文献

ファン・ヘネップ『通過儀礼』
文化人類学の観点からイニシエーション(通過儀礼)を捉え、人生の節目で危機を乗り越えるための儀礼と理解し、越境の過程を「分離→過渡→統合」という図式で理解する。古典的名著。

佐野賢治『ヒトから人へ』
「大人になる」ために昔の人々が行っていた伝統的な習俗を、「一人前」という視点から描き出すエッセイ集。高度経済成長後に失われた伝統的な人間形成の在り方について考えさせられる。

教職基礎論(栄養)-3

短大栄養科 4/28

前回のおさらい

・公務員の服務義務は法律で決められています。
・公務員は憲法を遵守し尊重する義務があります。
・法律と憲法は、果たすべき役割が異なっています。
・地方公務員法には8つの服務義務が規定されており、3つの職務上の義務と5つの身分上の義務があります。
・さらに教職公務員特例法に教員の義務が規定されています。

教員免許状

・教師になるには、まず教員免許状を取得しなければなりません。
開放性の原理:教師養成専門施設ではなく、一般の大学で教師を養成します。というのは、戦前の師範学校で行われていた師範教育と違って、教員の資質として一般教養(リベラル・アーツ)が重要だと考えられているからです。
・師範学校:かつて存在していた、教員養成専門の機関です。

・教員免許状には、3種類あります。
(1)普通免許状:学位および教職課程の履修における単位の修得により授与されます。専修免許状(修士)、一種免許状(学士)、二種免許状(短大)の3種類があります。
(2)特別免許状:優れた知識経験を持つ社会人を学校現場に迎えるために授与される免許状です。
(3)臨時免許状:普通免許状を有する者を採用できない場合、例外的に授与される助教諭の免許状です。

教員免許更新制:教員免許には10年の有効期限があります。更新するためには免許状更新講習(30時間以上)を受講・修了しなければいけません。

*細かいことは教育職員免許法教育職員免許法施行規則を参照してください。

教職課程

普通免許状を取得するために、(1)教科に関する科目、(2)教職に関する科目、(3)教科又は教職に関する科目、(4)教育職員免許法施行規則第66条の6に関する科目を、法律の規定通りに修得しなければなりません。

(1)教科に関する科目:教師になったときに教える学問領域の内容に関わって、専門の知識や技能を修得します。
(2)教職に関する科目:教科指導の方法や生徒指導、学級経営、進路指導、道徳教育など、「教育者」としての専門的知識や技能を修得します。
(3)教科又は教職に関する科目:多様な教師を確保するために、科目を選択できるようになっています。
(4)66条科目:日本国憲法、体育、外国語コミュニケーション、情報機器の操作。

教育実習・栄養教育実習

・教職に関する科目の必修単位です。
・事前指導、事後指導(1単位)があります。
・学校での実習(栄養教諭=1週間、中学校=3週間)があります。

○指導教諭等からの説明
・学校経営、校務分掌の理解、服務等
○児童及び生徒への個別的な相談、指導の実習
・指導、相談の場の参観、補助等
○児童及び生徒への教科・特別活動等における指導の実習
・学級活動及び給食の時間における指導の参観、補助
・教科等における教科担任等と連携した指導の参観、補助
・給食放送指導、配膳指導、後片付け指導の参観、補助
・児童生徒集会、委員会活動、クラブ活動における指導の参観、補助
・指導計画案、指導案の立案作成、教材研究等
○食に関する指導の連携・調整の実習
・校内における連携・調整(学級担任、研究授業の企画立案、校内研修等)の参観、補助
・家庭・地域との連携・調整の参観、補助等

教員採用試験

・公立学校の教員採用選考試験は、各都道府県および政令指定都市の教育委員会がそれぞれ実施しています。
・試験内容は、教育委員会ごとに異なります。
・主に、筆記試験(一般教養・教職教養・専門教養)、面接試験(集団・個人)、模擬授業、論文試験、実技試験などがあります。
・特別選考枠があります。
・近年は、「人物重視」の傾向にあります。
・正規採用の他に、臨時採用というものがあります。

・国立大学付属学校や私立学校は、各学校・法人単位で採用が行われています。
*興味がある人は「私学教員適性検査」について確認しておいて下さい。

教員採用試験の勉強の仕方

・各自治体の試験の特徴を知るために、過去問の収集と分析を行いましょう。
・自分の資質と個性について自覚しましょう。
・目指す教師像、なりたい教師像、志望動機を明確に言語化しましょう。
・個性と志望動機にマッチした勉強法を考えましょう。

復習

・教師のなりかたを踏まえて、自分のキャリアについて見通しを立てよう。

予習

・教師の仕事の内容について、どういうことをするのか、自分の学校での経験を振り返って考えてみよう。

流通経済大学「教育学Ⅰ」(3)

■新松戸キャンパス 4/27(金)
■龍ケ崎キャンパス 4/30(月)

前回のおさらい

・自営業/資本家/労働者それぞれの働き方について。
・「専門教育/普通教育」の違いについて。

隠れたカリキュラム

学校の勉強で本当に身についているものは何だろうか? あるいは、学校で身につけるべきだと子どもたちに期待されているものは何だろうか?

*カリキュラム:教育目的を達成するために、計画的に配列された、教育内容。
・正式のカリキュラム:学校や教師が教えていると公式に表明されている教育内容。学生や保護者や世間にとって、学生が学校で身につけることを期待している学習内容。
・正式のカリキュラムは、完璧に身についているわけではない。が、まったく人生で困らないのは何故か?

*隠れたカリキュラム:教師は教えていると思っていないし、保護者や世間も学校でそれを教えているとは思っていないにもかかわらず、いつのまにか学生たちが身につけている暗黙の内容。
・勉強はつまらないし人生で役に立たない。→役に立たないものでもガマンして努力しなければならない。→つまらないし役に立たないものをガマンして身につける習慣。
・知識や考え方、行動様式が、意図されないまま、いつのまにか身についている。このような習慣形成の方が、正式なカリキュラムで学ぶ知識よりも、優秀な労働者になる上で決定的に重要。
・遅刻しない、早退しない、無断欠席しない、授業中は席を立たない、先生の命令には無条件に従う、無意味に思えることでもとりあえずやる、相互監視する、競争する、出る杭を打つ、密告する。
・学校で身につける意識と行動様式=労働者として必要な意識と行動様式。
・他に性別役割分業に関する意識等。

メリトクラシーと学歴主義

・分業によって生産性が格段に上がる。アダム・スミス。
・分業が促進されるほど、個性が意味を持つ。社会に人材を送り出すとき、それぞれの特性に応じた持ち場に就けることができれば、社会全体の効率が上がる。適材適所。
・この場合の「個性」とは実際に何を意味しているのか?
・人間を測るモノサシ。横の個性と、縦の個性。

メリトクラシー:能力主義。身分や血筋の高い者が社会を統治する体制を否定する。出自に関係なく個人の持っている能力によって地位が決まり、能力の高い個人が社会を統治する。
学歴主義:学校の勉強に高い適応能力を示した個人が、きっと社会一般でも高い能力を発揮するだろうと期待する態度。しかし、学校の勉強に高い適応能力を示す個人が、一般社会で高い適応能力を示すとは限らないということは、広く気がつかれている。それにも関わらず、どうして学歴主義が説得力を持つのか?→文化的再生産論

文化的再生産

・学歴の高い親の子どもの学歴も高くなりやすいのはなぜか?
・遺伝=生物的再生産か、環境=文化的再生産か?
文化資本:支配階級の習慣や考え方を教育システムが評価することにより、もともとそういう習慣を身につけていた層が高い学歴を得て、高い階級へと再生産される。
・労働者にとってはつまらないし役に立たないように見えるものも、文化資本を独占する人々にとっては極めて優れた意味があるように見える。学校文化に親和的な人間ほど高い学歴になる傾向があるが、それは必ずしも人間としての能力が高いことを意味しない。
→だが、いったん文化資本を独占した人々(つまり学校文化に親和的な人々)が大きな力を持ったとき、その権力を他の人間に渡さない理屈としては十分に機能する。

復習

・「隠れたカリキュラム」と「文化的再生産」という観点から、学校教育について改めて考え直してみよう。

予習

・資本主義のメカニズムについて考えておこう。

教育概論Ⅰ(中高)-3

栄養・環教 4/27
語学・心カ・教福・服美・表現 4/28

前回のおさらい

・大人と子どもの境界線は、今と昔ではかなり異なっていました。
・生理的早産:人間の赤ちゃんは「能なし」で生まれてきますが、だからこそ人間は他の動物と違って様々な可能性に満ちています。
・子育ての仕方は、今と昔で家族の形が違っているため、かなり異なっていました。

「形成」と「教育」の違い

・要するに、私たちが現在当たり前だと思っている「教育」は、昔は行われていませんでした。
・「学校」がなかったころも人々は人間形成を行っていました。「教育」と異なる形の人間形成のことを専門用語で「形成」と呼びます。

形成と教育の違い
カテゴリー形成(前近代)教育(近代)
【何を習得するか】カンとコツ知識と教養
【どこに修めるか】身体
【どうやって伝えるか】行動文字
【規範意識】恥じ・しつけ公共性・道徳
【根拠】経験と仕来り科学と合理性
【指導する人】村落共同体資格を持った教師
【見える光景】背中
【労働との関係】労働と一体労働と分離
【祭祀との関係】祭祀と連続祭祀と分離
【遊びとの関係】遊びと連続遊びを排除
【カリキュラム】実践的・偶然的意図的・計画的
【行政】自治中央集権
【大人の条件】一人前人格の完成
【人間像】身分・地域の特殊性普遍的人間

・「親方-弟子」の疑似親子関係:徒弟制、丁稚奉公、ギルド等。
*昔の子どもは活き活きしていた? →子どもが変わったわけではなく、子どもを取り巻く環境のほうが変化したと考えれば、理解できそうです。
*昔のお父さんは尊敬されていた? →お父さんが変わったわけでも、子どもが変わったわけでもなく、労働と教育のあり方が変わったことを考慮すれば、理解できそうです。
*どうして「形成」ではなく「教育」が必要となったのか? →親と一緒の仕事をするなら「形成」で問題なさそうですが、別の職業に就く場合には「形成」はむしろ意味がなくなりそうです。

イニシエーション

・イニシエーションとは:日本語では「成人式」や「通過儀礼」とも呼ばれています。一人前の共同体(ムラ)のメンバーになるために、全ての若者が突破しなければならない試練のことです。日本だけではなく、世界全体に共通して見られます。
・イニシエーションの必要性:肉体的に一人前の条件を揃えつつあるとき、精神的にも一人前になる必要があります。
・イニシエーションの内容:「死」と「再生」を象徴するものと言えます。一人前の共同体(ムラ)メンバーになるために、家族と分離(親離れ、子離れ)し、ムラ全体の子供として再び生まれなおす必要があるということです。

若者組……学校がない世界での人間形成

・一人前になるために、年齢別集団へ加入して、様々な知識や技術を身につけます。(女性の場合は「娘宿」など)
・「家族」でも「学校」ではない場所で、親や先生ではない人から、知識が伝達されます。
・若者組の役割:集団労働力の提供、祭礼や村芝居の執行、消防・警察、性や結婚の管理など。
・近代の学校と決定的に異なるのは、「死」と「生=性」の重要性かもしれません。

復習

・「形成」という概念について、現在の教育の在り方と比較しながら理解しておこう。
・「イニシエーション」の理念と実際の在り方について、現在の教育の在り方と比較しながら理解しておこう。

予習

・江戸時代の日本の教育について調べておこう。
・ヨーロッパ近代の歴史をおさらいしておこう。

参考文献

ファン・ヘネップ『通過儀礼』
文化人類学の観点からイニシエーション(通過儀礼)を捉え、人生の節目で危機を乗り越えるための儀礼と理解し、越境の過程を「分離→過渡→統合」という図式で理解する。古典的名著。

佐野賢治『ヒトから人へ』
「大人になる」ために昔の人々が行っていた伝統的な習俗を、「一人前」という視点から描き出すエッセイ集。高度経済成長後に失われた伝統的な人間形成の在り方について考えさせられる。

教育概論Ⅰ(保育)-3

短大保育科 4/26・4/28

前回のおさらい

・大人と子どもの境界線は、今と昔ではかなり異なっていました。
・生理的早産:人間の赤ちゃんは「能なし」で生まれてきますが、だからこそ人間は他の動物と違って様々な可能性に満ちています。
・子育ての仕方は、今と昔で家族の形が違っているため、かなり異なっていました。

「形成」と「教育」の違い

・要するに、私たちが現在当たり前だと思っている「教育」は、昔は行われていませんでした。
・「学校」がなかったころも人々は人間形成を行っていました。「教育」と異なる形の人間形成のことを専門用語で「形成」と呼びます。

形成と教育の違い
カテゴリー形成(前近代)教育(近代)
【何を習得するか】カンとコツ知識と教養
【どこに修めるか】身体
【どうやって伝えるか】行動文字
【規範意識】恥じ・しつけ公共性・道徳
【根拠】経験と仕来り科学と合理性
【指導する人】村落共同体資格を持った教師
【見える光景】背中
【労働との関係】労働と一体労働と分離
【祭祀との関係】祭祀と連続祭祀と分離
【遊びとの関係】遊びと連続遊びを排除
【カリキュラム】実践的・偶然的意図的・計画的
【行政】自治中央集権
【大人の条件】一人前人格の完成
【人間像】身分・地域の特殊性普遍的人間

・「親方-弟子」の疑似親子関係:徒弟制、丁稚奉公、ギルド等。
*昔の子どもは活き活きしていた? →子どもが変わったわけではなく、子どもを取り巻く環境のほうが変化したと考えれば、理解できそうです。
*昔のお父さんは尊敬されていた? →お父さんが変わったわけでも、子どもが変わったわけでもなく、労働と教育のあり方が変わったことを考慮すれば、理解できそうです。
*どうして「形成」ではなく「教育」が必要となったのか? →親と一緒の仕事をするなら「形成」で問題なさそうですが、別の職業に就く場合には「形成」はむしろ意味がなくなりそうです。

イニシエーション

・イニシエーションとは:日本語では「成人式」や「通過儀礼」とも呼ばれています。一人前の共同体(ムラ)のメンバーになるために、全ての若者が突破しなければならない試練のことです。日本だけではなく、世界全体に共通して見られます。
・イニシエーションの必要性:肉体的に一人前の条件を揃えつつあるとき、精神的にも一人前になる必要があります。
・イニシエーションの内容:「死」と「再生」を象徴するものと言えます。一人前の共同体(ムラ)メンバーになるために、家族と分離(親離れ、子離れ)し、ムラ全体の子供として再び生まれなおす必要があるということです。

若者組……学校がない世界での人間形成

・一人前になるために、年齢別集団へ加入して、様々な知識や技術を身につけます。(女性の場合は「娘宿」など)
・「家族」でも「学校」ではない場所で、親や先生ではない人から、知識が伝達されます。
・若者組の役割:集団労働力の提供、祭礼や村芝居の執行、消防・警察、性や結婚の管理など。
・近代の学校と決定的に異なるのは、「死」と「生=性」の重要性かもしれません。

復習

・「形成」という概念について、現在の教育の在り方と比較しながら理解しておこう。
・「イニシエーション」の理念と実際の在り方について、現在の教育の在り方と比較しながら理解しておこう。

予習

・江戸時代の日本の教育について調べておこう。
・ヨーロッパ近代の歴史をおさらいしておこう。

参考文献

ファン・ヘネップ『通過儀礼』
文化人類学の観点からイニシエーション(通過儀礼)を捉え、人生の節目で危機を乗り越えるための儀礼と理解し、越境の過程を「分離→過渡→統合」という図式で理解する。古典的名著。

佐野賢治『ヒトから人へ』
「大人になる」ために昔の人々が行っていた伝統的な習俗を、「一人前」という視点から描き出すエッセイ集。高度経済成長後に失われた伝統的な人間形成の在り方について考えさせられる。