鵜殿篤 のすべての投稿

【教育学でポン!?】2022年12月21日

年内の授業が全部終わったぞ!
【本日の歩数】8999歩■自宅と学校を往復。

働き方改革

■教員処遇改善へ有識者が初会合 残業代の支払いなど巡り議論(毎日新聞)
前向きな議論をよろしくお願いします。注目しましょう。

■部活の地域移行、永岡文科相の〝強がり〟が虚しい(Yahoo!ニュース)
いやまあ、悪いのは財務省で、文科大臣は板挟みになっております。

ICT

■多くの自治体が直面する「人名外字問題」の対応が急務【前編】「外字」が学校のデジタル化を阻むわけ(教育とICT Online)
■多くの自治体が直面する「人名外字問題」の対応が急務【後編】桑名市は外字全廃で教員の負担を軽減(教育とICT Online)
もう何十年も前から指摘され続けている問題ではあります。

■人気パズルゲームでプログラミング学習 鹿児島市の小学校(KTS鹿児島テレビ)
■eスポーツのプロ選手から小学生がプログラミング特別授業(TKUくまもと)
こういうCSRが定着してきました。しかし、単に「楽しかった」で終わってはあまり意味がなく、学校のカリキュラム全体にどう位置付けられるかが本当の問題ではあります。

体罰

■「体罰は教育の一環」と考える「旧時代の教師」が存在し続ける“根本的な原因” 学校の中に潜む「構造的な問題点」(現代ビジネス)
学校教育の内部だけの問題というより、日本社会全体が暴力を容認する傾向があるのが根本的な問題なのでしょう。

学校

■「毎日20キロ以上の通学」を強いられる小学生が増加…全国で小学校の統廃合が進む本当の理由 地方公務員の確保が難しくなっている(PRESIDENT Online)
もう既存の「学校」という形態そのものを根本から考え直さないとどうしようもない水域に突入しているということかと。

■学校の規模適正化に向けて 金沢の2つの小学校が再来年統合へ(MRO北陸放送)
当事者の方々には苦渋の決断だったろうと思いますが、力を合わせて素晴らしい学校を作っていってほしいと思います。

教育全般(海外)

■評価されるのは才能なのか 体育・音楽・美術に成績は必要? ドイツの州で広がる議論(COURRiER JAPON)
教育的観点から成績をつけることそれ自体に問題はなくて、それを金儲けのための資料として活用してやろうとする産業社会のほうに問題があるんですよ。

【教育学でポン!?】2022年12月20日

卒論が終わりつつあります。ご苦労様でした
【本日の歩数】6949歩■自宅と学校を往復。

働き方改革

■テストの採点を“デジタル化”!? 教員の長時間労働を改善する「働き方改革」の現場(日テレNEWS)
しかし「教員の数を増やす」という誰にでも分かる一番効果的な方法は採用されないという。

ICT

■atama plusの調査、保護者の教育キーワード認知度で「EdTech」は約3割(こどもとIT)
「社会でいきる力」ってそんなに認知あるの? 文部科学省が言っている「生きる力」とは別のものと勘違いしてる疑いを持ちますが。

校則

■「下着は白」「頭髪ツーブロック禁止」 理不尽な「ブラック校則」 学校は子どもの声を聞き、変えられないのか?(大人んサー)
変えるだけなら、校長が「えい」とやるだけでいいわけですが。

学校間接続

■東大と京大、数学入試に見た「求める学生」の違い 総合力の東大、未熟でも自己表現を求める京大(東洋経済ONLINE)
一点突破全面展開の記事でした。

■「時間足りない」「解き終わらないかも」大学入学共通テスト 受験生は追い込み 教師「センター試験とは違う」(+rkb)
受験生や高校側をAO入試へ流すため、文科省がわざとこうしているのではないかという疑いを持ったりもします。

学校

■「学校を学校として残す」廃校を新たな地域の交流拠点に レンタルスペースやカフェも 札幌市厚別区(HBC北海道放送)
150年前の明治維新では、多くの「城」が廃城となり、その跡地の多くが学校となりました。学校用の広くて平らな土地を確保するのに、城跡が最も簡便だったからです。日本全国に「城山」の名を持つ学校がたくさんあります。そして現在、今度は学校がなくなり、残された広くて平らな土地の活用法が模索されているというわけです。

教育全般(国内)

■「スポーツは人格形成に必ず役立つ」はウソである…「アスリートほどルールを軽視する」という衝撃データ むしろ「えげつなさ」を日常生活に取り込んでしまう(PRESIDENT Online)
スポーツそのものの問題ではなく、「勝利至上主義」の問題です。だから同じ問題は「勉強」でも発生します。この重要なポイントは間違えない方がいいかと。

【教育学でポン!?】2022年12月19日

年内の非常勤が終わったぞ。
【本日の歩数】12719歩■机間指導でけっこう歩く。

働き方改革

■教員採用試験の前倒し提案 志望者増へ答申―中教審(時事通信)
コレジャナイ感がハンパナイ。

いじめ

■具体例でいじめ通報促進へ 学校・警察連携、文科省(共同通信)
治外法権の終わりの始まりか。

学校

■新校名は公募で1件、「至誠小」の名称再考を 鳥取県倉吉市長が意見(朝日新聞DIGITAL)
■わずか1件応募の校名採用、150件応募の名前は落選…再考求める議案を議会提案 体操服の校章プリントできず困惑(BSS山陰放送)
■新校名改めて議論へ 市長が賛成意見つけ「至誠」定めた条例の廃止を提案(鳥取・倉吉市)(TSKさんいん中央テレビ)
ただし、どうしてこうなったかは闇の中。

■きっかけは「社会貢献」──開校97年の歴史を持つ品川女子学院が掴んだ起業家教育の種(DIAMOND SIGNAL)
資本主義の悪い部分に染まった話がリアル。

■統合をめぐり議論が進む石川・穴水町の2小学校 住民らが“統合の白紙”求めて反対署名提出(MRO北陸放送)
紛糾していますが、単に現状維持では事態は悪化するばかりでしょう。統合しないとして、どんなアイデアが出せるか。

■県立高校を55→44校に再編 愛媛県教委の計画、来年1月に決定へ(朝日新聞DIGITAL)
こちらも紛糾するでしょう。

教育全般(国内)

■放課後は駅ナカこられ 富山「仮想学校」若者の居場所つくる(中日新聞)
地方中核都市のターミナル駅だからこそ、こういう活動が有効そうな印象です。

【教育学でポン!?】2022年12月18日

静嘉堂文庫美術館で開催された「静嘉堂創設130周年・新美術館開館記念展Ⅰ 響きあう名宝—曜変・琳派のかがやき—」を観てきました。目玉の稲葉天目には実はすでに何度かお目にかかっていて、移転前の世田谷ではゆっくりゆったり観られたのが、今日が最終日ということもあったのかアクセスが良すぎるせいなのかか、ともかく人が多すぎで遠目に眺めただけ。
【本日の歩数】9739歩■丸の内を闊歩。

働き方改革

■「宿題」やめた岐阜小の校長、「学校と保護者の役割の整理を」と語る真意 狙いは「自ら学ぶ力の育成」と「働き方改革」(education×ICT)
宿題をこなすこと自体が目的になると必ずおかしなことになるので、目的を実現するための「手段」として適切かどうかで判断すべきところです。

■子育てしながら教員「ママ先生」、弱音吐けない教育現場の過酷なワーママ事情 一日中「生身の人間」育てるストレスに処方箋は(education×ICT)
個人でできる工夫と努力なんてたかがしれているので、圧倒的に周りの理解とサポートが重要です。

ICT

■情報端末で自殺リスクや精神不調を可視化、学校導入広がる「RAMPS」とは? 中高生の回答「約6割にうつ症状」見られた年も(education×ICT)
使える技術はどんどん活用すればいいのですが、根本的には、人間を大事にする社会にならないと、何も解決しません。

学校

■コロナ禍に食材高騰、「給食費無償化」する・しない自治体の決定的な違いは何か 今こそ「学校教育にかかるカネ」全体の見直しを(education×ICT)
コロナ以降の3年で、給食にかかわる環境は激変しました。無償化について真剣に考えていいはずです。

■教員が「アイドルのコンサートに行くので授業を休みます」はありか…現役小学校教員の痛快な答え 「今日、家族で沖縄に出かけるので学校休みます」はありか(PRESIDENT Online)
教員の立場から言えば、休んだ学生のフォローがひたすら面倒くさいので、フォローしなくて許されるなら問題ありません。が、だいたいフォローを要求されるので、「だったら出席しろよ」となります。

■「裸の学校健診やめて」の要望に市教委は「必要性を子供たちに丁寧に伝えていくことが重要」 京都・長岡京市議会での議論(関西テレビ)
一般常識的には、小学生はともかく、中学生には配慮が必要でしょう。

【教育学でポン!?】2022年12月17日

保育科2年生の「保育総合演習」の集大成ミュージカルを鑑賞してきました。素晴らしい出来で、たいへん良いものを見せていただきました。社会に出てからの活躍にも期待大です。
【本日の歩数】7818歩■自宅と学校を往復。

働き方改革

■部活指導の「地域移行」、事業費28億円の見通し…スポ庁・文化庁要求額の半分に満たず(讀賣新聞オンライン)
■部活の地域移行時期を柔軟化 文科省、25年度達成こだわらず(共同通信)
118億円の概算要求に対して28億円しか出さない財務省。日本のスポーツが弱くなったら財務省の責任でファイナルアンサーです。

■部活動「上限2時間」 茨城県教委 厳格化へ方針改定(茨城新聞クロスアイ)
■部活動は平日2時間、朝練は大会直前だけ 茨城県、中高へ上限設定へ(朝日新聞)
こういうことをすると「抜け駆け」しようと試みるところが現れて、崩壊しがちです。

■「ペーパーティーチャー」が教師不足救う?免許更新制度廃止で青森県が教員の魅力伝える説明会(ATV)
やらないよりはマシだけれども、焼け石に水な感じは漂います。弥縫策ではどうにもならなくなりつつあるので、本質的な問題解決を急ぎましょう。

COVID-19

■今の大学3年生、「対人スキル」低め…コロナ禍で授業やサークル制限の影響(讀賣新聞オンライン)
そうでしょう。小中校生への影響も気になります。

性教育

■「性交」教えにくい学校の性教育…「もっと早く教えていれば」先生たちが抱える危機感(テレ朝news)
一般家庭の理解が低いわけではないので、偏った純血思想の宗教団体の影響が弱まれば良い方向に向かうでしょう。

学校

■神戸の小中学校に「チーム担任制」導入へ いじめや不登校に対応「利点大きい」 23年度から一部で試行(神戸新聞NEXT)
いわゆる昭和の「鍋蓋型組織」ではデメリットしかありませんが、平成以降の「ピラミッド型組織」ならメリットが大きい可能性もあります。

■3年で全国平均を超えろ 大阪の山間部で進められた小学生俊足化計画(毎日新聞)
ノウハウと工夫で足は速くなるのですが、こういう技術を体育の授業で教えないのはどういうわけか。