【教育学でポン!?】2023年11月25日

土曜日、午前はリアル授業。午後は授業動画作成。
【本日の歩数】6758歩■自宅と学校を往復。

ICT

■東京書籍とオルツ、大規模言語モデルを活用した 「AI学習アシスタント」の実証実験を開始(こどもとIT)
いよいよ未来に突入してきましたでしょうか。昭和的学校教師のいらない未来。

■生徒の不安や悩みをAIが発見…日記解析し相談促すメッセージ、生徒からの相談は1万件超に(讀賣新聞オンライン)
評価や管理に結びつかないような活用であれば、確かに問題はないのでしょう。しかし人間は残念ながら、こういうテクノロジーを「評価」や「管理」に使いたくなるのです。

インクルーシブ教育

■「メガネ調整と同じ」、学習に困難のある子「オーダーメイド」な学びのつくり方 公立小教諭・井上賞子「方法はきっとある」(education×ICT)
なるほど、メガネの喩えは秀逸かもしれません。テクノロジーとの付き合い方を考える上で、とても優れた記事でした。

学校

■子ども同士の喧嘩や教員への反抗、不安定な11月に「学級崩壊」を回避する術 学級の「ボス」には1対1で個別に働きかけを(education×ICT)
なるほど丁寧な学級経営だな、と感心する一方で、基本的に昭和の学校だな、とも思ってしまう。

■大阪の高校授業料無償化、和歌山の私学4校も参加へ…府外で初(讀賣新聞オンライン)
雪崩を打つ、という表現が当てはまるような印象。

高等教育

■大学自治を脅かし、学問の自由を奪いかねない「国立大学法人法改正案」の問題点と法案可決までの異常なスピード感(集英社オンライン)
■大学教育崩壊につながる「国立大学法人法改正案」の問題点とは…民間企業が「稼げる大学」法案で大学を食い物にする矛盾(集英社オンライン)
30年前の大学院重点化からの流れを引き継いで、大学から教育機能をなくしていこうという圧力です。

教育全般(国内)

■世界から30年遅れ、精神科医が警鐘「日本版DBS」で子どもの性被害は防げない 依存性高く累犯つながりやすい性犯罪防ぐには(education×ICT)
確かに「職業選択の自由」は憲法で保障されているのですが、それが「子どもの権利」とバッティングした場合には「子どもの権利を優先する」という原則を確認しておくべきなのでしょう。それをしないから、「職業選択の自由」という言い訳が通用し続けます。

■県知事のアドバイザーは高校生 eスポーツや自転車で地域を変えたい(日テレNEWS)
いいですね。「若気の至り」を大事にしていきましょう。

■電車で泣く赤ちゃんへのブチギレ騒動、背景に「子育て罰」の呪縛 解決のヒント、識者と探る(J-CASTニュース)
電車の中が「公共空間」ということが思考の補助線にはなるのでしょう。伝統的地域社会の崩壊とあらゆるもの(教育含む)の市場化が問題の根底にあります。