【教育学でポン!?】2023年7月23日

後期の授業の準備を始めました。
【本日の歩数】2766歩■暑いので外に出ない。

ICT

■AI研究者、東大教授・松尾豊が語る「生成AI」が教育業界に与えるインパクト 「変化の側に身を置くメンタリティー」が重要(education×ICT)
第一人者が言うことで、さすがに凡百の評論家とは違って説得力を感じます。「先回りできない」とか。

■ChatGPTは「貧者の家庭教師」、教育の世界はこれを禁止・制約するのでなく積極的に活用すべきだ(現代ビジネス)
言っていることはもっともらしいのですが、教育学の言う「評価」と「評定」の区別ができていないので、論点が曖昧な話になっていたりします。

■安宅和人氏が語る「AI時代」こそ必要な”生体験” テクノロジーの賢人が語る「ChatGPT」と「教育」(東洋経済ONLINE)
「AIは、悟りを開いた、ブッダ状態にある」のところで吹く。言い得て妙な表現でした。

学校

■「外国にルーツを持つ子ども」の支援と進学指導、学校教員だけでは限界も 外国人への「おもてなし」に問題がある理由とは(education×ICT)
これまでも遅れていましたが、今後ますます重要になる領域です。

■「PTA不要は飛躍しすぎ」元県立中・高のPTA会長が提言 多様な参加の形、模索を 近畿高校PTA連合会大会滋賀大会を終えて(京都新聞)
「公共性」の観点から根本的な理念が共有できるかどうかが一番大事なんでしょうけれども、総論賛成各論反対になる未来は目に見えます。

夏休みの宿題

■なぜ読むだけではダメ? 読書感想文を書くことの意義とは 識者「どんなに拙い文章でも“自分で”の充足感」(AERA dot.)
■「夜のピクニック」読書感想文をプロが書いた結果 書評家・三宅香帆さんが課題図書の定番に挑戦(東洋経済ONLINE)
■辻村深月「凍りのくじら」感想文をプロが書くと… 学生必見!書評家・三宅香帆さんが書き方を解説(東洋経済ONLINE)
個人的には、頼まれもしないのに読書感想文を書きまくって、たいへん楽しいと思っております。そういう人間には書けない人の気持ちがなかなか分かりませんので、こういう記事を読むと多少は想像力の範囲が広がる感じがします。

■ドリル? 絵日記? 自由研究? 小中学生1300人超に聞いた「一番嫌な夏休みの宿題」トップは?(大人んサー)
ですよね。

高等教育

■25年で98→73校 女子大は不人気? 変わる社会と受験生の意識(朝日新聞DIGITAL)
他人事ではありません。

教育全般(国内)

■「地方教育費」が3年ぶり減少、総額3.5%(5935億円)のマイナス 「GIGAスクール構想」完了と教員の若返りによる人件費減が要因(education×ICT)
去年や今年の話も大切ではありますが、中長期的には小泉改革のタイミングで落ち込んでいることに注目しておきましょう。