「教育学でポン」タグアーカイブ

【教育学でポン!?】2020年2月26日

これを機に、「家に帰ったら手を洗う」と同じくらい、「多少の風邪なら会社や学校を休むべき」という習慣と文化が定着するといいと思います。

教育全般

新型コロナ、学校に必要なこと。卒業式はやる?休校にすると授業が足りない?(妹尾昌俊)

教員免許取得を目指す学生諸君には「教育制度論」で身につけてもらう内容です。教員採用試験にも出てくるような基礎知識ですので、しっかり押さえておきたいところです。そして、授業で学んだことは、こうして現実に密接に関わってくるわけです。

プログラミング教育必修化直前、今こそ問われる先生の姿勢とは?(AERA dot.)

プログラミング教育は、「手段」と割り切れればうまくいくんですが。こういう話になると、なぜか「目的」と「手段」を取り違えてしまう人が続出してしまうんですよね。

教育熱心過ぎる親による“教育虐待”問題、基準はどこに?(NEWSポストセブン)

そもそも、そういうのは「教育=education」と呼びたくないですねえ。単なる「調教=discipline」です。調教熱心すぎる親による調教ですよ。

現役大学生が危惧する「真面目な学生」が揶揄される風潮(マネーポストWEB)

どうでしょう? 昔からそういう傾向はありましたし、むしろ今の学生は昔よりかなり真面目になっているように思うのですが。

【教育学でポン!?】2020年2月25日

たまたま入った喫茶店で、知らない子どもに懐かれた一日。

教育全般

2020年度から必修化…小学校で「プログラミング教育」が始まるとどうなる?文科省に聞いた【入門編】(FNN PRIME)

記事の通り、プログラミングはいわゆる「教科等横断的」な内容になるわけですが、似たような教科横断的な取組みとして「食育」を導入したとき、こんなに世間は騒がなかったですよね。食育についても同じくらい騒いでほしいですね。

評定ミスも…通知表“絶対評価”20年のひずみ 消える手書き「手が回らない」(西日本新聞)

私の授業では、「通知表」をたいした問題にしていません。なぜなら、通知表には法的根拠がないからです。廃止している学校はそこそこあります。専門家からすれば、もっと重要なのは法的に根拠のある「指導要録」です。「指導要録」の話をしなくては、「評価」に関する問題の本質は見えてきません。

給食空白地帯。子どもの食生活を支える学校給食が直面する食格差。(足立泰美)

いま「子ども食堂」が注目されていまして、それ自体はいいことなのですが、実はまず「給食」の充実が極めて重要な課題だということは広く認識されてほしいものです。

勉強が嫌いな小3娘の子育てに焦る46歳母親に、鴻上尚史から「方法はひとつだけあります」(AERA dot.)

おっしゃる通りですね。親が勉強しないのに、子どもが喜んで勉強するわけありませんね。

スマホ依存、いじめ、どうしたらいい? 教育評論家の尾木直樹さんが小学校で特別授業(好書好日)

書いてる本とSNSの内容の落差が激しいところは気になりますが、「自己決定」という点でブレないところは悪くないと思います。

【教育学でポン!?】2020年2月24日

日本にはもともと誕生日を祝う習慣がなかったと言われていますが、「降誕会」がどのように理解されていたかは気になるところです。いわゆる「天長節」がどのように理解されていたかを考える補助線になるからです。

教育全般

「人生に正解はない」フリースクール出身者の進路――元不登校児童たちの軌跡(Yahoo!ニュース特集)

確かに「学校」や「教科書」は、知識がコンパクトにパッケージ化されていて、馴染める人にとっては「効率」がいいのです。しかし人生、効率が全てではないのも確かなのです。先人の知恵は「急がば回れ」と言っています。

中学受験「する子」と「しない子」、一緒の授業を楽しませる極意(現代ビジネス)

教育学の世界では、先生が「教える」よりも、子ども同士で「学び合う」ことの方が効果的であることが、早くから知られています。ただ、教室で実践することがかなり難しいのです。この先生の臨機応変な姿勢は、参考になります。

「いじめ、絶対にゆるさない!」が生み出してしまう“新たないじめ”(PHP Online)

大人の世界でいじめが存在するのに、子どもの世界でなくなるわけがないという。工藤校長が言うように、ものごとを単純に善悪に切り分けるのではなく、どのように「人間関係」を作ったり修復したりするかという知恵を身につけていくことが大事なんでしょう。

佐賀大「授業開放」新年度も実施 専門科目や大学院教養56科目で(佐賀新聞Live)

試験や単位認定はしないということで、「科目等履修」とはかなり違って、生涯学習や企業研修の一環に位置付けたということでしょうか。記事だけでは制度的な意味づけが分からないので、ちゃんと調べた方がよさそうですね…

マニュアルがなく…プログラミング教育、悩む教員(西日本新聞)

さて、いよいよ付け焼き刃で始まりますが。現実を注視していきたいと思います。

【教育学でポン!?】2020年2月23日

撮りためていた「歴史秘話ヒストリア」と「知恵泉」を消化した一日。

教育全般

教育実習か就活か…未来の教師候補たちが「究極の選択」を迫られている(BEST T!MES)

就職活動のありかたが根本的におかしいと思っています。

11年で児童数26倍? 京都の小学校「マンモス校」に(朝日新聞DIGITAL)

マンション建設や宅地開発に伴って、急激に子どもの数が増え、学校が手狭になるケースはよく起こります。私の出身中学校も、増えすぎた人口を収容するために5年間限定で存在しました。

年300校消える公立小 「1日限定」開放で思い出に浸るOBら 滋賀・甲賀(毎日新聞)

「学校」という場所の持つ不思議な力を感じる記事です。で、私が在籍していた中学校は、卒業と同時に廃校となりました。なくなった学校に埋めたタイムカプセルを開けるイベントが最近あったのですが、参加できませんでした。

そろばん教室が「子どもの習い事」で再評価されている「意外な理由」(現代ビジネス)

そろばん初段の私が言いますが、このスキルは間違いなく日常生活の中で役に立っています。

【漫画】一人一人違う生徒を学校の“枠”に押し込むことへの違和感 「親として感謝」(大人んサー)

こういう先生だと、子どもたちもやりやすいかもしれませんね。まあ。現場に立つわけではない教育学者としては、「枠」の存在理由そのもの(=近代という時代)についてもっと突っ込んでみたいところではあります。

【教育学でポン!?】2020年2月22日

アメリカ人が自分たちのことを指して「America」という単語をあまり使わない理由が、よく分かった一日。

教育全般

「生徒会の全国大会」参加高校生を募集!18歳選挙権時代「新しい生徒会」の可能性とは(高橋亮平)

小玉先生が顧問をしているのなら、安心です。シティズンシップ教育の本質を踏まえた活動になることを期待します。

「多様性を認める=ワガママが通る」ではない! 子どもに教えるべき多様性とは?(LIMO)

論理的には、「公共性」の問題です。「多様性を認める」ことは「公共性」の本質に深く関わってくる話のはずなのですが、「公共性」が視野に入ってないと単なるワガママになるということです。つまりワガママな子ども(あるいは大人)に教えるべきは、「多様性」には「公共性」が伴わなくてはいけないということです。

独特すぎる中学入試 レゴで失敗体験表現、PCで街づくりなど(NEWSポストセブン)

教育学的には、測定したい対象をしっかり測定できているかという「妥当性」と、誰がいつ測っても同じ結果が期待できるかという「信頼性」が気にかかるところです。妥当性と信頼性についてはどれくらい本質的に検討されているのでしょうね。

いま、モヤモヤを抱える人が「最優先で学びなおすべき教科」とは?(DIAMOND Online)

なるほど「美術」ですか。確かに私も日本の物作りがダメになったとしたら、「美術」を軽視してきたせいだろうとは思っています。が、学校の美術自体も本質的に変わる必要はあるでしょう。美術屋が美術屋を育てる授業ではなく、幅広い教養を持つ人が「アート思考」を育む取組みにしなければいけませんよね。