【要約】ユーモアとウィットに溢れる俺様が、プラトンを面白おかしくブッた斬ってやったぜ。
【感想】読む価値なかった。基本的なテクスト・クリティークが行われた形跡もなし。先行研究に対する敬意が払われている様子もなし。百科事典でも読んでまとめたような、出来損ないの学生レポートレベル。そもそもプラトンに向かって、「90分でわかる」って、笑えないギャグなんだが。おまえはどこのポロスかと。まず「わかる」ってどういうことか、そこから説明してみてくれるかな。
■ポール・ストラザーン『90分でわかるプラトン』青山出版社、1997年