【教育学でポン!?】2023年6月7日

4年生が最後の実習から帰ってきて、卒業研究の指導が本格的に始まりました。
【本日の歩数】7675歩■自宅と学校を往復。

働き方改革

■熊本市の教員志願倍率、2倍割る 政令市移行後で初、なり手不足顕在化 職種別では定員割れも(熊本日日新聞)
抜本的な対応がまったく行われていない以上、こうなるでしょう。

ICT

■ICT機器を活用した教育の推進計画策定へ 香川県で委員会が開催(KSB瀬戸内海放送)
教育委員会が規制を緩和して各学校の裁量権を増やせば、何もしなくても勝手にICT機器の活用が進むでしょう。

不登校

■不登校生徒の学習ニーズに対応 通信制や全日制など自由に行き来できる高校設置へ 愛知県教委(CBC news)
真剣に現実に対応しようとすると、学校の形はどんどん変わっていくはずです。

校則

■「ブラック校則」の見直し“眉毛処理を禁止”“靴下の長さ指定”は理不尽として弁護士会が意見書(RKBオンライン)
■「今どきこれって?」ブラック校則を福島県内でも見直す動き(福島中央テレビニュース)
個々の理不尽な校則を廃止していくことも大事ですが、本質的な話(たとえば人権について)にもスケールアップしてもいいのかなと。

学校

■三者面談を秘密録音? 難しくなる一方の保護者対応トラブルに直面する学校 保護者の知識と行動力が「教師を上回る」時代に(education×ICT)
80年代後半からの新自由主義マインドの増殖により、教育が単なる「サービス」に成り下がって、公共性の基盤が壊されているのが根本的な問題です。本質的に問題を解決しようと思ったら新自由主義マインドを反省するしかないのですが、そうしたくないのなら、新自由主義者の狙い通り、公教育そのものを解体するしかなくなります。

■県立高普通科 学区撤廃検討を説明 富山県議会常任委(日テレNEWS)
学区が広域化すると、一般的には学力格差が拡大します。それが良いか悪いかは別の問題ですが。

教育全般(国内)

■新品川区長・森澤恭子、所得制限なしの「子育て3つの無償化」に込めた思い 子ども一人ひとりに合わせ多様な学びの実現へ(education×ICT)
2014年の地教行法の改正によって、首長が教育に手や口を出す余地が増えています。良いか悪いかは別として、首長のリーダーシップが問われる時代に入っています。

■小2で単身中国留学した起業家・平原依文さん、「教育で社会を変える」の真意 目指すのは「世界中の境界線を溶かす」こと(education×ICT)
若いのにかけがえのない経験をたくさん積んできているようです。今後の活躍に期待します。

■私立高の中退・学費滞納が増加 「実質無償」との差額背景 全国私教連(時事通信)
真剣に考えるべき問題ではありますが、単純に平均と比較しても問題の本質は見えてこないように思いました。

■生徒の英検受験料を市が全額補助、「市長と話そう会」での要望実現…2級なら8300円(讀賣新聞オンライン)
公教育の理念としては、「英検」がどれくらいの「公共性」を持っているかどうかの問題になります