【教育学でポン!?】2022年11月19日

いい天気だったけれど、仕事が溜まっていたのでずっと屋内で仕事。
【本日の歩数】4598歩■自宅と学校を往復。

働き方改革

■「教師にも営業時間がある」 現役教員の保護者への投稿が話題、本人が明かす発信の意図(ENCOUNT)
論理的には、いわゆる「教師聖職者論と教師労働者論」の問題です。

■「私立中高一貫校に相次ぐ労基署の”ガサ入れ”」おかげで部活消滅の危機という憂慮すべき事態 顧問は教員が務めるべきか外注に出すべきか…令和時代の部活の在り方(PRESIDENT Online)
首をかしげる記事でした。正規教員の数を増やすだけで、何もかも解決します。正規教員の数を増やせないなら、仕事の量を減らさなくてはいけません。

不登校

■不登校の長女が人気ゲーム開発スタッフに 転機になった衝撃の一言(毎日新聞)
子どもは学校に行けない理由を言語化できないので、大人の方が耳を傾けられるかどうかが、問題解決への鍵を握っています。

■登校拒否ではなく「トーキョーコーヒー」 子どもと親の居場所づくりプロジェクト【奈良発】(関西テレビ)
こういう記事を見ると、学校という場所が人工的に構築された不自然な空間だということを実感します。人間を人工的に作り替える場所です。

ジェンダー

■東大が女性教員300人新たに採用へ 2027年度までに教授と准教授(FNNプライムオンライン)
大学院生時代の師匠が女性で、とても優秀でした。

■わが子を男女別学に行かせるべきか共学にすべきか…経済学の研究が導き出した結論 共学化で男子も女子も成績が下がる衝撃の結果に(PRESIDENT Online)
進化心理学の研究でも男女別編成の方が学力が上がると示唆されていますが、この記事は統計的な研究を紹介しています。

■男子校に広がるジェンダー教育 灘校生「ここまで大変とは…」(朝日新聞DIGITAL)
まあ、相手が女性に限らず、人間関係全般で大切なことです。

学校間接続

■中学受験で追い詰められて、ゲーム、スマホ、過食・拒食…。子どもの「依存行動」を防ぐ親の心がけ(集英社オンライン)
■真面目に勉強していた子が受験ストレスでゲーム依存に。親の対応の「正解」と「不正解」(集英社オンライン)
受験そのものが歪んでいるので、その歪みに対応しようと思ったら、人間の方が歪まなくてはなりません。受験をやめるのがもっとも簡単な解決法です。

■都立高入試 英語スピーキングテスト導入に波紋 「中止」求める声相次ぐ(ABEMA TIMES)
信頼性が低すぎるのは間違いないので、そこに目をつぶってでも導入すべき「妥当性」があるかどうかの問題のように思えてきました。

学校

■「維新の『教育改革』は自治体の街づくりを否定」と維新の市長が指摘 消えゆく大阪の府立高校 「ダメなところは退場を」の方針で進んだ10年で17校が廃校に 地域にとっての“最後のとりで”の行方は(カンテレ)
市場経済のやり方を公共部門に導入して問題が解決するというのなら、そもそも行政など必要ありません。そして教育とは、市場経済のやり方に馴染まない領域の一つのはずです。