【教育学でポン!?】2023年3月31日

新年度に向けての準備が進みました。
【本日の歩数】412歩■引きこもり。

働き方改革

■なぜ? 教師に残業代を払わないと定める教員給与特別措置法(給特法)とは(TOKYO MX)
ごく初歩的な内容ですが、定期的に人の目につくことに意義がある類の記事です。

■横浜市 小学校教員確保に一手 大学3年の選考枠を新設〈横浜市瀬谷区〉(タウンニュース)
3年生ということは、大半は教育実習前です。教師としての適性を本人が自覚できているかどうか、かなり不安を感じます。

■東北の教員採用、受験者減 23年度は過去10年で最少 各教委、質の低下懸念(河北新報)
記事内にもしっかり指摘されているように、実は新卒大学生の志望数は減っていません。だから記事内の行政の先生の指摘は少々的を外れています。

ICT

■島しょ地域発の新たな教育の“カタチ” うるま市の「ネット部活」の現在地(HUB沖縄)
大きな可能性を感じられて、元気になる記事です。

■社説:小学校教科書 デジタル化、生かせるか(京都新聞)
日本における教科書理解のバイアスが見える記事です。「教師は教科書に書いてあることを全部教えなければならない」というのは、思い込みにすぎません。子どもが興味を持ったら自発的に勉強が進められるよう、教科書の記述は多ければ多いほどよろしい。逆に教師が取りこぼしても根本的な問題ではない、というふうに考え方を変えるべきなのです。

学校

■学校だよりにイラスト無断使用、有料の認識なし 権利者に解決金、岐阜・各務原市教委(岐阜新聞Web)
知識を増やし、危機管理意識を高めていきましょう。

高等教育

■【大学の都心回帰】中央大 法学部が45年ぶりに多摩から都心へ移転。茗荷谷の新キャンパスを公開(BUSINESS INSIDER)
「近年」というか、20年前からのトレンドのような。

幼児教育

■時給50円アップは「無理よ」 人気の保育園を支えるブラックな環境 #こどもをまもる(毎日新聞)
■「記録書く時間が全くない」人手足りず疲労困憊の保育士たち “異次元の少子化対策”で配置基準の改善なるか【愛知発】(東海テレビ)
資本主義が地域共同体を破壊したのに、それに代わる行財政を充実させず、新自由主義の理屈でもって「サービス化」で乗り切ろうとしたのが、このザマ。子育ては資本主義の理屈(一言でいえばあらゆるものの商品化)ではどうにもなりませんよ。

■40歳過ぎて保育士になった彼女が見た保育の真実 子どもと大人の世界が混在するカオスの断片(東洋経済ONLINE)
ナマナマしい。

教育全般(国内)

■“異次元”少子化対策たたき台発表 児童手当拡充など3年で取り組むメニュー並ぶも「財源」は明記されず(TBSテレビ)
■異次元の少子化対策には過去の政策の検証と費用対効果の分析が必要:財源議論先送りで防衛費増額と同様の混乱も(NRI)
余計なことはしなくていいので、まずはお金を出すところからですよ。

■こども家庭庁の発足と先進国中ほぼ最下位の日本の子どもの精神的幸福度(NRI)
どうしてこんなに「子ども」と「子育て」に厳しい世の中になってしまったのか。個人的には「あらゆるものを商品化と競争で片付けよう」とする新自由主義的マインドがガンだと思っておりますが。

■誰も教えてくれない「学びとは何か」、学び直しブームへの「大きな違和感」 リカレント、リスキリング、探究学習…(現代ビジネス)
人間学の本質に根差した、良質の記事でした。