「日々随想」カテゴリーアーカイブ

【教育学でポン!?】2020年2月29日

今日は、結果として一日家の中に引きこもっていましたが、ウイルス対策というわけではありません。

コロナウイルス

島根県・松江市「態勢整わない」感染出るまで休校せず 新型コロナで対応割れる自治体(毎日新聞)

この30年間で地方分権を強化してきたわけで、対応が割れるのは当然でしょう。同じ方がむしろ気味が悪いように思います。

休校中も学校で子ども受け入れ 静岡市が「激変緩和措置」 教職員が対応(毎日新聞)
休校でも給食は希望者へ提供するつくば市の英断 給食が命綱の子どもが日本全国にいる(井出留美)
「コロナに感染する前に、食べられなくて死んじゃう子もいる」 フリースクールが一斉休校を拒否する覚悟(AERA dot.)
「全部丸投げされた」 臨時休校の「受け皿」の現場 感染や職員確保に不安 早くも悲痛の声(毎日新聞)

こういう事態になって、学校が「塾」とは違う機能を期待されている場所だったということが改めて浮き彫りになっています。「給食」がにわかに脚光を浴びていますが、関係者は日頃から努力を重ねております。

全員、マスク姿で「保護者の出席がない卒業証書の授与」…『休校要請』に、関西の学校で混乱(カンテレ)
巣立ちの3月、突然奪われた子供たち 新型コロナ休校要請で「最後の授業」(毎日新聞)

※映像と音声が流れます。
決まってしまったことそれ自体は仕方ないのではありますが。

ロンブー淳 卒業式中止の学生へ提案「ネットで繋がって卒業式をやりませんか?」(スポニチアネックス)

みんなで知恵と時間と金を出し合えば、代わりにできることはたくさんあるだろうと思います。

授業がないと給与が払われない? 一斉休校による「非正規」教員への影響(今野晴貴)

今回の騒動に伴う問題だけでなく、そもそも根本的に「非正規」を増やすような仕組みそのものが大問題です。

教育全般

73歳の女子高校生、あこがれの卒業式へ(西日本新聞)

世間では視野に入っていませんが、夜間学校のニーズは現在でもかなりあることが確認されています。

教育レベル世界64位のスペイン 「子は誰のもの?」で熱い議論 州によって異なる言語教育の功罪(FNN PRIME)

スペインの言語に関しては、フランコ政権による弾圧などの歴史的経緯を踏まえないと正しく理解できないだろうと思います。

【教育学でポン!?】2020年2月28日

下校する小学生たちが大量の荷物を抱えていました。翌日から長期休暇に入るときの風景です。

コロナウイルス

「あまりに急だ」「何をさせる?」 共働き家庭戸惑い 全小中高校臨時休校(時事通信)
文部科学省、部活動も自粛要請(時事通信)

行政命令ではなくて責任を伴わない「要請」に過ぎないので、不合理だと思えば応じなくてもいいわけですが、現場の判断は難しいです。情報量が少なすぎて、結果論でしかものが言えない領域なので。

休校しない判断もあり得ると文科省(共同通信)

法律上、改めて言うまでもなく、当然のことです。

「今はまだ諦める時期じゃない」「一斉休校は議論していない」 新型コロナ専門家会議の委員が協力を呼びかけること(BuzzFeed)

うーん、なるほど、専門家に聞かずに官邸サイドだけで決断したということでしょうか。教育も、あまり専門家の意見を聞いてくれませんね。

【全国一斉休校、4つの問題・懸念】感染防止の実効性に疑問、社会的弱者にとって過酷(妹尾昌俊)

教育学的には、4つ目の問題・懸念が極めて重要です。

【全国休校】通知表など、たいした話ではない。教師、保護者、政府にはもっと向き合うべきことがある。(妹尾昌俊)

おっしゃる通りです。というか、ちゃんと教育学を学んだ人は、同じような見解に落ち着くだろうと思います。

新型コロナウイルス 全国一斉休校の是非 学校教育の立場から考える(内田良)

ということで、教育の専門家が、前の専門家と同じような見解に落ち着いております。「卒業式の練習なんかやめてしまおう」という年来の主張が補助線に加わっているくらいですかね。

教育全般

筆算の線、定規で引かないとダメ? 算数指導の謎ルール 広めた人は(朝日新聞DIGITAL)

はいはい、TOSSでしたね。「目的」と「手段」を取り違える愚かさを具体的に考えるときには、好例かもしれません。

鈴木おさむ「子どもたち一人ひとりには、それぞれのスピードがある。それでよい」(AERA dot.)

ですよね。

【教育学でポン!?】2020年2月27日

常陸の平将門関連史跡を訪れたら、晴れていたのに雨が降ってきました。

コロナウイルス

安倍総理、休校要請で民間企業などに理解求める「子どもを持つ保護者の方々へ配慮を」(Abema TIMES)

さて、戦略の失敗を戦術で取り返すことができるでしょうか。

千葉市長、休校要請で「社会が崩壊しかねません」 小中高生も困惑「卒業式どうすんの」「入試は?」(JCASTニュース)

社会が崩壊するかどうかは分かりませんが、なかなか見られない規模の壮大な社会実験になりつつあるようには思います。官邸で学校閉鎖の効果やリスクがどのように算出されたのか、気になります。

「国から連絡こないと…」「報道知ってびっくり」 頭抱える九州の教委 首相休校要請(毎日新聞)

まあ、教育委員会の反応はこうなりますよね。「要請」を受けたところで、最終的に決定を下すのは市町村教育委員会ですから。

「頭の中がハテナだらけ」 突然の休校要請 福岡の女性「仕事は?保育園は?って」(毎日新聞)
長期の臨時休校、子供の世話はどうする? 働くママ悲鳴(大手小町)

まあ、親の方はこういう反応になりますよね。逆に言えば、学校というものの存在感が浮き彫りになるわけですが。

【教育学でポン!?】2020年2月26日

これを機に、「家に帰ったら手を洗う」と同じくらい、「多少の風邪なら会社や学校を休むべき」という習慣と文化が定着するといいと思います。

教育全般

新型コロナ、学校に必要なこと。卒業式はやる?休校にすると授業が足りない?(妹尾昌俊)

教員免許取得を目指す学生諸君には「教育制度論」で身につけてもらう内容です。教員採用試験にも出てくるような基礎知識ですので、しっかり押さえておきたいところです。そして、授業で学んだことは、こうして現実に密接に関わってくるわけです。

プログラミング教育必修化直前、今こそ問われる先生の姿勢とは?(AERA dot.)

プログラミング教育は、「手段」と割り切れればうまくいくんですが。こういう話になると、なぜか「目的」と「手段」を取り違えてしまう人が続出してしまうんですよね。

教育熱心過ぎる親による“教育虐待”問題、基準はどこに?(NEWSポストセブン)

そもそも、そういうのは「教育=education」と呼びたくないですねえ。単なる「調教=discipline」です。調教熱心すぎる親による調教ですよ。

現役大学生が危惧する「真面目な学生」が揶揄される風潮(マネーポストWEB)

どうでしょう? 昔からそういう傾向はありましたし、むしろ今の学生は昔よりかなり真面目になっているように思うのですが。

【教育学でポン!?】2020年2月25日

たまたま入った喫茶店で、知らない子どもに懐かれた一日。

教育全般

2020年度から必修化…小学校で「プログラミング教育」が始まるとどうなる?文科省に聞いた【入門編】(FNN PRIME)

記事の通り、プログラミングはいわゆる「教科等横断的」な内容になるわけですが、似たような教科横断的な取組みとして「食育」を導入したとき、こんなに世間は騒がなかったですよね。食育についても同じくらい騒いでほしいですね。

評定ミスも…通知表“絶対評価”20年のひずみ 消える手書き「手が回らない」(西日本新聞)

私の授業では、「通知表」をたいした問題にしていません。なぜなら、通知表には法的根拠がないからです。廃止している学校はそこそこあります。専門家からすれば、もっと重要なのは法的に根拠のある「指導要録」です。「指導要録」の話をしなくては、「評価」に関する問題の本質は見えてきません。

給食空白地帯。子どもの食生活を支える学校給食が直面する食格差。(足立泰美)

いま「子ども食堂」が注目されていまして、それ自体はいいことなのですが、実はまず「給食」の充実が極めて重要な課題だということは広く認識されてほしいものです。

勉強が嫌いな小3娘の子育てに焦る46歳母親に、鴻上尚史から「方法はひとつだけあります」(AERA dot.)

おっしゃる通りですね。親が勉強しないのに、子どもが喜んで勉強するわけありませんね。

スマホ依存、いじめ、どうしたらいい? 教育評論家の尾木直樹さんが小学校で特別授業(好書好日)

書いてる本とSNSの内容の落差が激しいところは気になりますが、「自己決定」という点でブレないところは悪くないと思います。