「日々随想」カテゴリーアーカイブ

【教育学でポン!?】2025年4月25日

EDIX東京も3日目。テクノロジーの最先端に触れた気分には浸れたので、これをどう実践に反映するか。
【本日の歩数】13745歩■ビッグサイトをうろうろ。

ICT

■ゲーム三昧に卑猥な音声入力、「1人1台端末」が生んだ本末転倒なICT教育の現実 教員の本音「優秀校の成功事例は参考にならず」(education×ICT)
ICTに限らず、「何のために使うか」という目的を問い返さず、単に使えばいいという進め方だとだいたいおかしいことになります。

インクルーシブ教育

■特別支援教育の調整額引き下げ「撤回せず」 政府、答弁書を閣議決定(毎日新聞)
明確な理念と方針を以て決めているかどうか。

不登校

■朝、学校にいけない子へ 自然の中で心をほぐす新たなフリースクール「おはよう果樹園」来週開設 鹿児島市(南日本放送)
有効に活用されるといいですね。

学校

■旺文社、晴海総合高校の探究学習に2年連続で協力(こどもとIT)
探求や情報をテコに、民間教育産業が公教育に入り込んできております。

■科目を減らし学力調査、採点や集計は自動化 教員の負担軽減を図る 沖縄県教育委(琉球新報)
そもそもやる意味があるのかどうか。

■富山県立高校の再編 中・小規模の方針は? 特別企画「高校のこれから」②(北日本放送)
■特別企画「高校のこれから」県立高校と私立高校をめぐる変化(北日本放送)
いい加減に進めると禍根を残す事案なので慎重に進める必要はありますが、のんびりしていると急激に悪化する状況に飲み込まれます。

■港区が目指す公教育とは? 国際色の豊かさを活かした区内で完結する留学システム【細川珠生のここなら分かる政治のコト Vol.20】(Woman excite)
他の自治体ではなかなか考えられない特徴的な課題と取り組みです。

■PTAを考える カギは“自主性”あるべき姿を模索する現場 鹿児島(南日本放送)
持続可能な活動になるよう、知恵を出し合って新しい形を模索していくしかありません。

高等教育

■「学生の街」に驚き 京都ノートルダム女子大 学生募集停止へ(朝日新聞)
■京都ノートルダム女子大学 来年度以降の学生の募集停止へ(NHK)
今後もこういうニュースがどんどん増えていくのでしょう。

教育全般(国内)

■本を読まない子どもが増加?東京都内の学校に通う児童・生徒の「不読率」小学1年生が7.6%、中学2年生は11.6%、高校2年生は36.3%と前年を上回る(フジテレビ社会部)
「本を読まなかった理由」は、額面通りに受け取ってはいけないのでしょう。この傾向は日本だけにとどまらず、世界的な趨勢です。

【教育学でポン!?】2025年4月24日

EDIX東京の2日目。昨年とは出展企業自体が様変わりしているような印象。
【本日の歩数】11662歩■ビッグサイトをうろうろ。

働き方改革

■教員への「カスハラ」防止へ対策検討 東京都教委が有識者会議を発足(朝日新聞)
性善説ではもうどうしようもないですかね。寒い時代だとは思わんか。

ICT

■だから世界に後れを取る…日本のこどもの能力を下げる「スマホ禁止」というダメルールの致命的な欠陥(PRESIDENT Online)
総論的には主張通りなのですが、現実的には、市場化された「子どもの時間」を狙って民間企業やヤマ師たちが粗雑なコンテンツを大量投下しており、悪貨が良貨を駆逐している状況ですかね。

■内田洋行、AI教育を実践する学習施設を石川高専に導入(こどもとIT)
即戦力の人材を養成するうえで、高専の充実は即効性が高いと思います。

インクルーシブ教育

■南神大寺小 松本中 通級指導教室を新設 市教委、来春指導開始へ(タウンニュース)
ニーズが急激に増加していることが分かります。

学校

■進学優先の価値観変えた…高校「探究的な学び方」と教科学習の連動で起きた意外な効果 立命館宇治・酒井淳平「キャリア教育×探究」(education×ICT)
「探求活動」については、徐々に風向きが変わってきている印象はあります。

■企業や起業家と連携、興味を探究してキャリアにつなげる「通信制サポート校」ができた訳 HR高等学院「社会との接続」で課題解決力を育成(education×ICT)
既存の学校の体制(一条校中心)が溶け始めていることがよく分かる記事でした。社会の実態の変化に学校システムが噛み合っておらず、こういう過渡期的形態が必要になるのでしょう。

■信州大学“附属松本小の1クラス 7教科の授業時間数に不足”(NHK信州NEWS WEB)
■信大附属松本小の「授業時間不足」問題 国語・算数・社会・道徳など7教科264コマが足りず「授業内容の回復最優先に」長野(信越放送)
■信州大付属松本小、7教科の授業時間264時間が不足…「総合的な学習が多すぎる」指摘で発覚(讀賣新聞)
徐々に実態が明らかになってきました。学校全体のカリキュラムではなく、ある1クラスで起こった事案で、奈良付属とは問題の性質が異なるようです。この学校は「教育課程特例校」に指定されているということですので、文科省への届出どおりの時間割であれば、仮に学校教育法施行規則の標準時数に足りなくても問題なかったはずです。実際、そういう学校は全国的にたくさんあります(軽井沢風越学園や和歌山きのくに子どもの村学園など)。しかし担任独自の判断によって、学校が届け出た枠を超えた形での実施となったのでしょう。担任の先生は先進的な学校の実践例をご存じだったのでしょう。ルールがあるのならルール通りにやらなければいけませんが、まあ、現在の「教育課程特例」は極めて分かりにくい制度になっているので、担任の先生が誤解するのも無理はないかもしれません。

■「誰ひとり取り残さない教育」へ県内初の夜間学級が開設 生徒20人が学校生活スタート【長崎県佐世保市】(テレビ長崎)
いつ始めても遅くないですよ。

■同窓会解散、会費を寄付 八王子北高「子ども食堂に」(タウンニュース)
英断でした。今後、こういうケースが増えてくるのでしょう。

■“先生や大人がこうしなさいって言うことは全部まちがってる”渋川清彦主演・佐向大監督最新作『中山教頭の人生テスト』公開(BANGER!!!)
海外では学校を舞台として教育をテーマとする派手な映画が続々と作られているけれども、日本はこういう日常ベースの地味な感じなのが合っている(いや実は観てみると地味じゃないかもしれない)。

【教育学でポン!?】2025年4月23日

EDIX東京1日目に参加してきました。一年経つと、ICT業界は景色がガラッと変わります。
【本日の歩数】11704歩■ビッグサイトをうろちょろ。

働き方改革

■残業代が支払われない「枠組み」維持の給特法改正案…「国は責任を放棄するな」国会議員にさらなる議論求める(弁護士ドットコムニュース)
キーパーソンが揃った会合の記事でした。

■教員のなり手不足 宮崎県の現状と解消への取り組み(宮崎放送)
場当たり的な対策の効果は限定的でしょう。抜本的な状況改善を期待したいところです。

不登校

■宮崎市が設置した「学びの多様化学校」 どんな学校?(宮崎放送)
■「たくさんのことを学びたい」県内初の夜間中学 いろは中学校で入学式(鹿児島読売テレビ)
様々なタイプの一条校ができつつあります。

学校間接続

■公立高入試で「デジタル併願制」検討へ 自動的に合格先割り振り(毎日新聞)
■公立高、複数校の志望可能に 石破首相「単願制」の是正指示(日本経済新聞)
■公立高校の受験「併願」可能へ…石破首相が高校入学試験「単願制」から複数の学校を志望できる仕組みの検討を関係閣僚に指示(フジテレビ社会部)
■一つの公立高校のみ受験の単願制 知事「公平性の観点からも課題がある」(北日本放送)
偏差値による序列化が進みます。私立も含めた授業料無償化によって、公立学校にも新自由主義的な「競争」の影響が及び始めています。

学校

■知事会 高校授業料無償化で「公立」支援強化求める緊急提言(NHK)
■全国知事会が“高校無償化”に関する緊急提言 「公立高校離れ」で危機感 公立高校への支援の抜本的な拡充を(TBSテレビ)
危機感を持つのは当然ですが、提言の中身は「公共性」の論理というより「競争」の論理が前面に出ている印象です。
▼いわゆる「高校無償化」に関する緊急提言(全国知事会)

■都教委 特別支援学校の教諭を任用無効に 教諭免許未取得で(NHK首都圏NEWS WEB)
■都教委が今年度採用の教員、免許取得しないまま授業…手続き怠った22歳女性を採用無効に(讀賣新聞)
大学で単位をとれていたのに一括申請ではなく個別申請だったらしく、どういう事情だったのか。

■高校再編だけじゃない…3つの中学校の統合を市に答申 少子化による生徒の減少が小中学校にも深刻な影響【富山】(富山テレビ)
■富山県の高校再編どうなる? 特別企画「高校のこれから」(北日本放送)
どう舵取りしても不満を持つ人をゼロにはできない、難しい問題です。

■PTA会費返還訴訟 男性教師の控訴棄却 一審の簡裁に続き鹿児島地裁も(鹿児島テレビ)
■教員のPTA会費「天引き」…異議言わなかったなどとして「入会を黙示」と認定 返還請求、控訴審も棄却 裁判長「議論深められること期待」と付言 鹿児島地裁(南日本新聞)
裁判所の判断が常識的判断と乖離している疑いが改めて濃厚となった事例でした。

■6割以上が「消滅可能性自治体」の北海道で奮闘!「地域から教育を変えていく」小規模自治体の挑戦 教育格差をなくし複数の町で“学習支援シェアリング”の可能性も(FNNプライムオンライン)
地域ごとに個別に奮闘している人たちはたくさんいるので、その力をまとめる経路が確立できれば、大きなエネルギーになります。人と人を繋げるassociationの知恵が垣間見える記事でした。

教育全般(海外)

■トランプ大統領vsハーバード大学 がんなどの研究も「危機」3200億円の助成金凍結でアメリカから研究者が離れるおそれも 現役留学生は「強制送還されるかも」【news23】(TBSテレビ)
ハーバード出身者でもトランプ側についている人間がいそうですけどね。

【教育学でポン!?】2025年4月22日

未来に向けて、利害調整の仕事が続くのです。
【本日の歩数】13247歩■狭山キャンパスをうろうろ。

働き方改革

■公立中学校の休日部活動 2028年度中を目標に原則行わない方針 宮城県教育委員会(東日本放送)
展開が早い自治体と比べるとのんびりしているように見えますが。

■部活動の地域移行 渋谷区に新たな地域クラブ開講(TOKYO MX+)
■中学からラグビー始めてもらうチャンス!部活動の地域移行 仲間を増やして「大会に出るのが目標」(長野放送)
部活動の地域移行は、マイナースポーツにとってはチャンスかもしれません。

■「教員めざすなら鳥取大学」教育人材確保へ学部改革案まとまる 「地域教員希望枠」新設に向け文科省に申請(さんいん中央テレビ)
■教員不足解消に向けた仕組み作りについて協議 鳥取大学に地域教員希望枠導入を目指す 鳥取県鳥取市(日本海テレビ)
文部科学省は国立大学での教員養成を強制的に縮小してきましたが、その見通しの甘さによって大学のほうが苦労しています。

■川崎市で教員122人不足、基準上回る「36~38人学級」7小学校に…「学ぶ権利脅かす」との声も(讀賣新聞)
由々しき事態です。通常なら時間が経つごとに状況は悪化するので、4月でこれだと先が思いやられます。

ICT

■中学校の0.5%実施できず オンラインの学力テスト理科(共同通信)
そもそも全数調査である必要がないので、当日に実施できないことに「調査上」の問題はありませんが、再実施の学校の負担は増えて現場の教員がゲンナリです。

学校

■信大附属松本小で「授業時間不足」が発覚 該当クラスには補習など「必要な対策をとっていく」調査対策委員会を立ち上げ(信越放送)
「学習指導要領に基づく授業時間」じゃなくて、正確には学校教育法施行規則第73条別表第2に基づく授業時間ですかね。「関係者」ということは内部通報でしょうか。記事だけでは全体像が見えません。

■「探究学習」に学校現場は混乱…“問いが立てられない”子どもたちに欠けている学びの土台(All About)
指摘通り、探求学習に限らずグループワークを成立させるためには「心理的安全性」は絶対の条件ですが、良かれと思って介入する教員が台無しにしてしまうことは往々にしてあります。

■県独自の学力テスト一斉に実施 小5と中2が対象 およそ1万8千人参加 大分(大分放送)
■大分県独自の学力調査 結果はどう生かされている?「毎週1回作文を書く」など各学校の良い取り組みを公表(テレビ大分)
記事を見る限りでは、労力に見合ったリターンはないという印象です。おそらく別の意図があって実施しているのでしょう。

高等教育

■大学の学部・学科新設が審査厳格化へ~定員割れ大学は募集停止か統合が加速か #エキスパートトピ(Yahoo!JAPANニュース)
予測通り、状況は加速するでしょう。

教育全般(国内)

■「喉に蓋がされたように声が出なくなる…」 人前で話せなくなる場面緘黙(かんもく) 当事者が苦しんだ幼少期を語る 理解を広げようと情報発信を続ける「親の会」も(琉球放送)
こういう症状があるという「知識」があるだけで、環境はずいぶん変わります。

教育全般(海外)

■米教育省、学生ローン延滞者から回収再開 5月から(Reuters)
容赦なし。10年くらい前は大統領選挙の争点にもなっていたはずですが。

■ハーバード大、トランプ政権を提訴 助成金凍結めぐり(AFP BB News)
■ハーバード大、米政権を提訴 助成金の凍結は「違憲」、停止求める(朝日新聞)
■米ハーバード大 トランプ政権を提訴 助成金凍結の取り消し求め(NHK)
■名門ハーバード大学がトランプ政権を提訴…約3200億円の巨額助成金凍結無効求め 「重要な研究がリスクにさらされている」(フジテレビ社会部)
対岸の火事じゃないよ。

【教育学でポン!?】2025年4月21日

非常勤講師のあと、オンライン会議。
【本日の歩数】7716歩■新座あたりに滞空。

ICT

■忙しい先生へ!60分の研修動画を5分で要点整理できる、お助け「NotebookLM」の活用術(こどもとIT)
他の使い方もできそうな予感。

■生成AIからのヒントに子供たちはどう反応する?~図画工作のアイデア出しと振り返りサポート(こどもとIT)
具体的にどのような効果を上げたいのかが明確だとAIが機能する、ということが分かる実践記事でした。

■都立学校16万人に生成AIの利用環境を提供、コニカミノルタが東京都の業務委託を受託(こどもとIT)
■【山口県】学習特化の生成AIスタディポケット 県内の全公立中学校で導入決まる(日刊新周南)
教育向けにカスタマイズされた生成AIが急速に現場に入ってきます。

■ミラッソが教員向けAI活用研修を実施、実践ワークで事例共有(こどもとIT)
いちど使ってみれば便利なことはすぐに分かります。

■足立区、区立小学校でAI型教材「Qubena」の採用学年を拡大(こどもとIT)
AI自動ドリルは完全に技術として定着しました。今後はさらに運用の知恵が蓄積されていくのでしょう。

■神山まるごと高専、ヒューマンアカデミーのSTEAM教材を導入(こどもとIT)
STEAM分野では次々と魅力的な教材が開発されています。

学校

■児童が”ルールをつくる”新渡戸文化小、狙うは「仕組みを変えた成功体験」 教員ら「社会は変えられない」の風潮に危機感(education×ICT)
根底に確固とした理念があるので、個別のアイデアを着実に実現させる力が湧いてきます。

■給食費の無償化「地域間の差や競争が生じないよう」全国初の全市町村で無償化実施の青森県・宮下宗一郎知事が要望(青森テレビ)
「無償化」という号令はかかりましたが、実現するためには極めてたくさんの課題を丁寧に解決していく必要があるのです。

■“飛び石連休”のGW、学校・会社休んでもいい?「休む時は休む」ラーケーション導入した学校の思い【Nスタ解説】(TBSテレビ)
遅れたぶんの授業をどう補填するかは気になるんですよね。

高等教育

■大学の授業を5分で体験、高崎商科大学が講義動画をYouTubeに公開(こどもとIT)
大学の存在感も高まりますかね。