「日々随想」カテゴリーアーカイブ

【教育学でポン!?】2023年12月30日

コロナ陽性でした。
【本日の歩数】2218歩■自宅療養。

働き方改革

■部活動費の徴収、民間移行で決済増え年2016億円市場に(讀賣新聞オンライン)
ワンストップ型サービスが次々と開発されています。使えるサービスはどんどん使うのがいいでしょう。

■本田圭佑、部活動の地域移行に持論「教員にとっては良いが、代償としてボトムアップのシステムが崩壊」賛否反応さまざま(中日スポーツ)
公教育システムにフリーライドしていたから可能だったことです。しかし部活動に限らず公教育システムの「ボトムアップ」の機能も失われつつあることには気をつけた方がいいのでしょう。

■中学部活を廃止へ 「地域クラブ」全面移行 26年度、山口・周南(毎日新聞)
大きな一歩を踏み出した地域の記事でした。たいていはここまでできていません。

学校

■【Japan Data】地元の公立学校を地域で支える:「コミュニティースクール」が1万8000校超える(nippon.com)
制度導入当初は多くの校長先生が懸念の意を表明していましたが、杞憂だった模様です。

■詰め込み教育受けた記者は見た 今春開校の神山まるごと高専の現在地(朝日新聞DIGITAL)
順調に指導している模様です。成果に期待しましょう。

高等教育

■特定分野の研究に強み持つ12大学に5年で最大55億円補助…東京芸大や信州大、広島大など(讀賣新聞オンライン)
「集中と選択」でうまくいくものなのか、結果を見守りましょう。

教育全般(国内)

■学校教育関係者向け、2023年がよくわかる「最も読まれた記事」トップ10 発達障害、いじめ、ICT活用、定時制高校ほか(education×ICT)
一年、いろいろありました。

■片山さつき氏、子ども食堂「日本では寄付が進まない」に「余裕ある市民なんていない」集まる批判、生活保護申請は前年同期比5.4%増(SmartFLASH)
こうなりますよね。

■子どもの視力が低下 1.0未満が過去最多に 改善傾向の小学校ではストレッチ 「距離・時間・日光浴」も意識して(福島テレビ)
正しい眼鏡をかけよう。

教育全般(海外)

■教育格差広がる日本と何が違う?授業料無料だけではないフランスの学び保障 受験のない国「その人らしさの開花」目指す価値(education×ICT)
コンドルセの理念が活きております。ということで、本当は「ライシテ」という概念を理解しないと、フランスの教育の本質はよく分かりません。

【教育学でポン!?】2023年12月29日

風邪をひいて、するつもりだったことが何もできませんでした。
【本日の歩数】3880歩■療養。

働き方改革

■部活動の活動費、広告収入でねん出…「何で金を出さなあかんねん」と最初は突き放されました(讀賣新聞オンライン)
広告の経済効果は二の次にして、「オール地元」の熱意を打ち出せればうまくいきそうな印象です。

ICT

■N/S高で文部科学省のメタバース実証調査を実施 メタバースの教育実装に向け、N/S高のバーチャル教育プログラムを活用(N/S高)
もう一般の学校でも、やろうと思えばいつでも実装可能でしょう。

■「第1回 情報活用能力検定」実施決定!無料参加自治体・小中学校を募集(PR TIMES)
今は進学へのインセンティブ等があるわけではありませんが、今後の展開によってはどうなるか。

■大学教育に生成AI 同志社大が1年間の実証実験へ 狙いは?(ITmedia NEWS)
使えることは間違いないとして、もうコスパの話に入っています。

ジェンダー

■反対…男女別学の埼玉県立高校“共学化”しないで 浦和高校の在校生、保護者、卒業生ら反対オンライン署名活動を開始 「別学」8校、「共学」3校の有志らも参画 メリット・デメリット検証、広く対話へ「共学・別学の共存は多様性の象徴」(埼玉新聞)
■埼玉名門校の“共学化案”に反対の声 男子校が絶滅危機?ジェンダーギャップ? 「多様性はむしろあると感じる」(ABEMA TIMES)
公立校共学化反対の理由が「多様性」とは、なんの冗談か。むしろ受験も廃止して学区化したほうが多様性にとっては良いでしょう。

インクルーシブ教育

■「2024年が東京都のインクルーシブ教育元年に」と期待の声 都教委が「支援員」活用で区市町村支援を検討(Yahoo!ニュースオリジナルThe PAGE)
本来なら支援員だけでなく「教員」の増員をしなければいけないはずです。一学級40人だと難しいことでも、25人ならできます。

学校

■大阪の私立高無償化、進学希望先が偏る懸念も…不公平感の解消が課題(讀賣新聞オンライン)
無償化の理念はいいとしても、強引なやり方が不信感を招いている模様です。

■排便教育ない日本、子供の26%「便秘疑い」の深刻 古い臭い学校トイレ、8割近くが「改修予定なし」(東洋経済ONLINE)
性教育を回避する傾向と何か同じ空気が漂っている感じがします。

■教育委員会が粋な即日配達、大谷グラブが子どもの手に まさかのXマスプレゼントに大歓声「中学は野球部に入る」 指宿市(南日本新聞)
■このグラブ…教育現場への大谷チャレンジだ 1校3個…未経験者、小規模校、マンモス校…有効活用へ知恵絞る(南日本新聞)
このグラブは存在自体が教材です。有効に使っていきましょう。

【教育学でポン!?】2023年12月28日

風邪をひいて、一日寝ていました。
【本日の歩数】1383歩■自宅療養。

働き方改革

■滋賀県の公立校、精神疾患で休職・休暇の教員が過去最多「大変重く受け止めている」(京都新聞)
どうして「仕事を減らす」と「人を増やす」の一言がなかったのでしょうか(いや、わかるけど)。

ICT

■「語学アプリ本当に効果ある?」英大学研究者がユーザー調査で突き止めたこと(Newsweek)
ほとんど何も言っていない薄い記事で驚きました。

学校間接続

■「中学受験」に向けて小学生たちがラストスパート 冬休み返上! 1日10時間の猛勉強 大阪市(関西テレビ)
人生はもっと有意義なことに使った方がいいと思います。

学校

■自発的な学びへ、宿題出しません 新庄・日新小が今春から、児童が選択(山形新聞)
宿題を廃止して勉強をしなくなる子どもは、宿題を出したからといって「学習」をすることはないでしょう。形式的に提出して何も身につかないだけです。

■「カフェを通じて学校を面白く」千葉の高校で開かれた居場所カフェ(TBSテレビ)
こういうところから学校という概念そのものがアップデートするきっかけになれば。

■公立中学に「ゴルフ部」新設、東京・青梅市で生徒数回復の起爆剤…自治会や練習場と連携(讀賣新聞オンライン)
効果があるかどうかはともかく、地域が危機感を持って立ちあがったことがまずは大事。ここから様々なアイデアを出していけばいいでしょう。

■子供の身を守る備品にも…PTAの“第二のサイフ状態”変えられるか 単独取材に河村市長「学校の予算増やす」(東海テレビ)
額を増やすだけでなく、教員の方で「使いやすい」ようにできないと事態は変わらないでしょう。

高等教育

■コロナで断念の留学支援へ、関西学院大が奨学金制度…卒業延期の学費分(讀賣新聞オンライン)
なるほど、みんなを幸せにする良いアイデアです。

幼児教育

■千葉県で認証制度スタート「自然環境保育」が幼・保の質向上に寄与する訳 森や山、川、海などでの活動通じて創造性育てる(education×ICT)
この制度には期待したいですね。成果報告を待ちましょう。

教育全般(海外)

■学費は中国の半分以下! 日本のインターナショナルスクールに「教育移民」が殺到中(東洋経済ONLINE)
本来なら教育のレベルの高さで外国人を惹きつけたいところですが、そういうわけではない。

【教育学でポン!?】2023年12月27日

集中力が切れるな、と思ったら微熱があったので、早めに寝る。
【本日の歩数】6557歩■自宅と学校を往復。

働き方改革

■公立小中95%以上がファクス使用…文科省は2025年度に原則廃止の方針(讀賣新聞オンライン)
ついでに押印が必要な書類も全部廃止しましょう。

ICT

■学びが良くなったと実感できる教育データの利活用を進めたい——文部科学省 藤原 志保氏インタビュー(教育とICT Online)
一人一台端末実現の次は、教育データの利活用が本格的な課題に。学習指導要領改訂に盛り込まれていくかどうか。

校則

■理不尽で根拠が不明確な学校の校則「ブラック校則」の現状について県議会議員が理解深める【徳島】(JRT四国放送)
内田先生の活躍を伝える記事でした。

不登校

■不登校の中学生対象「学びの多様化学校」、宮崎県延岡市が2024年4月開設(讀賣新聞オンライン)
■吉村知事 大阪府で不登校特例校設置へ バーチャル学習も可能「一人一人に寄り添う」(スポニチ)
こういう「辺境」から本来の学校の形そのものが見直される契機が生まれるでしょう。

学校間接続

■中学受験の激化、塾通いの低年齢化「椅子取りゲームで幸せになる人はいない」と金融教育家が考える理由(All About)
まともな記事でした。

■入学者選抜の”サンプル問題”を公表 2025年開校の県立中高一貫校「適性検査」「実技検査」 愛知県(CHUKYO TV NEWS WEB)
■愛知県で初の入学者選抜 “サンプル問題”を公表 県立中高一貫校附属中学校の「適性検査」(全コース共通)と明和高校附属中学校の音楽コース「実技検査」【画像あり】(CBCテレビ)
全国の公立中高一貫校の問題と同じ傾向で、読解力を重視しています。

学校

■120周年を迎えた復活の伝統女子校、山脇学園が掲げる「進化」と「自主性」 伸びる進学実績、米コロンビア大や医学部にも(education×ICT)
小手先の改革に走らずに教育の本質を見据えられるかどうかが勝負、というところでしょうか。

■毎年10万円も払う意味はあるのか?「抜けたいのに抜けられない」PTAが“P連”を退会するのが難しい理由(All About)
目的を見失うと、PTAに限らずどんな組織でもこうなる。

教育全般(国内)

■年末の無料食品配布やこども食堂の増加に大竹。「税収が3年連続で増えてるなら、もっと使い道考えて」(文化放送)
ですねえ。

【教育学でポン!?】2023年12月26日

残っていた事務作業を片付けました。
【本日の歩数】4065歩■自宅と学校を往復。

働き方改革

■人材確保を…小学校教諭の採用試験を複数回実施へ 大学3年生での“特別選考”も 新潟県教育委員会(BSN新潟放送)
確かに合格者も増えるでしょうが、合格者の辞退も同じくらい増えると予測します。

ICT

■NTTドコモ、オンライン授業動画コンテンツ「いっしょに学ぼう! comottoティーチャーズ」を無料提供 厚切りジェイソンやヒャダインの授業も(こどもとIT)
どんどんコンテンツの質が上がっていきます。

学校間接続

■「根深い親子のバトル」より深刻な「ネオ・ネグレクト」の親、塾を託児所代わりに 子の「他責言葉」に注意、親のために受験は危険(education×ICT)
それでも地域共同体が機能している間は何とかなったのでしょうが、新自由主義マインドによる自己責任論によってどうにもならなくなっております。

■来春私立中入試に「英語枠」続々…帰国生入試が厳格化、国内インター校生の獲得狙い(讀賣新聞オンライン)
ルールの隙を突く仁義も大義もない戦い。

学校

■統合校名、二転三転の末にやっと決定 鳥取の小学校(朝日新聞DIGITAL)
なるほど、「至誠」とは陽明学の概念由来の言葉でしたか。言葉自体に罪はありませんが、まあ、なんの文脈も背景もなく唐突すぎて意味不明で至誠もなにもあったものではなかったということですね。

■江津高校と江津工業高校の統合が正式決定 2028年度前後に統合 直近5年間は入学者の定員割れ続く 島根県(日本海テレビ)
既存の学校の概念そのものをアップデートできないと、みるみる学校が減っていくだけです。

教育全般(国内)

■「教育は最もこだわりたいテーマ」教育委員人事案を否決された最年少市長の想いとは?(FNNプライムオンライン)
記事を読む限りでは、しなやかで前向きですね。

■大学無償化で「あと2人産もう」となるわけがない…岸田政権の子育て支援策はなぜハズしまくっているのか(PRESIDENT Online)
そういうことなんでしょうね。

■ヤングケアラー支援対象に 法改正で明文化、18歳以上の若者も対象(朝日新聞DIGITAL)
せっかく作った「こども基本法」の精神を踏まえて、よろしくお願いします。

■加藤大臣が中高生と意見交換 学校や家庭以外の“居場所作り”の動き広がる(日テレNEWS)
「こども大綱」に反映しないと、話を聞いた意味がありません。