【教育学でポン!?】2023年7月29日

読書が進みました。
【本日の歩数】2351歩■引きこもり。

働き方改革

■授業時間「標準超え」一斉点検 教員の働き方改革で 文科省(時事通信)
おそらく意味がない(あるいは事態を悪化させる)アクションで、教員の働き方改革には結びつかないでしょう。なぜなら教育課程外の指導(補習等含む)には関係ありませんから。学習指導要領の法的拘束力を撤廃し、学校に教育課程編成の権限を譲り渡すくらいの勢いがないと。

■名古屋大学・内田良、学校部活動は「本当に地域移行できるのか」問題のカギ 教員の「善意・ただ働き」という前提から脱却を(education×ICT)
■学校も生徒も教員も参加率も大幅減 合同チームも増加中 加速する少子化で学校運動部活動どうなる?(日刊スポーツ)
■【部活どうなる(12)地域スポーツクラブ】誰でも気軽に…活動は盛況 それでも部活動「受け皿」は厳しく(埼玉新聞)
個人的には、学校教育の範囲での部活動という既存の観念にこだわっている限り、何をしようと早晩崩壊すると思います。学校単位で部活動を行うべき本質的な理由など何もありません。学校教育ではなく「社会教育」のカテゴリーで議論する枠組みを作れるかどうかが勝負かと。

夏休み

■“子ども親方”が熱い声援!「カブトムシ」の相撲大会 優勝は『小学2年の男の子』(MBS NEWS)
■夏休みの小学生に「医療体験キッズセミナー」 京都第一赤十字病院で開催(ABCニュース)
■夏休みに子どもたちが飼育員体験「なかなか汚れが取れなくてたいへん」弥生いこいの広場 青森県弘前市(ATV青森テレビ)
■八女市矢部村で夏休みの小学生が自然体験(KBC)
■「心を無にして…」教職員の健康維持へ 児童の夏休み期間を活用し座禅体験【新潟】(NST新潟総合テレビ)
■「お母さんの睡眠時間が長くなった」児童クラブで注文弁当 仙台市 保護者負担減へ試行(仙台放送)
子ども・保護者・教員にとって三方ヨシの夏休みになるかどうかは、地域の教育力が鍵を握っています。

不登校

■美濃市が「医療者と連携」し、市を挙げて不登校対策に取り組み始めた訳 学校の非公式ルール「かくれ校則」も見直す方針(education×ICT)
子どものほうを変える生-権力ではなく、学校のほうが変わるための知恵として機能しているようなので、期待が持てそうです。

■「また学校に行くのか…」夏休みが減るにつれてしょんぼりしてくる我が子に親がかけられる言葉(PRESIDENT Online)
子どもをどうにかしようとするのではなく、親の方の心構えを変えるための知恵なら、期待が持てます。

学校

■たった一人で2300人の児童・生徒を受け持つ「栄養教諭」が抱えるジレンマ 塩分調整・アレルギー対応、学校給食は課題山積(education×ICT)
現在の設置基準では4校あたり1人ですので、そもそもの法令自体から変えていくべきでしょう。

■伝統の男子校から男女共学化へ…関心高い? 鹿児島商業高の体験入学が例年の2倍、女子も19人参加(南日本新聞)
男子校であるべき本質的な教育的根拠もないので、進学を考える女子にもハードルは低そう。

■新羽小6年児童 名士たちから、「新羽」を学ぶ 自分たちの住む地域の歴史や成り立ちを探究(タウンニュース)
地域連携コーディネーターが機能している事例の記事でした。今後ますます重要な役割を担うポジションになると思います。