【教育学でポン!?】2023年9月2日

事務作業が捗りました。
【本日の歩数】208歩■ひきこもり。

学校

■学校の宿題を廃止して「家庭学習」にする学校が増えているが… 実態は“親に丸投げ”で成績に問題発生(All About)
教員ひとりあたりの子ども数が15人を切ってくれば、この記事で提案されているようなこまめなフィードバックは可能でしょうね。

■先生もわかってない?「読書感想文」本質的な意義 自分の考えを言葉にする快感を知るチャンスだ(東洋経済ONLINE)
教育原理的に言えば、そういうことを12歳以下の子どもにやらせるべきではない、とルソーが主張しています。ルソーが正しいかどうかは知りません。

■部活ができたのはわずか3日…記録的猛暑が部活動を変えた 20分動いたらクーラーを15分【福井発】(福井テレビ)
考え方を根本的に改める必要があるほどの環境変化。

■家族旅行、学校休んでOK 土日多忙、大分・別府市9月から(共同通信)
愛知県(名古屋市を除く)に続いて。

■「なくなったら選べない」県立高校統合計画 見直し求め姫路で署名活動/兵庫県(サンテレビ)
感情的には分かるとして、実際に解決しようと思ったら、既存の学校の概念そのものをアップデートする必要があります。

■「最高の教師」の次は日曜劇場「下剋上球児」…少子化のはずなのになぜ“教育ドラマ”が続くのか(デイリー新潮)
教育や学校の何かがおかしくなっている感覚が広く共有されているということでしょうか。

高等教育

■宇都宮大学 2024年4月に新学部「データサイエンス経営学部」開設へ ”デジタル人材の育成”(とちぎテレビ)
人材としてますます需要が高まることは間違いないところです。

幼児教育

■多くの人が知らない日本の「保育の質」が低下したワケ…待機児童減少、それでも「根深すぎる構造」がある(現代ビジネス)
なんでも金儲けの手段とみなされると、不正の温床となり、質が低下します。ビッグモーターと同じ。そしていわゆる「規制緩和」が、その傾向を助長します。

■保育士不足へ対応急務 子育て世代の転入で急増も 待機児童(時事通信)
待遇面の改善の他、「専門家」としての処遇も必要です。

教育全般(国内)

■「両親の出身校まで聞かれる」大手塾講師盗撮事件で改めて見えた塾の個人情報管理(FRaU edu)
■塾の「合格者貼りだし」が悪用は?進学塾の個人情報問題、子どもがさらされる不安(FRaU edu)
個人情報保護は学校だけに限らず民間企業も順守すべきルールなので、塾が逃れられるわけではないはずです。

■日本は学校の1クラス40人中、6人が貧困って本当ですか?それって多いんですか?【日本の貧困率の実態を解説】(THE GOLD ONLINE)
■宮崎県宮崎市 子ども1人あたり1万円を支給へ(mrt宮崎放送)
貧困層が生活を維持するための現金給付は必須としても、単なる無差別な「バラまき」は税金の使い道としては愚策中の愚策です。穴を掘って埋めるだけの作業にも余分な事務費がかかるのと同様、税金を集めてバラまく作業にも余分な事務費(人件費・通信費・印刷費)がかかります。1万円バラまくのに、余計に1万円かかるかもしれません。そんな無駄なことをするくらいなら、最初から税金を集めなければよかった。具体的には「子どものいる家庭は、通常の税金から一人あたり1万円控除」とすれば、余計な事務費も生じません。で、とすれば、いったん集めた税金は、バラまくよりも有効に活用する道を模索するべきです。具体的には、教育に使うべきです。教育にお金をかければかけるだけ、子どもの成長を後押しします。もっと具体的には、公教育に関わる教員を増やすべきです。長い目で見れば、一時的なバラまきよりもはるかに効果は高いはずです。バラまいた1万円は消費しておしまいですが、教育にかけた1万円は利子がついて返ってくるかもしれません。