鵜殿篤 のすべての投稿

【教育学でポン!?】2025年7月29日

回復したけど、明日以降の激務に備えて、いちおうゆっくりする。
【本日の歩数】1916歩■療養。

働き方改革

■教員免許の有無にかかわらず、多様な人材を教室へ。教育格差のない社会を目指すNPOの挑戦(日本財団)
こういう仕事そのものには社会的ニーズも個人的ニーズもあり、現代の課題に噛み合っているのでしょう。しかし一方で、大学の教員養成課程に対する国の政策とは必ずしも整合性があるとは言えず、全体としてはチグハグだと思うのです。

■教員の約3人に2人が休憩「ほとんど取れない」 トイレ行けず膀胱炎繰り返す教員も 小学館の教員対象メディアがアンケート(TBSテレビ)
■教員の勤務実態を5412人に調査、「約9割が休日も勤務」──半数以上は週3日以上の「持ち帰り残業」(こどもとIT)
小学校の場合は学級担任制でこうなります。中学校は部活動で忙しくなります。

■“教員の確保へ” 愛媛大学が教育学部に「地域教員希望枠」入試を導入(あいテレビ)
文科省は国立大学教育学部の教員養成機能を意図的に圧迫してきましたが、そのツケが今出ております。

学校間接続

■隣の学区の学校も選べるようになる「隣接区域選択制」 2026年度から市立小中学校で導入 通学距離の課題解消へ 岐阜・関市(中京テレビ)
限定的な選択制で、抜け道的な運用に対して警戒している様子が伺えます。

■高学歴と低学歴で本当に違いはあるのか。社会での学歴の意味を考える(DIAMOND online)
資本主義的なメリトクラシーに基づく「配分」の論理で、教育学的には意味のない話です。

学校

■中学校の給食「全員制」か「選択制」か 無償化でも昼食なくトイレに隠れる子も 学校給食の本来の役割とは【福岡発】(テレビ西日本)
市場原理による「選択」の論理より、福祉の論理を優先すべき事案でしょう。

■「自己表現と部活を両立し学校生活楽しんで」 高校で「部活ヘアサロン」 中国地方で初開催(テレビ山口)
化粧品メーカーのCSRの一環のようです。

■福島一小・四小・清明の再編 基本方針が決定 地域の活性化にも貢献する小学校に 計画に反映し説明へ(福島テレビ)
すんなりまとまるでしょうか?

幼児教育

■保育士不足の解消へ 学びやすい環境を整える大学 学費免除などの支援体制スタート 仕事の魅力感じられる体験会も(福井放送)
いろいろな策がありますが、養成段階のハードルを下げるのは真っ当な手段でしょう。

■保育士の「わいせつ処分歴」データベース、採用時の活用の有無を実態調査へ…全国の保育施設対象(讀賣新聞)
いろいろ意見はあるでしょうが、まず少なくとも既存のシステムは使った方がいいでしょう。

【教育学でポン!?】2025年7月28日

おかげさまで完全回復し、高校の同窓生と会うことができました。
【本日の歩数】6406歩■原宿交差点まで。

働き方改革

■「部活動自体が持続できる、やりたいことがやれる、子どもにとって一番いい方向を」部活動の地域移行でキックオフイベント 愛媛県(あいテレビ)
成功した感じでなによりですが、これをどう日常の活動に繋げていくか。

ICT

■Canvaが描く教育とAIの未来──共同創業者が語る、日本の教育現場での展開(こどもとIT)
なるほど、噂には聞いていたけど、良いツールのようだ。使うしかないか。

■Classroom Adventureが文部科学大臣に陳情、若者を取り巻くインターネット環境の安全啓発を要望(こどもとIT)
「レイの失踪」を開発したチームの記事でした。

ジェンダー

■男女別学の埼玉県立高に「早期共学化」勧告、中高生から反対意見…「残すべき」「共学化は苦痛」(讀賣新聞)
案外、子どもの方が保守的です。

学校

■元国立小教師が明かす「いい子」の仮面の裏側、「うああああ」で埋め尽くされたノートの闇 受験エリート校で「死ね」を連呼する児童の叫び(education×ICT)
様々な矛盾のしわ寄せを一身に受けたのに、よく頑張ったなあ。

■高校教育課程、柔軟に編成 次期指導要領で文科省案(共同通信)
高校はこの方向で文句を言う人はあまりいないでしょう。問題は義務教育段階の教育課程編成の方向性。

■高校再編の検討会議 大規模校は富山県内に1校の案 示される(NHK富山NEWS WEB)
■【富山県高校再編】大規模校は「1校」に…新田知事「交通至便な場所に」「メリット大きい」と方針示す(チューリップテレビ)
こんなん、富山と高岡で遺恨が発生するんじゃないの。

■「学校で授業がかなり減った」 水泳が苦手な児童が増加 背景に“コロナ禍”と“暑さ” 山梨(テレビ山梨)
コロナ禍の影響がダイレクトに目に見えてきております。

高等教育

■私大助成、少子化でめりはり 有識者会議で中間まとめ 文科省(時事通信)
世知辛い話です。

【教育学でポン!?】2025年7月27日

だいぶ楽になった。
【本日の歩数】245歩■療養。

不登校

■広島県福山市とNIJINアカデミーが連携、不登校支援にメタバース校舎を活用(こどもとIT)
テクノロジー的には普通になっているので、今後は運用の知恵の蓄積と共有が課題になります。

■学研が中学生対象のフリースクール「Gakken高等学院 中等部」を兵庫県明石市と加古川市に同時開校(こどもとIT)
民間教育産業が、少子化に伴う業態多様化で、不登校支援に急速に乗り出してきている印象です。Gakkenの場合、高等部はクラーク国際と連携がとれていますが、中等部が一条校との関係でどういう扱いになっているのかは気になるところ。

学校間接続

■「学歴なんかより『自分らしさ』のほうが世の中では大事ですよね?」。社会の評価指標を考える(PRESIDENT online)
「個性」という概念に対する歴史的洞察が欠けている記事でした。

学校

■自由進度学習は一歩間違えるとただの「放任」に…質の高い学びの「肝」とは 教師の意図と支援が”真の学び”を支える力に(education×ICT)
「自由」と「放任」が違うということを具体的な事例に即して示した記事でした。

■どこまで教育指導?“羽交い締め”で無罪判決…現役教師「教員は今たたかれやすい状況」「夏休みの宿題は数ページで『出してください』とお願いする」(ABEMA TIMES)
一般論としてはガイドラインを示すくらいしかできず、個々の事例に即して丁寧に考えるしかない。形式的には同じような事案でも、教員と生徒・保護者との信頼関係如何で判断はどのようにでも変わる。

【教育学でポン!?】2025年7月26日

熱は下がってきたけど、まだつらい。
【本日の歩数】2562歩■療養。

働き方改革

■多忙な先生に「やる必要ない仕事」国が示す利点、「学校の業務を仕分ける3分類」更新へ 学校の業務削減や分業が進まない5つの背景(education×ICT)
教育の地方分権理念に基づき、文科省というより教育委員会がキャスティングボードを握っているという事情もあるでしょう。

■保護者「20時から面談したい」現役小学校教員が明かす、“理不尽要求”に「私たちにも家族がいる」(TRILL)
解決に向けた何らかのヒントがあるわけでもない、ただの愚痴でした。

ICT

■小学校女性教員のプログラミング研修、みんなのコードが3年間の実践報告を公開(こどもとIT)
慣れてしまえばそんなに難しくはないはずです。

■子供の成果物からAIが所見を自動生成、ClassCloud開発のMikulakが特許を取得(こどもとIT)
そうそう。おそらく特に、どんな子どもに対しても肯定的で前向きな所見が出てくるようになったのがデカいんですよ。

学校間接続

■大学の「年内学力入試」増加、首都圏の私立大23校が新たに導入…「事実上の入試前倒し」批判も(讀賣新聞)
制度の隙を突く「抜け駆け」ですし、教育的にも望ましくありませんから、「やったもん勝ち」にしてはいけませんね。

■【教育特集】「私立無償化」で加速する「中受」市場(大阪日日新聞)
新自由主義者の狙い通り、公教育を骨抜きにする展開になっているということですかね。

■「高学歴の人は勉強ができるだけですよね。仕事ができるかどうかとは別だと思います」。大学受験の意味を考える(PRESIDENT online)
文化資本について学んでから喋った方がよいでしょう。

学校

■戸田市立美女木小学校で「わくわくラボ」導入、コクヨがPBL授業支援の実証レポートを公開(こどもとIT)
黒板に向かって全員が座っているレイアウトの教室では、やれることは限定されるのです。

教育全般(国内)

■スタバが子供に届ける「特別な体験」、8月1日より夏休みイベントを開始(こどもとIT)
CSRの一環でしょうか。

■万博で自由研究のネタ探し!中2男子を連れて行ったら充実度がすごかった(こどもとIT)
万博が学びになること自体は間違いないんですよね。

【教育学でポン!?】2025年7月25日

引き続き倒れております。
【本日の歩数】398歩■療養。

働き方改革

■教員の不足を解消するのため教職の単位減は効果ある?部活負担減で神戸市は志願者増 #エキスパートトピ(Yahoo!JAPANニュース)
一番効果のある方法(給料を増やす・残業をなくす)を封印しているから、変な対策しか出てこない。

ICT

■「教員や子どもが盗撮」「卒アルから性的動画」・・・深刻被害の背景に犯罪へと駆り立てるSNSの闇 子どもを被害者・加害者にしないためには?(education×ICT)
制度の整備やテクノロジー上の工夫で防げることは防ぎつつ、真正面から性教育を進めていくしかない。

■全国学調のCBT化で国がダッシュボード開発へ(教育とICT Online)
ここまで来て、ようやく「活用」の局面に入れるでしょうし、「全数調査」にこだわる本当の理由も見えてきます。

■生成AIを「学習に使う」10代が7割に──スマホ禁止よりも“問いの設計”が重要だ(Yahoo!JAPANニュース)
■生成AIの認知度が9割以上に、10代の利用は最多の6割弱──LINEリサーチ調査(こどもとIT)
まあ、総論としてはそうでしょう。しかし現場で具体的に実践に落とし込んでいくのは、大変ですね。

学校

■社説:成績評価見直し 子の意欲高まるように(京都新聞)
いわゆる「総括的評価」は、いくら工夫したところで所詮は総括的評価です。現在はICTの力で「形成的評価」の精度が格段に上がっているのだから、学びと一体化した形成的評価の可視化と共有に注力するのが真っ当でしょう。

■教員による性犯罪“増加”の理由とは 深刻な人材不足で“欠員放置”6割超…「現場疲弊」と「リスク拡大」の悪循環(弁護士JPニュース)
■教員による性犯罪の本質と背景──元教員のプロコーチが「光と影」の構造から読み解く(All About)
上の記事は制度・システム面から、下の記事は心理面からアプローチしたものでした。こうなってしまった以上は、あらゆる面から解決に向けた努力と工夫を重ねていく必要があります。

■教員悲鳴、プールは限界……学校水泳、持続可能な「令和モデル」は?(All About)
高度経済成長期だからこそ可能になったインフラ整備とメンテナンスが、少子化のシュリンク段階では持続不可能になった、ということでファイナルアンサーな感じです。

高等教育

■留学生増へ定員上限緩和、文科省 大学学部、26年度実施目指す(共同通信)
教育が国際産業になる時代ですが、日本の教育は魅力をアピールできるか。

幼児教育

■主食持参の保育施設が29% 「保護者負担軽減を」(共同通信)
「保護者負担軽減」という視点も大事ですが、「子どもの健康を保障する」という観点からも食育を考えたいものです。

教育全般(海外)

■教育「強豪国」エストニアが学校での「AIやスマホ」を推奨するわけ─「我々はより速く、より高度な思考が可能な生物に進化する必要がある」(COURRiER JAPON)
楽観的に思えますが、せっかく壮大な社会実験に突入するということなので、成果に注目しましょう。