【教育学でポン!?】2023年8月30日

細々とした事務作業を終わらせました。
【本日の歩数】7076歩■自宅と学校を往復。

働き方改革

■文科省概算要求5兆9216億円 教員不足の解消へ(FNNプライムオンライン社会部)
財務省との戦いが始まる。

■掛川市が学校の部活動を廃止へ “地域クラブ” への完全移行まで3年…見えてきた課題とは?(静岡県)(DaiichiTV)
学校主体の部活動は不当にも「競技スポーツ」に偏りすぎているので、こういう日常生活を豊かにするクラブが増えるのは良い傾向でしょう。

夏休み終了のお知らせ

■夏休みももう終わり・・・石川県内の一部の公立小中学校で2学期スタート(金沢テレビ)
■市立小中学校で始業式 台風被害で悲しいこともあった夏休み、友だちとの再会に笑顔 通学路崩落の大江学園はう回路で登校(両丹日日新聞)
新学期も張り切っていきましょう。

■会社は出勤なのに…きょう旧盆ウークイ、学校はなぜ休み? 今年は夏休みが終わったばかり(沖縄タイムス)
これは知らなかった。勉強になりました。

ICT

■便利だけど“問題点”も 人工知能「チャットGPT」…教育現場での利用も “宿題”での使い方には注意【北海道発】(北海道文化放送)
ものを見るときに「眼鏡をかけてはいけない。視力を損なう。」という法がないのに対し、ものを考えるときに「ChatGPTを使ってはいけない。創造力を損なう。」という法は有効なのかどうか。「車を使ってはいけない。足の筋力を損なう。」と同じか。

■全国10大学が連携、STEM女子支援の新プラットフォーム「Girls Go STEM!」設立(こどもとIT)
うちの学生も利用できるのかな。

インクルーシブ教育

■IQ130以上「ギフテッド」 苦手なことも生徒に合わせて、子どもの個性を生かす教育現場(メ~テレ)
既存の学校システムのままでは掬いきれないところ、今後どうしていくか。

不登校

■「学校行きたくない」 夏休み明け“行き渋り”は不登校の前兆か 医師が教える“3つの対策”規則正しい生活が第一歩(福井テレビ)
■もうすぐ2学期 悩みを抱えていませんか? 悩んでいたら相談を! 鹿児島(KTS鹿児島テレビ)
■学校に行きたくない“私”から学校に行きたくない“君”へ 「不登校生動画選手権」で小6の少年が伝えたかったこと(TBSテレビ)
「何の疑問もなく学校に行けちゃう方が不自然」くらいの勢いでいいですよ。

■熊本県天草市に「不登校特例校」…フリースクールを移行、柔軟なカリキュラム(読賣新聞オンライン)
既存のフリースクールが母体になっていると不登校特例校も作りやすい反面、一条校のルールに縛られるのでこれまでどおりのやりかたではうまくいかないところも出てくるでしょう。

■年10日程度しか登校できない中学生、オンライン学習で支援…カメラ・マイク「オフ」で参加も(讀賣新聞オンライン)
まずはどんなかたちでも社会との接点を保つことが大事なのでしょう。

学校間接続

■思考力を問う問題はないのか?「共通テスト」は無駄に長い問題文を“読み飛ばす判断力”が必要だった?(All About)
くどくどと分析していますが、教育原理的にはたいした意味がありません。本質的には、高大接続に関わる試験結果が「選抜」の資料として使われる以上、テストの中身そのものにいかなる工夫をしたところで、「学問の本質」には届かないということです。問題はテストではなく、「選抜」そのものにあります。

学校

■「体育の授業」でスポーツが嫌いになった人は半数以上。「笑われた」「理不尽」トラウマ体験を聞いた(All About)
教育原理的には、「普通教育としての体育」ではなく「専門的な競技としての体育」になっているところが問題の本質です。

■プールの水大量流出、教諭らの賠償を巡り抗議殺到 市長発言で火に油(毎日新聞)
■プールの水が5日間流出 約95万円を市が校長・教師に賠償請求 市民の抗議に市長反論(ABEMA TIMES)
■プールの水出しっぱなしで教員に水道代を自腹請求、問題の3つの背景(Newsweek)
これまでの教育原理的思考は、この種の問題に本質的な解決法を提示してきませでした。しかしやはりこういう現実的な課題に対して本質的な見通しを与えてやれないと、教育原理そのものの存在意義がないことになってしまうのでしょう。

■【大分】中学校の制服統一 家計にやさしいだけでなく…(OAB大分朝日放送)
教育原理的には、ルネサンス期の思想家エラスムスが教育的観点から服にこだわっていたことを想起しましょう。

■中心街から小学校がなくなる…? 尾道「街づくりを考えるシンポジウム」で学校再編案に異論(RCC中国放送)
既存の学校の形にこだわっていると立ち行かなくなります。新しい学校の形そのものを創造できるかどうかが問題解決の鍵を握ります。

高等教育

■私大定員割れ、初の5割超 小規模校は苦戦 私学事業団(時事通信)
高等教育のユニバーサル段階から、さらに事態がもう一歩先の次元に入りつつある印象。