【教育学でポン!?】2023年2月10日

雪が降っていたので、引きこもって原稿に集中していました。
【本日の歩数】749歩■家から一歩も出ず。

働き方改革

■働き方改革が進まないのは「保護者のせい」は本当か、学校が発信するべきこと 忖度して萎縮、業務の見直しできない真の理由(education×ICT)
ですね。風通しの悪い学校文化を作ってしまったツケが来ているだけなので、「情報共有」が進めば良いサイクルに入るでしょう。

■部活動の地域移行「指導者集まらない」(KNB)
「指導者の質の確保」と言っていますが、教員がやったところで質が確保できるわけではありません。いろいろなムリを教員に押しつけて成り立っていただけのものなので、できないのなら「やめる」という選択肢も検討していいでしょう。そもそも「部活動は全員参加」という暗黙の前提を破壊したら一気にラクになると思いますが、如何でしょう。

校則

■千葉の「進学校」はなぜ制服自由化に“失敗”したのか 金髪、遅刻、志願者減…生徒が変わってしまったワケ(AERA dot.)
制服自由化だけが理由ではないのでしょうが、象徴する事例ではあるのでしょう。

不登校

■全国初の「不登校特例校」夜間学校がなぜ香川県の三豊市高瀬中に誕生したのか 「首長はどうかハンコを」教員が懇願する背景は(education×ICT)
力強い記事でした。応援します。

■不登校の子どもに学びの場を…県内の実態は(abn長野朝日放送)
学校の外の「地域」に学びのリソースがあるという視点は、不登校に限らず、とても重要です。

インクルーシブ教育

■「特別支援と通常学級の子は違う」を取り払う、インクルーシブ教育の本質 全員特別それぞれ支援必要というマインドで(education×ICT)
社会にはいろんな人がいて共生するのだから、学校で共生が実現できなかったら「学校というシステムそのものがおかしい」という視点を持っておくことは大事です。

学校

■高校新学習指導要領「総合的な探究の時間」 、3観点に即した評価のポイント 長期的な視点で指導や授業と評価を一体化へ(education×ICT)
教員にはホンモノの教育課程編成能力が求められる時代になりました。この記事は、「評価」の観点から要点がコンパクトにまとまっています。

■学力や自己効力感が向上?「話す力」を育むプレゼン授業が導入校を増やす訳 1都11市区町が導入、教員研修もセットで提供(education×ICT)
日本人はよく「英語が話せない」と言われますが、実は単に「知らない人と話せない」だけだったりするのでしょう。

高等教育

■東京藝大、練習ピアノ売却の衝撃…年1%ずつ予算削減で「お金がない!」学費・学食値上げ、空調も不調の惨状(SmartFLASH)
確かに構造上の問題なのですが、前提として「日本が貧乏になった」という事実が重いのです。