教育学Ⅱ(龍ケ崎)-6

■龍ケ崎キャンパス 11/13(月)

前回のおさらい

・文部科学省が目指す大学教育の目的は、「答えがない課題に最善解を出す」ことだった。それはどういうことか?←まだ吟味がすんでいない。
・文部科学省が考える「人間とは何か?」について。「生き方についての探求は、人間とは何かという問いから始まると言ってもよい。人間についての深い理解なしに、生き方についての深い自覚が生まれるはずはないのである。」
・人工知能(AI)が発達した世の中では、多くの仕事が消えてなくなる。生き残るためには、人工知能には不可能な、人間にしかできない仕事とは何か?を真剣に考える必要がある。「人間とは何か?」を真剣に考えなかった人から滅びていく。
・「人間とは何か?」について、ある回答例→「人間とはスポーツをする動物である」

意見の吟味

「人間とはスポーツをする動物である」という回答が適切かどうか、吟味してみよう。
→人間以外の動物は本当にスポーツをしないのか。スポーツをしないとしたら、どうしてか?
→人間以外の動物がスポーツをしないとしたら、どうして人間だけがスポーツをするのか?
→スポーツをしない人間もいるが、どうしてスポーツをしないのか?
→スポーツをする人間としない人間では、何がどう違うのか?
→そもそも「スポーツ」とは何か?