【教育学でポン!?】2024年1月28日

採点作業を進めました。
【本日の歩数】2181歩■ひきこもり。

インクルーシブ教育

■どの子も地域の学校へ 国立市が「就学通知」で新方針示す フルインクルーシブ教育への第一歩に(Yahoo!ニュースオリジナルTHE PAGE)
教育委員会が理念を踏まえて腹をくくったようなので、次は現場が腹をくくれるかどうか。

ジェンダー

■「公立別学校は教育の多様性」 「共学化」巡り浦和高でOBらから意見聴取 “推進”求める声も(埼玉新聞)
何らかの教育原理的見識に基づいて反対しているわけではなく、単に「現状維持」を望んでいるに過ぎないので、公教育の原則に反する意見を「多様性」という言葉で粉飾するべきではありません。

いじめ

■「全国いじめ問題子供サミット」開催 小中学生135人が参加(フジテレビ社会部)
こども基本法に基づいて、大人たちはしっかり耳を傾けましょう。

不登校

■「不登校は社会的コスト」学校を基盤に福祉と連携するフランスの厚い支援体制 根底には「責任ある市民を育てる」という価値観(education×ICT)
良くも悪くもライシテの伝統が根底にあるのでしょう。教員はただinstructionの専門家として知育に関わるだけで、人格(市民)形成に関しては社会全体が責任を持つという。日本では教員が教科指導だけでなく生徒指導も担当しており、なかなかフランスのようにはいきません。

学校間接続

■“コスパ重視”で考える大学受験。共通テストの難化で見えたこと(日刊SPA!)
身もふたもない記事ではありますが、まあ、そういうことです。大学の意向というより、文科省の方針がそうなっています。

学校

■「日本中学生新聞」を発行する中1が考える、学校と日本の民主主義とは 中学生がSNSで「社会の疲弊」を実感した出来事(education×ICT)
これは応援したいですね。教育基本法第14条の趣旨を理解していない残念な教員は残念なことにたくさんいますので、めげずに頑張っていただきたい。

■人気漫画「ONE PIECE」題材に将来の夢を考える特別授業 子どもたちが海賊旗に書いた未来は?(京都新聞)
■文化人やタレントが小学生に特別授業「未来をつくる授業」 ベネッセとkhbが開催(khb東日本放送)
民間企業による教育CSRの一環でしょう。学校以外の場で教員以外の手による教育がどんどん広がっています。

高等教育

■大学の授業中、学生が鍋を食べる…驚きの光景にSNS賛否両論 許可した教授が明かす「自由」めぐる深い理由(J-CASTニュース)
「自由」について考えることがeducationとしての授業のミッションだとしたらいわゆる「中断の教育学」として成立する可能性もなくはないけれども、何かしらinstructionとしての授業の固有のミッションがあるのだとしたら成立しない議論でしょう。

幼児教育

■やっぱり保育士の人数は大事!現場で見た保育士不足の園の裏側(Yahoo!JAPANニュース)
まあ、現実はこうですが、問題の根幹は子どもの成長のための金を頑なに出そうとしない財務省の姿勢にあるのでしょう。

■保育園で「こども食堂」 子どもら笑顔 国が実施を支援…子育て支援の拠点となること期待 京都市(関西テレビ)
保育園には調理室もあるので、NPOが公民館等を借りて実施するよりも効率的なように思います。