【教育学でポン!?】2023年10月6日

金曜日は一限だけ授業。
【本日の歩数】9889歩■非常勤講師。

働き方改革

■【教員不足】学校だけに頼らない学びの場づくり 地域の人や学生が学校活動に参加(くまもと県民テレビ)
保護者や教師に丸投げするのではなく、社会全体で子どもを育てていく姿勢が大事です。

■地域移行へ人材バンク 中学部活動 茨城県教委が開設(茨城新聞クロスアイ)
マッチングのシステムが整って、ようやくスタートラインという印象。

ICT

■メタバース児童館「ロートの放課後」を開設、子供たちに居場所を提供(こどもとIT)
悪い大人と接触できないような仕掛けは必要そう。

校則

■“ブラック校則”を変えられないか 生徒による学校の校則見直し「ルールメイキング」 活動通じての先生と生徒の変化(TBSテレビ)
一時の盛り上がりに終わらず持続可能な取り組みにできるかどうかが重要な段階に入りつつあるように思います。

不登校

■不登校の息子「焦らせたくない」と専業主婦に 世帯収入3割減の不安 「フリースクールの費用、住んでいる地域で負担に差」(with news)
地域共同体が崩壊して子どもを受け止める場所が失われた後の剝き出しの「近代」とは、こういう砂漠。

■おいで、不登校のみんな 「好き」を育む学び舎 小田急がプレ開校(毎日新聞)
人数だけ見ると軌道に乗り始めているような印象を受けます。

■10年連続で過去最多となった不登校の子どもたちがカフェをオープン!社会で生きる力を身に付ける(PR TIMES)
実は不登校の子どもの保護者同士の繋がりがとても大切。

学校

■全国で唯一『不登校の現役中学生を受け入れる夜間中学』…“学びの多様化”の一つになり将来への扉に(富山テレビ)
■「とても刺激を受けた」20代から70代までの男女8人が夜間中学の授業を体験 大分(OBS大分放送)
■珊瑚舎スコーレの夜間中学校、来年4月に開校へ 沖縄県が設置計画を認可 私立の夜間中設置は全国初(琉球新報)
教育機会確保法の理念が、少しずつ現実化しつつあります。

■”息抜き””思い出づくり”先行で学びが置き去りに…保護者と教師の負担が大きい修学旅行を放置していいのか(PRESIDENT Online)
資本主義の成熟に伴って修学旅行の教育的価値が後退しているのは間違いないのでしょう。

■吉村知事が「国全体で高校授業料の完全無償化を」と要望 盛山文科相「地域によって考え方が…」(関西テレビ)
ワンイシューで是々非々でいうと「是」ではあります。が、偏差値に基づく高校受験がある限り、無償化によるコスパはかなり悪いでしょう。

高等教育

■「運動部学生の成績改ざん」って何だ?~中高年が知らない大学の変化を解説(Yahoo!JAPANニュース)
アメリカの大学の悪い部分だけ真似した感じ。ヨーロッパの大学ではそもそもスポーツが幅を利かせることが考えられません。

教育全般(国内)

■埼玉県条例改正で子どもの「留守番禁止」へ 子育て家庭に負担懸念も(毎日新聞)
■【賛否】全国初・置き去り禁止条例 小学3年生以下の留守番は虐待?子育て世代は困惑「仕事を辞めなきゃいけない」 埼玉(めざまし8)
■“子どもだけで留守番”は虐待に? 全国初の条例へ…子育ての実態にそぐわないとの声も 埼玉県議会 【#みんなのギモン】(日テレNEWS)
仮に保守論者が好きな「古き善き日本」があったとすれば、それは子育てを親だけに押し付けず、共同体全体が子どもを受け止めていた時代を指します。この条例は子育ての責任を保護者だけに押し付けようと意図に出たもので、「近代個人主義」が行きついた果てです。

■「自分も活動を支える一員に」鹿児島県内初のこども食堂支援自販機をJAに設置(MBC南日本放送)
こうやって共同体全体で子育てを支える手立てを充実させていく方が健全でしょう。