【教育学でポン!?】2023年8月31日

実習巡回は無難に終わりましたが、その後いろいろありました。
【本日の歩数】13026歩■氏家まで実習巡回。

働き方改革

■文科省、概算要求に5兆9216億円 教員の働き方改革を重視GIGA端末の更新予算も国負担で(こどもとIT)
■教員の長時間労働で対策 一般会計5兆9216億円―文科省概算要求(時事通信)
これでもまだ先進諸国の教育費に比べると低く押さえつけられていますし、そしてここからさらに財務省がイチャモンをつけてごりごり減らしていきます。

■公立中の部活地域移行で重点指定 スポーツ庁、9都道府県程度を(共同通信)
これでも全体的にはトーンダウンしています。

夏休み終了

■「学校に行く義務」はない 「9月1日問題」によせて(Wedge ONLINE)
■夏休み明け「学校がつらい」徳永有美アナも中学で1年間クラス全員から無視 加害者からどう逃げるか(ABEMA TIMES)
■しんどい時のSOSの出し方・受け止め方知ろう 自殺予防で啓発動画 SNSや電話の相談窓口も 【児童生徒の自殺、夏休み明け前後に増加傾向】(千葉日報)
■9月 夏休み明け、子どもの自殺増 無理に学校行かなくても 居場所の選択肢増やして 船橋でフリースクール運営 鳥居佐織さん 【地方発ワイド】(千葉日報)
■子どものSOS見逃さないで 9月1日は子どもの自殺者数最多 “口数が少ない、表情が暗い時は気にして”(CBC news)
■あしたから新学期でも「自分のペース」を大切に いま憂うつなあなたへのメッセージ(南海放送)
■夏休み明け、子どもたちの「つらいな」「しんどい」というサインに気づくために大人たちができること…SNSが加速させる学校コミュニティの閉塞感(集英社オンライン)
■アンガ田中 学校に「行きたくない」子どもにメッセージ「絶対に学校が全てではないと言ってあげたい」(デイリースポーツ)
■乙武洋匡氏 新学期前に不安を抱える子どもたちに提言「行かなくたってだいじょうぶ」(東スポWEB)
かつて地域社会のほうに封建遺制が残り、出自に基づく差別が根強かった時代には、学校はそのしがらみから脱出して広い世界で活躍するための窓口として有効に機能しました。仮に学校に適応できなくても、地域社会のほうに居場所がありました。しかし資本主義の発達と産業構造の転換に伴って伝統的な地域社会が衰退し、代わって学歴に基づく選抜と配分が人生にのしかかる世界になると、逆に学校のほうが威圧的な場所となります。そしてそこから零れ落ちた層を受け止める余裕が、もう地域社会の方には残っていない。だとしたら、大人たちが意図的に作り出していくしかありません。

■終わらない! そもそも必要? 「夏休みの宿題」記事まとめ(毎日新聞)
新聞サイト自らまとめ記事を作っていました。

ICT

■「なぜeスポーツだと『依存症』という言葉が出てくるのか」 “教育×ゲーム”に期待できる平等性とは(ABEMA TIMES)
勉強面に話を限ってしまえば、eスポーツに限らず、運動系スポーツの方にも「依存症」を含めた悪影響があるに決まっているのですが、正面切って主張することがないだけでしょう。身もふたもない話ですが、結局は「金」になるかどうかだけの違いです。

ジェンダー

■県立の女子高・男子高は共学化すべきだ…埼玉県男女共同参画苦情処理委が勧告(讀賣新聞オンライン)
■埼玉県立高、男女共学化の実現を 21年ぶりに同様勧告(共同通信)
どうせいつかはやらなければいけないのだから、早めに手を付けるのがいいのでしょう。

不登校

■「学びの多様化学校」に改称 「不登校特例校」を、文科省(共同通信)
さっそく後期の授業「教育課程論」に反映します。

■不登校生徒支援の「校内フリースペース」拡充 岐阜市内5中学校、来年度以降(岐阜新聞Web)
既存の学校の形そのものをアップグレードする可能性を持った取り組みです。

■小田急が不登校児向けスクール 神奈川県藤沢市〔地域〕(時事通信)
■不登校や引きこもりの子が一歩踏み出す「出場所」に…「少年自然の家」が施設提供(讀賣新聞オンライン)
様々な形でいわゆる「第三の場所」が増えつつあります。

学校

■「学校の怪談」から見えてくる子どもたちの日常と教師との「分断線」(nippon.com)
これは考えたことがなかった。記事は教育社会学的なアプローチでしたが、教育原理的にはどう扱えるだろう。

■「ラーケーション」とは? 授業ある平日も休みOKに、保護者の休みに合わせ家族で一緒に【Nスタ解説】(TBSテレビ)
実態としてはこれまでも普通にあって、これからそれが制度化されるだけという印象です。

■コロナでなく“暑さ”で…小学校の教室で「リモート始業式」体育館では熱中症の可能性と判断 石川(石川テレビ)
■教室の中で卓球 登下校はリュックサック 小学校では暑さ対策に試行錯誤・山形(YBC山形放送)
■部活の熱中症対策は万全? 安全確保へ求められる再点検 暑さ指数 個別に計測し判断(長崎新聞)
今年だけに限った話ではなく、来年以降も続いていくことを踏まえて、抜本的に対策を考える必要がありそうです。

■地元3高校どうする? 県の統合計画で住民ら検討会 「『教育のまち』へチャンスに」/兵庫・丹波篠山市(丹波新聞)
軟着陸できるか。

高等教育

■早稲田、明治、芝浦工大…広まる「100分授業」の功と罪 一部学生からの“不満”と大学側の“新たな悩み”とは(AERA dot.)
10分伸びたことで教員も疲れている、という話を聞いてあげてください。