【教育学でポン!?】2023年6月30日

いろいろあった一年の半分が終わりました。
【本日の歩数】7268歩■自宅と学校を往復。

働き方改革

■「博打が過ぎる」島根県・丸山知事が国の学習指導要領に苦言「センター試験が解けなくたって県知事はできる」(BSS山陰放送)
働き方改革を前進させる決意表明は心強い一方で、学習指導要領の本質を捉え損ねているところは専門家として気になります。「内容」が問題というよりは、法的拘束力で現場を縛るという「形式」が問題だと認識すべきところです。周りに助言してあげる人はいないのでしょうか。

■4年ぶりに減少に転じた地方教育費から透けてみえるのは自治体の〝怠慢〟なのか?(Yahoo!JAPANニュース)
ですよね。

■教員が足りないというのはウソ ある特定の「書類仕事」が現場を忙殺させている(AERA dot.)
現象的には御指摘通りですが、本質的には、現場を信用しない政治家と官僚の責任です。

■部活動の地域移行推進に向けた協議会【徳島】(JRT四国放送)
始まったばかり。

不登校

■「学校へ行きたくない私から、君へ」不登校生動画選手権 7/1から応募期間(TBSテレビ)
社会と繋がる窓口になれば。

幼児教育

■「保育士が足りない」現場の声…なぜ?少子化対策どうなる?札幌では新たな取り組みも(Sitakke)
そうなんですよね。

教育全般(国内)

■世帯年収による差が2.6倍、学力格差にもつながる「子どもの体験格差」とは 支援を「ぜいたく」だと感じる人に足りないもの(education×ICT)
理論的には、この記事の言う「体験」という概念がブルデューの言う「文化資本」とどう違うかがポイントになります。

教育全般(海外)

■フランスで一番“高い”小学校でおこなわれていること|筆記の授業では踊り、歌の授業では「シューマン波」(COURRiER JAPON)
私教育の延長としては喜ぶ人がいてもいいものの、フランスの「公教育」の理念からすればどうなんでしょう。

■オランダ語がデフォルトに? 英語力世界トップのオランダが、大学での「英語での授業」を減らそうとしているわけ(COURRiER JAPON)
ナショナリズムとグローバル化の間の葛藤です。

■米大学入試の人種優遇「違憲」 バイデン大統領「強く反対」(テレ朝news)
いわゆる形式的自由と実質的自由の葛藤であり、自由権と社会権の葛藤です。アメリカの伝統では前者を重んじる傾向にあり、特に裁判所にはそういう傾向がありますが、さてどうなるか。