【教育学でポン!?】2022年12月1日

五島美術館で開催中の特別展「西行―語り継がれる漂泊の歌詠み」を観てきました。お庭の紅葉も楽しみでしたが、12月に入ったというのにまだ6分から8分という感じでした。11月が暖かすぎ。
【本日の歩数】11222歩■二子玉川あたりを闊歩。

ICT

■勉強嫌いな子どもにも「学ぶ面白さ」がわかる「ゲームを通した学び」の可能性 学習ゲームの限界超えるGBLは実現できるか(education×ICT)
ルールを熟知してできることが増えることでゲームは面白くなりますので、現実世界のルールを知ることでできることが増えることの面白さが伝わるかどうかが勝負なのでしょう。

不登校

■不登校の子どもに「学校以外の居場所」つくる、7人の子を持つ母親の素顔 不登校過去最多、フリースクール運営に助成を(education×ICT)
真っ当な子だからこそ今の学校システムが辛くなっているという可能性を考慮しないといけません。

性教育

■性教育バッシングの旧七生養護学校事件 「萎縮」の指摘、あり方議論(毎日新聞)
純潔教育の教義に執着する宗教に肩入れする政治家がいなくなれば、必然的にこういう問題もなくなりそうなものです。

学校間接続

■「学ばない生徒と学べない学生」の危惧に揺れる教育現場(DIAMOND online)
教育学的には、大学が入試問題を自前で作る必要はありません。新自由主義的なマインドが教育も含めた日本社会全体を歪めている現状では、受験制度だけいじって何とかなる問題ではありません。

学校

■あきらめないで、学びの意欲 播磨初の公立夜間中学、来春開校 JR東姫路駅前の小学校内に(神戸新聞NEXT)
教育機会確保法によって全国的に設置が進んでいますが、兵庫県は4校目でかなり進んでいます。

■沖縄の公立中学でも定期テスト廃止の動き 「重点的に勉強できる」「負担増えた」反応さまざま(琉球新報)
やるかやらないかはまったく本質的な問題ではなくて、次の指導に活かせるかどうかが決定的に重要です。

■立命館宇治中学・高校 外国人教員など27人が臨時免許状の申請手続きせずに授業 生徒361人は補習(ytv)
仮にウッカリとしても、生徒にとってはいい迷惑でした。

高等教育

■Fラン大学OBが明かす“アホみたいな”中退事情 「彼女ができないから辞めます」(マネーポストWEB)
高等教育はとっくにユニバーサル段階になっているんだから、マス段階のイメージを引きずっても仕方ないでしょう。

教育全般(国内)

■子育ては罰ゲームなのか? 「親ペナルティ」をなくすために日本社会が向かうべき先とは(集英社オンライン)
決定的な問題は、家族や学校にあるのではなく、地域社会(非資本主義の領域)の教育力が衰退したことです。もともと地域社会が担っていた領域が家族や学校に押しつけられてオーバーロードしています。本質的には「公共性」を取り戻すことで解決するべきことですが、それができないのであれば行政的にテコ入れするしかありません。教師の数を増やすのは、比較的簡単にできることのはずですが。

教育全般(海外)

■海外教育移住で注目、世界最高水準「シンガポールの教育環境」が理想的な訳 ローカル校とインター校の特徴、その費用とは(education×ICT)
熾烈な早期受験競争という印象が強いシンガポールでしたが、「ローカル校/インター校」の具体的な違いはなるほどの記事でした。ただやはり金がかかるのは間違いなさそう。