【教育学でポン!?】2022年11月3日

めちゃめちゃ良い天気だったけど、ずっと屋内で仕事。
【本日の歩数】7064歩■自宅と学校を往復。

ICT

■学び方、教え方、働き方改革へ…さいたま市がベネッセなど4社と連携 教育データ活用で個別最適な学びに(埼玉新聞)
一人一台端末を揃えるだけでは教育DXには程遠いのです。次はこれ。

■奨学金サイト「ガクシー」会員増、背景に「放置されてきた2つの課題」 知られざる情報格差と業務非効率、DXで解消へ(education×ICT)
ニーズがあるところにポータルサイトやプラットフォームができると、爆発的に広がります。

学校

■自らも発言し、議論に飛び込んで探究学習を深める「ジェネレーター」とは 創造的で軽やかな教員が子どもの思考力を育む(education×ICT)
これからの新しい時代の教員像が分かりやすく示されている、よい記事だと思います。

■宇都宮に公立夜間中学を 「こぼれ落ちた人救う」 有志呼びかけ(毎日新聞)
教育機会確保法の精神が少しずつ形になっています。

教育全般(海外)

■国際バカロレア教育(IB教育)とは?スイスにある国際バカロレア機構が提供する教育プログラムについて解説(education×ICT)
実利的には、海外の大学に進学しようというとき役に立つようです。

■中国「都市戸籍より農村戸籍は不利」、戸籍制度とも絡む根深い教育格差の実態 超大都市に「不動産購入できない」が大きく影響(education×ICT)
日本にも似たような問題がありますが、ここまで極端ではありません。歪んでいます。いろんなところにしわ寄せが行っているでしょう。

■マレーシアで、あえて学校に行かない「ホームスクーリング」が支持される理由 「不登校」に希望を与える、前向きな自学の勧め(education×ICT)
勉強になります。ただ、記事には出てこないのですが、たとえばアメリカではホームスクーリングを選ぶ理由として「宗教」は大きなポイントになっています。学校に通うと進化論を勉強しなければならないので、それを避けるためのホームスクーリングです。

■エリート教育として注目!セレブ向け「ホームスクール」の今 アメリカを中心に、セレブや経営者の子どもたちに個別指導を行う企業の教育方針とは?(COSMOPOLITAN)
上の記事と同じくホームスクーリングの話ですが、教育史に関する教養が欠如している残念な記事でした。もともとヨーロッパの貴族は、子どもを学校に通わせることなく、家庭教師を雇っていました。エラスムスもロックもルソーも、家庭教師による教育を大前提とした教育書を書き残しています。近世初期に学校を前提にして教育を論じたのはコメニウスくらいです。だから実は「学校だけが学びの場」という考え方の方が産業革命後に説得力を持ったに過ぎない極めて新しい珍奇な発想であって、その事実を知っているだけですいぶん視野が広がるものですが、この記事にはそういう教養が一切欠けていて、薄っぺらく感じます。