【教育学でポン!?】2022年9月5日

懸案事項がいくつか少し前進しました。
【本日の歩数】5314歩■自宅と学校を往復。

働き方改革

■福島県内教員130校140人不足 前年度比60人増 福島県教委調査 代役調整付かず(福島民報)
小手先の弥縫策を続ける限り、状況は悪化し続けるでしょう。

ICT

■教育×IT なぜ自治体が不登校対策にメタバース導入?(テレ朝news)
不登校に限らず、みんなこれでいいかもよ?

■増え続ける児童虐待、一時保護にAIも活用 国が新たな総合対策(朝日新聞DIGITAL)
使えるテクノロジーはどんどん活用しましょう。でも本質的には、人にお金をかけてほしいです。

■学力・学習状況調査のオンライン化で予備調査(テレ玉)
民間IT企業が仕事をひとつ失いそうです。

不登校

■フリースクール 不登校の子どもたちをケア(ytv news)
教育機会確保法の登場によって、フリースクールの役割に対する認知も進みました。

■「学校に無理して行く必要はない」自身のいじめられた体験を描いた漫画家の思い 子どもの自殺減らすためには?(CBC news)
■「もう学校行きたくない」は“ギリギリ状態” 夏休み明け増加「子供のSOS」 “チャット対応”相談窓口も【大阪発】(関西テレビ)
子どもは人生経験が少ないぶん、後先考えずに衝動的に行動することがあり、大人が想像する以上に展開が早いので、気になる変化には急速に対応する必要があると、専門家は言っています。

学校

■公立中高一貫校では全国初 明和高校併設の中学校に「音楽コース」 中学校は2025年度に導入予定(メ~テレ)
中学校からの分岐が本格的に始まります。

■「県立高校再編」県教委に説明求める声 当事者の生徒ら「議論の場を」、住民「死活問題」(神戸新聞NEXT)
従来の学校の形にこだわっている限り、学校を残したところで、ただジリ貧を待つだけです。画期的なアイデアが出ることを期待します。

■いすや机…学校の備品譲ります 今春閉校の下田稲生沢中学校 市民へ思い出に(静岡新聞)
古民家カフェ的なところへの需要はあったりするのかな。

高等教育

■大学教員、複数の大学に「在籍」OK…デジタルや脱炭素など新分野の専門家「共有」へ(讀賣新聞オンライン)
裏の話、専任教員の確保には各大学の教職課程も苦労していたりするので、良いか悪いかは別として、この規制緩和によってけっこうな影響が出たりする可能性はありそう。あと具体的にお給料の体系がどうなるかは難しい話になるか。

教育全般(国内)

■ドキュメンタリー映画『教育と愛国』、日本ジャーナリスト会議による「JCJ賞」大賞受賞(ORICON NEWS)
■「教育と愛国」優れたジャーナリズム活動を顕彰するJCJの大賞に、映画は17年ぶり(映画ナタリー)
率直な感想では、こういう危機は2年くらい前から急速に萎んできている印象です。代わりに実践的なICT課題が前面に浮上しています。同じような感想を持っている他の研究者の見解を各所で見聞きもします。ただし、そういう油断がいちばん危険だったりもします。