教育概論Ⅱ(栄養)-1

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授業の目的

・本講義は教員免許(家庭科教諭・栄養教諭)取得に関わる授業であり、特に「教育課程の意義及び編成の方法」について扱う。
・「教育課程」とは何かについて理解する。
・教育課程を編成する原理について、教科を横断する内容等も含め、基本的な考え方のパターンを理解する。
・『学習指導要領』の性格を理解する。
・現行『学習指導要領』の背景を理解する。
・カリキュラム評価の基本的な考え方を理解する。
・『学習指導要領』の変遷と背景について理解する。

※現行(平成29年3月)の『中学校学習指導要領』を手に入れておくこと。

評価

・期末テストと提出課題(全2回予定)によって評価する。
・出席が足りなかった者には受験を認めない。
・出席はmanabaシステムを利用する。スマホを忘れたものは、紙媒体で出席を取るので、授業後すぐに申し出ること。

教育課程とは何か?

・英語では「カリキュラム」。
・教育実践のサイクル。目的→計画→実践→評価→目的
・目的を達成するためには、適切に計画を立てなければならない。
・復習:教育の目的とは??

教育の計画

※いつから、いつまで、どこで、だれが、誰に対して、何を、どのように教えるか?
・いつから:現在は義務教育は6歳からだが……
・いつまで:現在の義務教育には留年がないが……
・どこで:現在の日本では学校だが……
・だれが:現在の日本では、教員免許を持って正式に採用された者だが……
・誰に対して:現在の日本では子供だが……
・何を:
・どのように:

教育計画の主体

※だれが、どのような権利で、どのように決めるか?
・だれが:家庭、教師、学校、国家
・どのような権利で:
・どのように:

学習指導要領

・復習:『学習指導要領』の性格について。
・「学習指導要領とは、こうした理念の実現に向けて必要となる教育課程の基準を大綱的に定めるものである。」(2頁)
・「学習指導要領が果たす役割の一つは、公の性質を有する学校における教育水準を全国的に確保することである。」(2頁)
・「各学校においては、教育基本法及び学校教育法その他の法令並びにこの章以下に示すところに従い、生徒の人間として調和のとれた育成を目指し、生徒の心身の発達の段階や特性及び学校や地域の実態を十分考慮して、適切な教育課程を編成するものとし、これらに掲げる目標を達成するよう教育を行うものとする。」
・復習:『学習指導要領』の構造について。

復習

・教育課程とは何か、自分の言葉で説明してみよう。

予習

・自分が中学生の頃の時間割を思い出しておこう。