「日々随想」カテゴリーアーカイブ

【教育学でポン!?】2020年11月23日

新嘗祭なのに、今日もずっと仕事。勤労できることに感謝。

オンライン授業・ICT

■今年から必修「プログラミング」 “問題解決型の思考”習得を(FNNプライムオンライン ※映像と音声が流れます)
ごく初歩的な内容ですが、まあ知るきっかけとしてはいいのかな。

教育全般(国内)

■河野規制改革相、「子ども情報」一元化を 3次補正、調査費計上へ(時事通信)
まず「子ども家庭省」を作って、内閣府から権限を移管するのがよいような気はしませんか。

■宮城の小中学校、不登校支援3割未計画 機会確保法の理念浸透せず(河北新報)
教育機会確保法の実施状況がどうなっているか、その一端をうかがえる記事でした。

■大人になるにつれて”学び直し”がしたくなる。「リカレント教育」で新しいキャリアを作る(TRILL)
ごくごく初歩的な内容の記事でしたが、まあ概念を知るきっかけにはいいのかな。

■創造的カンニングの奨め 会社で最も見晴の良いところに社長室を作るな!(JBpress)
言いたいことそのものは分からなくもありませんが、「カンニング」という不適切な言葉を使わなくても同じことは言えると思いました。

■「リケジョ」を増やせ 小中学生に大学生が授業(テレビ大阪ニュース ※映像と音声が流れます)
良い取組みですね。

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【教育学でポン!?】2020年11月22日

研究室の窓から富士山が見えるんですよ。そんなわけで、三連休の中日で絶好の天気だったのに、ずっと仕事をしていました。

教育全般(国内)

■教員の長時間労働・固定化を食い止めろ!~条例による公立学校・一年単位の変形労働時間制導入阻止~(嶋崎量)
■教員に1年変形制導入へ/北海道議会が条例案/「現場無視だ」と教職員組合(機関誌連合通信社)
いま急速に事態が展開していることを推測させる記事です。最悪のストーリーは、このまま教員の労働条件が悪化し続けて教員志望者が激減し、教員を補充するという名目で教員採用要件が規制緩和され、教員免許なしでも教壇に立てるように制度が作り替えられることです。30年前から徐々に進行しつつある「公教育の終わり」が完了しそうな気配すらあります。

■財務省の「少人数学級の効果はない」に対する教員からのブーイング(BEST T!MES)
財務省の本心では、少人数学級を否定するどころか、公教育制度そのものを破壊して、教育にお金をまったく出さない方向に持っていきたいのでしょう。

■調べればわかるのに… 大学教員が戸惑う「学生の検索離れ」の実態(マネーポストWEB)
個人的にはそういう事態に遭遇したことはありません。

■ハーバードで学んだ真実「日本人の読み聞かせでは子どもの思考力は育たない」(PRESIDENT Online)
なるほど、ありそうなストーリーと解釈ですが、だからこそ眉に唾をつけつつ読むのがよい記事でしょうね。

■児童減…学区外からも入学を 三島・坂小の魅力、冊子でPR(静岡新聞SBS)
■小学校統廃合見直しを 三浦市民有志、市に提案書(カナロコ)
「限られたパイの取り合い」になった段階で、もうほとんど見込みがないということは、自覚していいのでしょう。既存の学校や教育に対する思い込みを取り払わないと、抜本的な解決にはなりません。

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【教育学でポン!?】2020年11月21日

あまりにも良い天気だったので、家から六義園まで歩いて(45分)行ったら、事前予約制で入れませんでした。ちゃんと調べてから行きましょう。残念だったので、さらに15分歩いて旧古河庭園に行ってきました。綺麗でした。

文部科学省

■萩生田大臣が国公私立大学の学長(大学4団体会長等)とコロナ禍の中での大学の「授業の在り方」「入学者選抜」「就職活動」の課題について意見交換(文部科学省)
意見交換は密でお願いします。

オンライン授業・ICT

■コロナが再定義する大学とグローバル化の行く末/吉見俊哉氏(videonews.com ※映像と音声が流れます)
内容ではオンライン授業の話がけっこう多かったです。吉見俊哉の大学論はおもしろいけれども、ダイジェスト版しか見なかったということで、すみません。

教育全般(国内)

■県教育長に「学びの場」確保を要望 高校再編に元校長ら(AGARA)
気持ちは分かりますが、「学校」というものの形を根本から考え直さない限り、再編成は避けられないでしょうね。学校の常識を捨てるところから始めないと。

■感染防止と教育の両立に完璧な解はない——喜連川 優氏(国立情報学研究所 所長)インタビュー(教育とICT Online)
単刀直入に核心に触れているように思います。

■教育連携の重み実感 大学生が小学校清掃→子どもの命を守る(岐阜新聞Web)
学生のボランティア活動は、本当に素晴らしいです。しかし本当は、予算をつけて業者を呼ぶべきです。しわ寄せが学生に行っていると理解するべき話で、単純に美談にすることはしてはいけないように思います。

■広尾学園が「生徒を子ども扱いしない」真の理由 進学校化する中で気づいた学校教育の落とし穴(education×ICT)
なるほど、子ども扱いせずに全力でホンモノを見せることの大切さですね。志の高さを感じる話でした。

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【教育学でポン!?】2020年11月20日

実習巡回指導の帰りに寄った有栖川宮記念公園。都内も紅葉が見頃になってきましたね。

オンライン授業・ICT

■1人1台端末で新たな問題が学校で生まれようとしている(前屋毅)
なるほど。壊れたときのメンテナンスなどを中心に、いろいろ予想もしなかった問題が続出するでしょうね。

■続くオンライン 大学の事情と学生の心の内(BSN)
ですよね。

教育全般(国内)

■日本の教員があまりに疲弊せざるをえない事情 中学校教員の6割近くが「過労死ライン」超え(東洋経済ONLINE)
ですです。まずは基本的な事実が押さえられている記事です。

■トイレ掃除をするのは児童?教員 コロナ禍の小学校ではこんな問題も(OVO)
業者を呼びましょうよ。そのための予算をつけましょうよ。

■「教育長からパワハラ」市立小元校長が訴え 福山市教委(中國新聞デジタル)
この記事だけでは真偽がよく分からないので、冷静に続報を待ちましょう。とはいえ、福山はいろいろ起こりすぎ。

■旅客船が漂流物に衝突浸水 小学生ら62人全員救助 香川 坂出沖(NHK)
■緊迫の数十分間…同乗していた白川校長が語った生死を分けたとっさの判断とは【香川・坂出市】(OHK ※映像と音声が流れます)
なんという間一髪の事故。教員免許の取得を目指す学生に対し、修学旅行や遠足中の事故に関する知識は「特別活動」の時間でしっかり教えたいものです。

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【教育学でポン!?】2020年11月19日

玉堂美術館を観てきました。川合玉堂の絵は、簡素に見えつつとても巧くて、好きです。写真は御嶽渓谷の紅葉。

文部科学省

■“できるだけ対面で授業を” 萩生田文科相が大学側に要望(NHK)
■大学の対面授業、文科相が要請 大学側は「誘導避けて」(朝日新聞DIGITAL)
さすがに間が悪い感じはします。

オンライン授業・ICT

■「AI先生」が教えます エドテックで変わる教育現場(47news)
使える技術はどんどん使いましょう。人間の方は「何にどう使うか」を真剣に考えましょう。

教育全般(国内)

■学びは学校から与えられるものではない。学校が担う本当の役割とは?(こどもとIT)
なるほど、村井教育学とイリイチが背後にありましたか。筋が通っているはずです。イリイチのアイデアは、ICT環境が揃ってきた今だからこそ実現できるものなのかもしれません。

■3密回避の少人数学級、費用に見合う効果はあるか?(JBpress)
「教育は人なり」という格言を真っ向から否定しにかかる論考ですね。まあ一つの見識ではありますが、教育費の一般財源化が悲惨な結果を招くだろうことは予見しておきます。

■教員採用試験で「合格者20人」足りない…基準点設定に誤り(讀賣新聞オンライン)
早めに分かって良かったと思うしか。

■多様な人材を教育界に呼び込むためにも「わいせつ教師を教壇に立たせない」法改正が必要だ(FNNプライムオンライン)
わいせつ教員問題は早急に解決してもらいたいですが、実はこの記事のポイントは「教員免許制度の抜本的な見直し」にあります。

■「小学校でのあだ名禁止」が引き起こす”いじめ”より深刻な大問題(PRESIDENT Online)
ですよね。

教育全般(海外)

■新型コロナ感染、9人に1人が子ども 失われた世代を生まないために ユニセフ、報告書発表(unicef)
子どもは重症化しないと声高に主張している人々もいますが、さて。

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