【教育学でポン!?】2025年1月2日

風邪が完全に治らず、正月だけどどこにも行かない。
【本日の歩数】256歩■療養。

ICT

■中学生起業家の挑戦、AI時代の教育をつくる!!(こどもとIT)
アントレプレナーシップ教育の実際が分かる、おもしろい記事でした。個人的には、単に個人資産にしか関心を持たない金融教育よりも、社会と自分の関りについて考えるアントレプレナーシップ教育のほうを優先した方が健全だと思っています。

■高校生1,673名に「情報Ⅰ」の取り組みを調査――高3生の約8割が入試に利用、6割は「授業が楽しくない」と回答(こどもとIT)
なるほど。こういう学生が来年には大学生になるのね。

■問題作成や採点・成績処理を代行、教員の負担を軽減する校務サービスを提供 残業時間の20%削減を目指す(こどもとIT)
採点や成績処理をアウトソーシングできるには、たしかにありがたい。

■教育DXを支援する「ヨリソル」、教職員の働き方改革を実現する人事関連機能を強化(こどもとIT)
研修成果の可視化などマネジメント面の強化はよいとして、これが「評価」(とくに給料査定)と紐づくようになるといろいろ考えることが増えます。

■無料の「ChatGPT」で英語学習やメールの返信文面を作成:生成AIことはじめ(BUSINESS INSIDER)
極めて簡単なエントリー記事ですが、こういう入り口は常に用意されている必要があります。

不登校

■不登校の支援情報まとめサイト開設 相談窓口や施設案内、関連サイトも紹介(福島民友新聞)
こういうのはえてして作っただけになりがちなので、運用とアップデートが重要です。

学校

■日本一を目指す足立区の給食、ミールキット&レシピ本で魅力を発信(こどもとIT)
地域と一体となった楽しい取り組みです。

■『崩壊する日本の公教育』(集英社)(ALL REVIEWS)
学校教育に限らず、「公共」という概念が資本主義の発展(お金優先の価値観)によって掘り崩されてしまいました。

教育全般(国内)

■【対談前編】これからは”社会のため”を考えられる子どもにチャンスが来る 親は子どもを枠に閉じ込めたり先回りしないで(education×ICT)
■【対談後編】お金を稼げるのは「誰かの役に立つから」だと子どもに伝えたい 「なによりお金が大事」の思考が本末転倒な訳(education×ICT)
いわゆる「金融教育」への違和感が丁寧に言語化されるなど、社会の成り立ちや現状の課題が飾り物の流行語でなく自分の言葉で原理的に表現されていて、良い記事のように思いました。

■家では話せるのに、学校では喋れなくなる…ドラマ「放課後カルテ」で注目された「場面緘黙」の子が身近にいたら?専門家に聞く(J-CASTニュース)
時間をかけて丁寧にやっていけばいいのです。記事のトピックだけでなく、教育全体に通じる考え方です。