【教育学でポン!?】2024年5月27日

『ありふれた教室』というドイツの学校を舞台にした映画を観てきました。日本とドイツで学校の抱える問題がけっこう似ていることを実感しました。
【本日の歩数】11496歩■池袋をぐるぐる。

ICT

■米中学校副校長は、どうやって全校生徒の「スマホ中毒」を止めることに成功したのか?…携帯を手放し、同級生と会話し始めた生徒たち(COURRiER JAPON)
しかし最終的には学校の方が根本的に変わらなければいけない羽目に陥るでしょう、と予言しておきます。

■アバターがフィリピンの子どもたちと交流 仮想空間で学ぶ英語!最先端の授業を公開 中泊町(RAB青森放送)
VRは、不登校の領域と並んで外国語習得のために有力な手段になりつつあります。

学校間接続

■「進学指導重点校」とは?東大合格者数トップ10に入る都立高校の教育水準 ハイレベルな入試問題に独自のカリキュラム(education×ICT)
いろいろな歪み(教育の本質とは関係ない要求により教育の本質が後回しにされること)が垣間見える記事でした。

学校

■ゆとり教育への反動で復活した土曜授業 全国の実施率は1割…学力低下の反省というが、現場の先生は8割「なくてもいい」 鹿児島県一斉導入10年(南日本放送)
なくていいでしょう。

■熊本初の夜間中学「ゆうあい中」 多様なクラスメートがグータッチに込める思いとは… 熊日記者が1日〝特別入学〟(熊本日日新聞)
夜間中学の準備や開設の記事はよく見ますが、実際の授業の様子が分かる情報は貴重です。

■富山県教委が高校再編で地域の意見を聞くワークショップ開始…初回の新川学区では4校が検討対象の可能性(富山テレビ)
教委のアリバイではなく、生産的な議論になればいいですね。

■全国募集は2年間で5人が入学の三戸高校 住民向け説明会で県外生徒の受け入れに協力求める 三戸町(RAB青森放送)
学校を残すことそのものが目的になってしまうと、いろいろ歪みが出ると思います。地域の課題に正対できるかどうかが勝負でしょう。

高等教育

■東京大、授業料値上げ検討 学生ら「学ぶ自由脅かす」 他大学にも影響か(時事通信)
大学の経済基盤を強化するためにいろいろ動いていたはずですが、どうなったんですか。

■広がる大学生たちのプロテスト 黒部睦が東大駒場で一夜を共にした(Yahoo!JAPAN!ニュース)
「指を咥えて見ているだけ」では世界は変わらないのです。

教育全般(国内)

■子どもの「第三の居場所」篠栗町で来年8月の完成目指す 家庭や学校で悩みを抱える子が安心して過ごせる場所に 県内で3か所目 福岡(FBS福岡放送)
地域共同体が機能しなくなったので、意図的・人工的に「第三の場所」を作っていく必要があります。